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【サクラセブンズ候補熊谷合宿メンバー】

8月13日からのサクラセブンズ候補熊谷合宿の参加メンバーが発表になりました。

 

伊藤優希 三重パールズ

大黒田裕芽 アルカス熊谷

大竹風美子 日体大

押切麻李亜 北海道ディアナ

香川メレ優愛ハヴィリ アルカス熊谷 熊谷女子高3年

黒木理帆 立正大3年

小笹知美 北海道ディアナ

白子未祐 日本ラグビー協会

鈴木彩夏 龍ヶ崎グレース 流経大4年

鈴木陽子 アルカス熊谷

田中笑伊 日体大2年

堤ほの花 日体大4年

永田花菜 日体大1年

中村知春 日本ラグビー協会

バティヴァカロロ ライチェル海遥 アルカス熊谷/立正大4年

原わか花 東京山九フェニックス

平野優芽 日体大2年

弘津 悠 SCIX/早大1年

マテイトンガ・ボギドゥラマイナダヴェ アルカス熊谷

藪内あゆみ ながと ブルーエンジェルス

横尾千里 東京山九フェニックス

 

 

この合宿は、8月末に始まるアジアセブンズシリーズに向けた合宿です。熊谷合宿のあと、弘前合宿を経てアジアシリーズに臨むわけで、今回のメンバーはこれまでのサクラセブンズスコッドとユニバ代表に、アカデミー生を加えた布陣です。

楽しみな選手が並んでいますね。

注目はケガ等で代表を離れていた横尾選手、ライテ選手が入っていること。

これまでも、合宿参加メンバーとしては発表されていなくても、実は練習生で合宿に参加してたりしたんですが…

どんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみですね。

 

そして東京オリンピックまで1年を切り、シミュレーション合宿を終えて、改めてスタートする合宿です。

一方で、先日の成田でのトライアル合宿参加者は1人も選ばれていません。

↓↓↓↓↓↓RUGBYJapan365のレポートですhttps://rugbyjapan365.jp/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E4%BA%94%E8%BC%AA%E3%81%B8%E3%80%8C%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%8D%E3%81%8B%E3%81%91%E7%81%AB%E8%8A%B1%EF%BC%81%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%AB

東京五輪へ「ラストチャンス」かけ火花!サクラセブンズトライアル

察するに、成田合宿自体が選手たちには事前アナウンスがなされていなかったくらいで、今回は間に合わなかったのかな……と推測します。あのトライアルマッチのパフォーマンスが、このメンバーに劣っているとはさすがに言えないでしょうね、というのが現場で目撃した感覚です。

言い換えると、オリンピックスコッド&トレーニングスコッド&セレクターにもいい意味のプレッシャーがかかるんじゃないかな。考えてみたら、五輪1年前の時期に、ああやって太陽生命シリーズの実戦で結果を出した選手を集めてトライアルの機会を与えたこと自体素晴らしい英断だったと思います。絶対モチベーションになりますよね。でもトライアル組の良かった選手を引き上げないと、いろんな声が出てきちゃうかも。

 

成田でのトライアルマッチのとき、稲田HCは「12月までは国体も含め、選手たちのパフォーマンスを見て、いい選手はセレクションの対象にします」と話しました。

 

代表のセレクション、マネジメントは本当に難しいと思うけど、五輪を掲げてたくさんの人たちにたくさんの時間を割かせてきたのだから、チームをまとめるスタッフはしっかり選手と向き合って、セレクション情報も公開してほしいと思います。それでこそ五輪に向けてのワンチームでしょう!
サクラセブンズ、日本女子ラグビーの総力をまとめあげてがんばれ!

 

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  • またブログの間隔が開いてしまいましたが…

    9日は猛暑の中、成田で行われたサクラセブンズのトライアルを取材に行ってきました。

    RUGBYJapan365用のレポート記事を、一足先にブログでも紹介します!

     

    サクラセブンズトライアル

    炎暑の成田で東京五輪へ「ラストチャンス」かけ火花!

     

    連日猛暑が続く中、8月9日(金)、成田市の中台運動公園陸上競技場で、女子セブンズSDS(セブンズ・デベロップメントスコッド)合宿のトレーニングマッチが行われた。

    これは、「東京2020オリンピックの女子7人制日本代表トレーニングスコッドへの招集のためのセレクション」として行われたもの。

    稲田仁HCによると、今年の太陽生命ウィメンズセブンズシリーズで光った選手に、サクラセブンズのオリンピックスコッドへの道を開くのが狙い。「太陽生命シリーズが日本代表(サクラセブンズ)に繋がっていないといけない」という声が日本協会理事会にもあり、この合宿につながったという。

     

    今回の合宿に招集されたのは以下の17人。

    片嶋佑果 29 三重パールズ

    鈴木彩香 29 アルカス熊谷

    小野ゆき 27 ながとブルーエンジェルス

    平野恵里子 27 横浜TKM

    寺内美樹 24 龍ヶ崎グレース 

    山下果林 24 アルカス熊谷

    山中美緒 23 アルカス熊谷

    磯貝美加紗 23 北海道ディアナ

    福島わさな 23 東京山九フェニックス

    葛西杏奈 23 自衛隊体育学校

    庵奥里愛 22 三重パールズ

    鵜川志帆 21 日体大4年

    高崎真那 21 日体大3年

    バティヴァカロロ・アテザ優海 19 アルカス熊谷/立正大2年

    室越香南 19 追手門学院大1年

    吉村乙華 18 福岡レディース/東筑高3年

    今釘小町 17 石見智翠館高3年

     

    うち、コンディション不良で吉村が不参加、福島が離脱、鈴木は前日の練習で軽度の肉離れを起こしこの日は試合に出ずサポートに回った。

     

    セレクションマッチに出場したのは14人。黒と紺の2チームに分かれ、リザーブなし、7人対7人の勝負となった。チーム分けは次の通り。

     

    【黒】 

    アテザ優海

    寺内美樹、

    片嶋佑果、

    庵奥里愛

    山中美緒、

    小野ゆき

    磯貝美加紗

     

    【紺】 

    葛西杏奈

    室越香南、

    今釘小町、

    山下果林、

    高崎真那、

    鵜川志帆、

    平野恵里子

    GAME1は朝9時40分から行われた。

    先制したのは紺だった。黒のアテザがPKの速攻でノーキックと判定されたスクラムからのアタックでWTB平野が左サイドを大きくゲインし、右に持ち出した室越から左の今釘にパスが通り、左中間に先制トライ。

    黒もすぐに反撃する。紺のキックオフがノット10mとなったFKから攻め、フェイズを重ねてフリーになったWTB磯貝が左隅を攻略。5−5の同点に。

     

    試合はさらにトライの取り合いとなり、6分には紺が、やはりフェイズを重ねたアタックから室越→平野とパスが通り、再び勝ち越しのトライ。

     

    紺が12−5とリードして折り返すと、後半も紺がリズムをつかむ。紺が持ち込んだボールに黒の小野がジャッカルをしかけたがラックを紺が粘って出すと、人数をかけたことで手薄になった防御網に紺の鵜川が仕掛けてトライ。

    紺は、プレーメーカーに並んだ大学1年の室越、高校3年の今釘という若いペアが大胆なパスで積極的にリード。速く長いパスを投げる2人が並ぶことで、外に立つ平野、山下という強いランナーが有効に機能した。

    4分には平野が右サイドを走りきって2本目のトライ。22−5とリードする。

     

    黒も自陣から再三、果敢に攻めたが、自陣でのアタックがスローフォワードになったり、相手ノックオンから攻め、アドバンテージが解消された瞬間にパスをカットされたりという不運もあり、追加点を奪えずじまい。紺が鵜川のインターセプトトライで29−5と大きくリード。タイムアップの後のラストアタックで磯貝がトライラインに迫るがあと5mで惜しくもタッチに押し出され、1トライのみに終わった。

     

    GAME2は2時間後、約100分のインターバルを入れて行う予定だったが、気温の上昇を鑑み、約20分繰り上げ。

    試合開始にあたっては、稲田HCから「最初の試合でみんなのアタックの能力は分かったから、次はハードワーク、ディフェンスを見せてほしい」というリクエストがあった。

    試合は同じチーム編成で11時20分にキックオフ。

    炎暑の中の試合だけに、インタバルには氷が大活躍

     

    巻き返したい黒チームだったが、試合開始の黒のキックオフはノット10となり、紺がFKからアタック。左を平野、右を山下が攻め、右隅にトライ。GAME1に続いて紺が先制した、

    その紺も、次のキックオフを失敗。黒はこのFKから攻め、ハーフウェイ付近で庵奥がディフェンスのギャップを突いてインサイドブレイク。そのまま約50mを走りきってポスト左にトライ。だがこのコンバージョンを山中が失敗してしまう。

    波に乗れない黒に対し、紺はこの試合でも若いプレイメーカーが積極的にリード。

    5分に鵜川−高崎と繋いだボールを受けた葛西が右隅に勝ち越しトライ。

    ロスタイムに入り、黒が果敢にアタックしたが、片嶋のパスを追走していた紺の葛西がインターセプトして反攻。平野〜山下とつないでトライを奪い紺が15−5とリードして折り返し。

     

    後半も紺が先に点を取った。自陣ゴール前からアタックした黒の磯貝が孤立したところで平野が止めたPKから葛西が速攻に出てトライ。

     

    しかし黒も粘った。4分、スクラムから庵奥が右へ大きく弧を描くランでゲイン、右隅ゴール前でディフェンスに追い詰められるが、サポートの寺内につなぎ右隅にトライ。黒が10−20と追い上げる。

    黒は次のキックオフからも相手陣に攻め込み、インゴールに迫るが、紺がターンオーバー。自陣ゴールラインから高崎がカウンターアタックに出ると、室越と今釘が相手ディフェンスを見ながら冷静にパスを交換しながらビッグゲイン。そのまま100mを切り替えして今釘がトライを決め、25−10で紺が連勝した。

    気温は日陰でも36.9度に達した

     

    稲田HCは「太陽生命シリーズのパフォーマンスを見て呼んでみたけれど、外国人と一緒にやっているときと、日本人選手だけでやるときでは感覚的に違いがあったかもしれない。急な招集だったし、暑さのせいもあったと思うけれど、全体的にミスが多くて、ボールを失う場面が多かった。急造チームなので仕方ない部分はあったけど、球際の厳しさは物足りなかった」と総括。「東京オリンピックへのチャンスということは初日のミーティングで話したけれど、その思いが強い選手と、あまり表に出せていない選手とのばらつきがあった」と振り返った。

    「チーム構成を考えると、選手層が薄いのはBKのCTB。それと、今のサクラセブンズは若い選手が多いので、ベテランと若手をつなぐ中堅の選手にもっと出てきて欲しい」と話した。

     

    ペネトレーター兼フィニッシャーとして紺チームを引っ張った鵜川は「ここでいいプレーを見せられれば東京五輪に向けて代表に呼んでもらえると思い、自分の強みを出してやろう、外をスピードで走るだけでなく、ステップで裏に出たり、周りを見てパスを回したり、場面に応じてプレーを選択できた。楽しくできました」と笑顔をみせた。

     

    プレイメーカーとして紺のアタックのリズムを作った室越は、「外側に平野さんというスピードもパワーもある強い選手がいたので、ディフェンスがいない状態で良いボールを送るように意識しました。太陽生命シリーズでは追手門は良い成績を残せなかったので、代表の合宿に呼ばれたときに学んだことをチームに持ち帰りたいと思ってやってきました。同年代の選手たちがたくさんサクラセブンズのスコッドに入っているので、私も入りたいという気持ちでプレーしました」

     

    サクラフィフティーンのオーストラリア遠征から帰国したばかりでの招集ながら2トライと決定力を見せた平野は「オリンピックスコッドに入っていなかったので、正直、東京五輪はもうないのかな、と気持ちを15人制に切り替えようとしたところで、この合宿に招集があった。15人制ではコンタクト中心にプレーしていたので、スペースを狙っていくセブンズのスタイルの感覚を戻すのはちょっと難しかった」と明かしながら「若い選手が仕掛けが上手で、良いボールをくれたので走りやすかった」と若いチームメイトを讃えた。

     

    一方、敗れた黒チームも個々の局面では良いプレーが目立った。

    フィジカルの強さをみせたアテザは「体を当てる局面では手応えがありました。もっと広いスペースにアタックしたかった」とちょっと不完全燃焼だった様子。2年前、高3でサクラセブンズ入りしながら膝を痛め、今回は2年ぶりの挑戦。姉ライチェルからは「姉妹2人でオリンピックに出るよ」と励ましを受けていたというが、その姉の活躍には「うれしいけど、追い越したい」と対抗意識も燃やしていた。

     

    今回の合宿で良かった選手は8月13日からJISSと熊谷、19日から弘前で行われるアジアセブンズシリーズに向けたオリンピックスコッド・トレーニングスコッドの合宿に追加招集されるという。また、今回コンディション不良でセレクションマッチに出られなかった選手、遠征等で合宿に参加できなかった選手もこれで除外というわけではなく、「国体も含め、年内はまだ国内の大会を見ていい選手は呼びたい」と稲田HC。アジアシリーズ、ワールドシリーズだけでなく、東京五輪に向けて日本で合宿する外国チームともトレーニングマッチを調整しているという。

    五輪本番まで1年を切ったが、サクラセブンズ入りを目指す争いはまだ続く――。

     

    何はともあれ、選手のみなさん、猛暑の過酷なコンディションの中、ケガなく終えて何よりでした。サクラセブンズスコッドのみなさんもレベルの高いトレーニングを積んでいますが、タフな太陽生命シリーズで力と技を磨いてきたみなさんのパフォーマンスはさすが実戦的な迫力がありました。オリンピックへのチャレンジロードはまだまだ続きます!

     

    【講談社文庫より『オールブラックスが強い理由』発売!】

    お知らせです。

    作業を続けて参りました新刊

    『オールブラックスが強い理由〜世界最強チーム勝利のメソッド〜』

    (講談社文庫 620円+税)

    8月9日(金)いよいよ発売となりました!
    本書は、2011年に東邦出版から刊行した『オールブラックスが強い理由』に、2011年&2015年のRWC連覇そして震災・テロを乗り越えて多様性を追い続けるNZという国の魅力、カルチャーにも迫り大幅に加筆改稿しました。

    ラグビーの技術論組織論にとどまらないオールブラックスとNZの魅力を紹介しております!

    みなさま、お読みいただければ幸いです!
    改めて、取材にご協力頂いたみなさん、オビに推薦コメントを頂いた大野選手に深く感謝しますm(__)m

     

    このワールドカップを機会に、ニュージーランドという魅力的な国のことをたくさん知っていただけたら幸せです。そして、ニュージーランドだけでなく、ワールドカップは世界のいろいろな国の素顔を知り、世界に友達を作るチャンスです。

    みなさんも、たくさんの国と出会えますように!

     

    ということで、10日はジャパンがフィジーでアメリカ戦、花園ではトップリーグカップ決勝の神戸製鋼vクボタです!

     

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  • 【スクラム東北ライド&ジャパン勝利@釜石!】

    いろいろな報告が遅れてしまいました。

    全然レビューする時間を取れない怒濤の時間が続いておりまして。

    駆け足で振り返りますと、

     

    まずは、ジャパン、今季初戦&釜石初戦でフィジーに勝利!

    ゴール裏のスタンドも完成しています!

     

    7月27日(土)、真夏の暑さとなった釜石鵜住居復興スタジアムで行われた日本代表の今季初テストマッチは、日本代表が34−21で快勝しました!

    日本がフィジーに勝ったのは2011年以来8年ぶり。

    福岡選手のダイビングトライあり、松島選手のドリブルトライあり

    キックから相手に蹴り返させてのカウンター、ディフェンスでボールを奪ってのカウンターという、チームが目指してきた「アンストラクチャーの状態を作ってアタック」というイメージがみごとに実現した素晴らしいラグビーでした!

    特に感動したのは、38歳、最年長キャップ記録を更新したトモさんことトンプソンルーク選手のパフォーマンスです!大野均選手の最年長記録を更新する38歳4ヵ月でのテストマッチ出場、それも先発フルタイム出場、それもタックルして倒れて起きてすぐ次のタックル、オーバー、ブレイクダウン、キャリー……求められる仕事をすべて、休む間もなくやり続けた、素晴らしい働きでした!

    初先発で主将を務めたラピースことラブスカフニ選手のワークレートもすごかった!

     

    ワールドカップイヤーの日本代表、まずは順調な発進でした!

     

    そして、勝利と同じくらいに感動したのは、釜石鵜住居復興スタジアムの姿でした。

     

    去年のオープニング試合でももちろん感動したのですが、今回は常設6000席に仮設10000席を増設し、16000人収容にグレードアップしたワールドカップ仕様での初の開催。人口3万人台の釜石に16000人が詰めかけたらいったいどうなるんだろう?楽しみと同時に怖さも覚えていたのですが……やっぱりお客さんがてっぺんまで入ったスタンドは素晴らしい光景でした。

    試合前、伊藤剛臣さんと遭遇。剛臣さんは2012年に釜石シーウェイブスに加入。そのとき、剛臣さんが被災地に立つ姿を、ということで撮影した場所が、震災から1年経っても傷の癒えない釜石東中だったのです。

    「あの姿を見た者としては感慨深いものがありますね」と剛臣さん。

    タケさんと

    釜石V7戦士の泉さんがボランティアしていました

    世界のお客様を迎える釜石を代表するホストトリオ、宝来館の岩崎女将、洞口留伊ちゃん、桜庭さん

     

    発表されたこの日の観客数は13135人。スタンドには空席もありました。また、JRFUメンバーズクラブの優先入場では、メンバーズカードを見せるだけでチケットのバーコード読み取りなしに入場した人もかなりいたと聞きました。実数はもうちょっと多かったはずですが、それにしても、完売のはずのスタンドに空席の塊があったのはやはり問題ですね。

    あとは、場内の動線の問題。たくさん出店したお店の配置、行列の管理を考えないと、全然動けませんでした。熱中症の人もかなり出たと思います。僕もフラフラになりました。

    それでも、そういう具体的な問題、テクニカルな問題を考えるほどに、この釜石でいよいよアールドカップが開かれるんだな、夢が現実になるんだな、という思いもわき上がってきます。スクラムユニゾンの指導により、釜石東中学校の生徒さんたちが披露した試合前のアンセム、フィジーと日本の国歌斉唱のときは、スタンドでもたくさんの人がフィジー国歌を大声で歌っていました。

    スタンドでは、フィジーを熱烈応援しながら日本への拍手も忘れない、優しさとユーモアを兼ね備えたフィジーのサポーターも。

    フィジー後のありがとう「ヴィナカ!」に続けて「9月にまた会いましょう!」と言うと、「また会おう!」の返事が速攻で返ってきました。

    幸せな1日でした!

     

    改めて、釜石の地で、ワールドカップを開催しようという難事業に取り組んできた方々の努力に敬意を表します。

    スクラム釜石の石山次郎代表は言いました。

    「よくここまでこぎ着けたな……と思いますが、まだ半ば。大切なのは、この先の復興にどうつなげていくかですね」

    本当にそう思います。

    そのためにも、まずは9月-10月のワールドカップで、日本中に、世界中に、復活した釜石・東北の姿を、復興を成し遂げた釜石・東北の人たちの逞しく優しい姿を、ぜひ見ていただきましょう!そして、来年以降もたくさんの方々が釜石・東北を訪れてくれますよう!

     

    【スクラム東北ライド】

    あわせてのご報告です。

    2015年に釜石でのワールドカップ開催が決まって以来、スクラム釜石として毎年実施してきた、福島−宮城−岩手3県の沿岸を自転車で走る「スクラム東北ライドGO釜石」を、今年も釜石でのテストマッチ開催にあわせて、今年も敢行しました!

    7月24日(水)に都内を、三菱自動車さまにご提供いただいたサポートカーのデリカ、毎回サポートいただいているワイズロードさまのトラックで出発。

    南相馬で常磐道を降り、南相馬道の駅にてライドをスタート。フォンテラジャパンさま/明治さまにご提供いただいたザバスのリカバリーゼリーをいただきながら釜石へGO。

    初日は仙台まで約80キロ、2日目は仙台から気仙沼まで約150キロ、3日目は気仙沼から釜石鵜住居まで約90キロ、合計320キロを走破(一部区間は時間調整のためワープしましたが^_^;)。テストマッチ前日の26日午後、ウノスタに到着、

    そして宝来館にゴールしました!

    大友は25日に遅れて合流。南三陸防災庁舎に向かって手をあわせてから気仙沼まで約40キロを走りました。

    自転車の良さは、景色を見ながら移動できるところ。そして、良くも悪くも、考える時間がある(メモを取ったり写真を撮ったりスマホをいじったりできず、考えるだけ)ところ。いろいろ考えてしまいます。

    道中、復興が進んでいて頼もしいなと思うところもあれば、相変わらず「なんで?」と思うところに無駄なお金と人手を取られている部分も散見しました。

    高台移転が済んで誰も住んでないところに巨大な防潮堤を作った上に、「誰も乗ってない」と酷評されるBRT用の橋をわざわざ再建してBRT専用の駅舎まで新設(しかも道路からはるか階段の上、家もないところに……)、そんなところに無駄なお金と資材と貴重な人材を費やすとは…走りながら、本当に暗澹たる気持ちになったりもしました。

    いろいろな思いに駆られるライドでしたが…気仙沼では、昨年末に旧エースポートにオープンしたアンカーコーヒー内湾店にて、気仙沼のラグビー仲間のみなさまに素晴らしい歓迎会を開いていただきました。防潮堤の上に乗っかる形で作られた展望抜群の施設。この日も重ーい気持ちにさせられた防潮堤問題ですが、初めて良い防潮堤の活用の仕方を見た思いです。

    画像に含まれている可能性があるもの:6人、、スマイル、屋外

    防潮堤の上にオシャレなレストランがあります。

    「アンカーコーヒー内湾店」

     

    気仙沼港にて。水揚げを終え、船の整備を終えて一息に船員さんたちと

     

    今回は仙台、気仙沼、釜石で泊まり、たくさんのラグビー、東北を愛する仲間のみなさんと交流する機会を持ちました。

     

    気仙沼では、あちこちからやってくる船員さんたちを迎えるためにオープンした鶴亀食堂と鶴亀の湯のオープンの日にちょうどぶつかり、オープン初日の朝食をいただくというメモリアルな体験も。朝から漁師メシをいただけるなんてなんとラッキーな! この日の日替わり定食は「トロトロのめかじきカマ煮」最高でした! 気仙沼港で水揚げしたばかりの新鮮なおさかなをいただける幸せを満喫しました!

    画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル、座ってる、食事、テーブル

    画像に含まれている可能性があるもの:食べ物

    朝6時から営業している鶴亀食堂、オススメです!気仙沼の「海の市」の斜め向かい。店の開設に尽力した小野寺紀子さんは、小学生時代に鹿折少年ラグビースクールに通っていたという女子ラグビーのパイオニアです!

     

    その足で魚市場の水揚げの様子も見学。ご案内いただいたSさんありがとうございました!

     

    気仙沼から釜石までは激しいアップダウンの連続。特に陸前高田から大船渡に向かう通岡峠、大船渡から三陸町に抜ける大峠はかなりの急坂ですが、ここで威力を発揮したのがサポートカーのデリカD5。

    45度の急傾斜も登るという登坂力で、まったくストレスなく低速でもトルクを発揮。快適なシートでスタッフも「ラクです」と喜んでいました!(ライダー隊は恩恵にあずかる機会はほとんどありませんでしたが…)

    三陸道は今年の3月までに、気仙沼市内の2箇所を除き、ほぼ全通。そのおかげで、僕ら自転車が走る一般道からは、大型トラックやダンプをはじめ長距離を走る車両の通行量が激減。快適に走れました。

    みなさんにも、東北の美しい景色を見ながらのライド、オススメします。

     

    スクラム東北ライドを協賛いただいたフォンテラジャパンさま/明治さま、三菱自動車さま、ワイズロードさまに深く感謝します。また、プレイベントで素敵なお話を聞かせてくださったトークゲストの大野均選手、会場をご提供いただいたワイズロード府中多摩川店さま、ありがとうございました!

    ザバスのゼリーにはたいへん助けていただきました。実はフォンテラさまのNZ製乳製品が使われているのです!

     

    そして、道中、応援の声をかけてくださったみなさま、交流会にご参加いただいたみなさま、ゴールで盛大にお出迎えいただいた岩崎女将はじめ宝来館のみなさま、ありがとうございました!暑さもあって、みなさまにはご心配をおかけしましたが、何とか走りきることができました。SNSも含め、みなさまからいただいたご声援は大きな力になりました。ありがとうございました!

     

    まずは、取り急ぎのご報告と御礼でした!

     

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  • 【やった!ユニバ セブンズ男女アベック優勝おめでとう!】

     

    イタリア・ナポリで開かれているユニバーシアードの7人制ラグビーで、日本が男女とも優勝!アベック金メダルを獲得しました!

    おめでとうございます!

    ユニバーシアードは、世界の学生のスポーツの祭典。前回の2013年ロシア・カザン大会では日本は男子が6位、女子が9位でした。

    それがみごとなアベック金メダルです。

    これまでアジアの大会やローカル大会での優勝はありますが、世界大会での金メダルは快挙。昨年の車いすラグビー世界選手権金メダル(男女混合)に続く快挙で、野外で行うラグビーでは初めてですね。

     

    表彰後の写真はこちらから(日本ラグビーフットボール協会のツイートです)

    https://pbs.twimg.com/media/D-61h6AVAAA9Gf9.jpg

     

    日本の成績は以下の通りです。

    男子プール戦

    ○17-0イタリア、○44-5カナダ、×14-21フランス

    女子プール戦

    ○24-17フランス、○29-0カナダ、○36-17イタリア

    女子は全勝、男子は2勝1敗ながら得失点差で、男女ともにプール戦を1位通過。

    準決勝はともに、前回(2013年)優勝のロシアとの対戦でしたが、男子は14-0、女子は31-12でここを突破。

    そして決勝は、男子が南アフリカを相手に15-12、

    画像に含まれている可能性があるもの:屋外

    女子はフランスを相手に33-7、

    画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル、座ってる、屋外

    どちらも安定感のある戦いで勝利しました!

    アベック優勝おめでとうございます!

    (写真は大会オフィシャルストリーム映像のPC画面を撮影したもので画像は…ですが…)

     

    「学生カテゴリーは、けっこう強い」

    これは日本のラグビー界で長く言われてきたことです。進学率も高いし、なんたって大学カテゴリーの試合が盛んです。

    15人制男子でも、1996年、2000年の学生ワールドカップで8強進出を果たしています。

    1996年は信野将人選手が、2000年は栗原徹選手がキャプテンを務めていました。

    でも世界ラグビーがよりプロ化を深め、若い選手も大学に行かずにプロへ行くケースが海外でも増えて、この大会もフェードアウトしてしまったようで…。

     

    それでも、セブンズでは世界学生大会がずっと続いていて、そのほかに総合大会であるユニバーシアードでもラグビーが採用されて、今回の日本の快挙となったわけです。

    男子は去年のユース五輪の銅メダルに続く快挙、女子は2016年の世界学生セブンズの銅メダルに続く快挙です。もちろん、このチームがそのままワールドシリーズで世界一になれるわけではないでしょうが、世界大会で優勝したという経験は、上の大会で世界のトップと戦う上で素晴らしい糧になるはず。男女とも、もうシニアの日本代表で活躍している選手がたくさんいますしね。この経験を活かして、加速していきましょう!

    選手の皆さんお疲れ様でした!

     

    日本協会HPに、男女アベック金メダルに輝いたユニバ日本代表チームのHC&キャプテンコメントが掲載されました。

    https://www.rugby-japan.jp/news/50016

    ■ラグビー男子日本代表ヘッドコーチ 鈴木貴士

    「ユニバーシアードで金メダルを取れたことを大変嬉しく思います。また、最後の最後まで戦い抜いてくれた選手を誇りに思います。この素晴らしい経験をしっかり次に活かしてもらいたいです。
    今大会にあたりサポートしてくださった皆さま、この場をお借りし感謝申し上げます。現地で声援を頂いた方々、日本からも多くのサポート、応援をしてくださって本当にありがとうございました。引き続きご声援よろしくお願いします」

     

    ■ラグビー男子日本代表共同キャプテン 仁熊秀斗

    「約半年間ユニバーシアードに向けて様々な合宿や遠征を重ね、セレクションで一緒に練習した仲間や多くの人のサポート、応援していただいた方々のおかげで今回金メダルを取ることができました。どこの国よりも走り、きつい練習をしてきました。その結果が金メダルという形になり、とても嬉しいです。
    私たちのゴールはオリンピックで結果を残すことなので、このメンバーの中から1人でも多くオリンピックの代表に入り、結果を残したいと思います。応援ありがとうございました」

     

    ■ラグビー男子日本代表共同キャプテン 南昂伸

    「今回は共同キャプテンをやらせていただいて、このチームのキャプテンができて本当によかったです。パリ2024オリンピックに向けてこのユニバーシアードをスタートとして、頑張りたいと思います」

     

    ■ラグビー女子日本代表ヘッドコーチ 稲田仁

    「今大会では、チームとして目標としていた金メダルを獲得することができて非常に嬉しく思います。試合を重ねるごとに、リーダーを中心にチームとしてまとまり、一人ひとりの選手が強みを最大限に発揮出来たことが今回の結果につながりました。今大会の結果を大きなエネルギーにし、さらに大きな目標である東京2020オリンピックでのメダル獲得に向けて成長のスピードを上げていきたいと思います。
    シーズン中にもかかわらず選手を派遣してくださった所属先・関係者の皆さま、国内合宿・遠征とサポートしてくださった皆さま、日本から応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。引き続きサクラセブンズへのご声援・サポートを何卒宜しくお願い致します」

     

    ■ラグビー女子日本代表キャプテン 平野優芽

    「6月の定山渓合宿から始まり今大会まで、“人とボールが動き続けるラグビー”を目指して取り組んで来ました。試合を重ねるごとにチームとして成長することができ、最後には日本ラグビー界初めての世界大会での金メダル獲得という結果を残せることが出来とても嬉しく思います。
    この結果に満足することなく、東京2020オリンピックでのメダル獲得に向けてさらに頑張っていきたいと思います。日本からまた現地からの沢山の応援、本当にありがとうございました」

     

    思えば、この世代は2009年に7人制ラグビーのオリンピック種目採用が決まり、2013年に2020年オリンピックの東京開催が決まって以来、その主役を狙え! と発破をかけられてきた世代です。

    この結果を踏み台に、東京2020、パリ2024に向けて、さらなる飛躍を期待したいですが、まずは、今回の快挙を喜びたいです。おめでとうございます!

     

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  • スクラム東北ライドGO釜石2019 東北応援 大野均選手トークショーのお知らせ

     

    ラグビーを通じた東日本大震災被災地復興支援活動をしているNPO法人スクラム釜石は、日本最大の自転車小売りチェーン・ワイズロードの全面協力のもと、「スクラム東北ライドGO釜石」を7月24日(水)から開催いたします。

    このイベントは、ラグビーワールドカップ2019日本大会の開催地に被災地・東北から唯一選ばれた釜石市を盛りあげようと、被災した福島県・宮城県・岩手県の沿岸沿いを自転車で走り、釜石を目指すイベントで、釜石市でのワールドカップ開催が決まった2015年から毎年続けているものです。

    いよいよワールドカップイヤーとなった今回は、7月24日に福島県南相馬市から出走。宮城県名取市閖上、石巻市の旧大川小学校、旧南三陸町役場などで黙祷を捧げ、各地で地元のみなさんと交流しながらワールドカップ開催地の岩手県釜石市鵜住居(うのすまい)まで約320キロを走破します。

    今年は実際のライドに先立ち、ワールドカップ開幕戦が行われ、来年の東京オリンピックでは7人制ラグビーの会場となる東京スタジアム(味の素スタジアム)のある府中市でプレイベントを実施します。

    府中市にはラグビーのトップチーム、東芝ブレイブルーパスとサントリーサンゴリアスの本拠地があり、また首都圏のサイクリストの聖地・タマサイこと多摩川サイクリングロードの核心区間があり、まさに自転車&ラグビーのコラボレーションには絶好の場所です。

    プレイベントのゲストは、前回ワールドカップでも活躍したラグビー日本代表のレジェンド大野均選手!

    東芝在籍・府中在住の大野選手は福島県出身で、震災以来東北復興支援活動に尽力してこられました。今回は、スクラム東北ライドを第1回からメカニックサポートいただいてきたワイズロードの府中多摩川店にて、自転車とラグビーを横断した東北復興&釜石2019応援メッセージを発信したいと思います。ふるってご参加下さい!

    日時:2019年7月14日(日)13時〜13時30分

    イベント名・スクラム東北ライドGO釜石2019プレトークイベントin府中

    ゲスト:大野均さん(東芝ブレイブルーパス)、ホスト:高橋博行(元新日鐵釜石、スクラム釜石事務局長)、進行:大友信彦(スポーツライター、スクラム釜石理事)

    会場:ワイズロード府中多摩川店 東京都府中市四谷5-42-3 電話:042-352-3308

    http://ysroad.co.jp/fuchu/

    入場:無料 定員:30名(定員になり次第締め切り。開店時間の11時より、店内で1000円以上お買い上げいただいた方には優先入場整理券を差し上げます)

    ※なお東芝は前日にナイトゲームで公式戦を行いますので、大野選手のコンディション不良の場合はゲスト変更または欠席の場合があります。ご了承下さい。

    主催:NPO法人 スクラム釜石

    協力:フォンテラジャパン、三菱自動車、ワイ・インターナショナル、RUGBYJapan365

    お問い合わせはスクラム釜石HPお問い合わせフォームよりメールでお問い合わせ下さい。

    https://scrumkamaishi.jp/inquiry

     

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  •  

    女子7人制ラグビーの頂点を争う国内サーキット、太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2019が29−30日に行われた最終第4戦富士山裾野御殿場大会で全日程を終了しました。

    富士山裾野御殿場大会は、大会2日目の30日、会場の裾野市運動公園陸上競技場が朝から濃霧に覆われ、グラウンドの半分も見通せない危険な状況となり、いったんは30分遅らせて実施する可能性を探りましたが、晴れる見込みがなく、午前9時20分過ぎ、中止が決まりました。

    霧の中、キャプテンフォトのみは実施しました

     

    エリスカップのトロフィーツアー。全チーム選手と記念撮影

     

    そしてレフェリーチームも。ゴキゲン!

     

    最終戦の獲得ポイントは、決勝トーナメントに進んだ8チームには、1位から8位までが獲得するポイントの合計104を8等分し、全チームに13ポイントを加算。チャレンジトロフィー(9〜12位決定戦)に進んだ4チームには、同様に9〜12位に与えられるポイントの合計10点を4等分し2.5点ずつを加算して最終ポイントを確定させました。

    最終順位は以下の通りです。(丸数字は大会、後ろの数字は当該大会での獲得ポイント)

     

    1位 ながとブルーエンジェルス 69 。横亜´■隠供´20 ぃ隠

    2位 アルカス熊谷        63 。隠供´■隠検´16 ぃ隠

    3位 三重パールズ        61 。隠粥´■横亜´14 ぃ隠

    4位 東京山九フェニックス   49 。隠押´■隠押´12 ぃ隠魁

    5位 横浜TKM          47 。隠検´■検´8 ぃ隠

    6位 RKU龍ヶ崎グレース    47 。隠亜´■隠粥´10 ぃ隠

    7位 日本体育大        39  。押´■供´18 ぃ隠

    8位 自衛隊体育学校PTS   27 。供´■粥´4 ぃ隠

    9位 北海道ディアナ       22.5 。粥´■隠亜´6 ぃ押ィ

    10位 追手門学院VENUS    16.5 。検´■魁´3 ぃ押ィ

    11位 横河武蔵野アルテミスターズ 9.5 。魁´■押´2 ぃ押ィ

    12位 チャレンジチーム        5.5 。院´■院´1 ぃ押ィ

    ※5位と6位はポイント同点のため、全体会の総得失点差で決定。

     

    大会終了後に行われた年間表彰式では、年間順位が発表され、3位以上の3チームが表彰されました。

     

    3位 パールズ

     

    2位 アルカス

     

    そして総合優勝、ながとブルーエンジェルス!

     

    続いて、年間MVPが発表されました。

    というか、僕から発表させていただきました。

    というのも、今大会では年間MVP選考委員会を発足させて決定したのですが、僕が選考委員長を拝命したのです。2014年の大会発足から継続して取材していることを認めて頂いたということで、ありがたく拝命いたしました。といっても、もちろん、僕だけで決めるわけではありません。

    選考委員の構成は、主催者の日本ラグビー協会(トーナメントディレクターの荻窪宏樹さん、記録担当の佐藤克則さん)、大会オフィシャルスポンサーの太陽生命さん、ラグビーマガジン編集長の田村一博さん、そして僕、東京中日スポーツ記者でRUGBYJapan365スーパーバイザーの大友信彦の5人。各大会のMVPが10ポイントを獲得し、選考委員が各10ポイント、選考委員長を仰せつかった大友が20ポイントを自由に投票し、その得票に基づいて決定されました。

    以下に、選考過程をご報告いたします。

     

    選考委員会で年間MVP候補にリストアップされたのは、まず各大会のMVP獲得者。

     

    【秋田大会MVP】タイシャ・イケナシオ(ながとブルーエンジェルス)

    秋田大会で大会トライ王となる14トライをあげ、ながとブルーエンジェルズの大会初優勝に貢献。シーズン初戦に初優勝を飾ったことで、新興チームのながとブルーエンジェルスが総合優勝を勝ち取る流れを引き寄せた。シリーズ合計27トライは全体2位。合計132得点は全体3位。
     

    【東京大会MVP】保井沙予(三重パールズ)
    パワフルなランニングで東京大会で7トライを量産。決勝は後半に負傷退場したが、それまでの骨惜しみないパフォーマンスで大会MVPを獲得した。出場したのは2大会ながら13トライは全体トライランキング8位に食い込んだ。

     

    【鈴鹿大会MVP】ヘーゼル・トゥビック(ながとブルーエンジェルス)
    女子セブンズニュージーランド代表ブラックファーンズ主将のキャリアが来日2シーズン目で爆発。鈴鹿大会では厳しいコンタクトに加え自在のキックパスでも勝利に貢献した。「ホームパーティを開いてくれたり、去年よりも優しくなった。そんなヘーゼルのためにも優勝したかった」とはチームメートの評。144得点は全体の2位。

     

    今大会の特徴として、接戦が多かったことがあげられる。決勝は3大会とも終了直前までどちらが勝つかわからない激戦。ほんのわずかなボールの弾みや風、グラウンドコンディション、微妙な判定などに左右された部分もあった。惜しくも優勝には届かなかったものの、ギリギリまで優勝に迫った3チームから、準優勝した大会だけでなくすべての大会で高いパフォーマンスをみせた3選手。

     

    平野恵里子(YOKOHAMA TKM)

    秋田大会では6トライをあげ、チームを太陽生命シリーズ参戦6年目で初めての決勝進出に導いた。昨年は半年間のオーストラリア留学を経験。帰国から約半年、国内で経験を血肉化したことで1対1の強さ、勝負に出る感覚が研ぎ澄まされ、フィニッシャーとしてのすごみを増した。シーズン合計17トライは全体3位タイ。

     

    鈴木彩香(アルカス熊谷)

    7人制、15人制とも長く日本の女子ラグビーを支えてきたベテランは、東京大会の途中で「ラグビーやってて初めて」というWTBにチャレンジし、フィールドの外側からゲームメークするという新境地を開拓。東京大会決勝のパールズ背ンではで延長戦突入直前まで同点という激戦の主役に。かつて個々のフィジカルの強さで黄金時代を気付いたアルカスが、ボールをワイドに動かすスタイルで再びの頂点を目指す戦いをリードして大会を盛りあげた。

     

    高崎真那(日体大女子)

    昨年の総合優勝から一転、今季初戦の秋田大会では11位というまさかの低迷スタートとなった日体大を、FW兼BKのマルチプレーヤーとしてフルタイムで活躍。鈴鹿大会では4年生が教育実習で軒並み欠場する中、優勝目前まで牽引した。

     

    決勝に進んだチームから、もうひとり

    藪内あゆみ(ながとブルーエンジェルス)

    豊富な運動量でながとブルーエンジェルスを総合優勝に牽引した。鈴鹿大会決勝前半ロスタイムに自陣からカウンターで走りきったトライなど、互いが疲労した時間帯に走りきれるフィットネスは大会を通じて光った。

     

    そして、決勝には進めなかったチームでもとびきりの光を放った選手がいた。

    原わか花(東京山九フェニックス)

    出場3大会で17トライ。そのほとんどが、自陣から猛加速とキレキレステップを武器にロングレンジを走りきったみごとなもの。今季の太陽生命シリーズで最も多くのファンに大声をあげさせた選手と言い切っていいだろう。鈴鹿大会ではあえてベンチスタート。互いが疲れた後半途中にピッチに投入されるインパクトプレーヤーとして別次元のスピードを披露した。

     

    ハーヴィー・マガリ(東京山九フェニックス)

    腰を落とした独特のフォームから繰り出す正確なコンバージョンキックで得点を重ねた上に、次のキックオフでも正確なキックでボール再獲得に貢献。4大会合計116得点は全体4位。キックに加え読みのいいサポートランで4大会合計12トライは全体8位タイ。

     

    鹿尾みなみ(RKU龍ヶ崎グレース)

    グレースのキャプテンとして、責任感あふれるタックルとコミュニケーション力、強気のデシジョンメークが光るアタックとフルタイムで活躍。昨季まで2年連続総合10位だったグレースを総合6位に引き上げた。4大会合計16トライは全体5位タイ。

     

    ニア・トレバー(北海道バーバリアンズディアナ)

    バネの効いた特大ステップで相手を外し、タックルを浴びてもブルドーザーのようにひきずり、抜け出せば誰も追いつけない猛加速でゴールラインにまっしぐら。アメリカからNZへ留学したときに「女ジョナ・ロムー」と呼ばれたのも頷ける。4大会合計30トライは昨年のジャンナ・ヴォーン(三重パールズ)の29トライを更新する太陽生命シリーズ新記録。それも、4大会中2大会はチャレンジトロフィー、うち1大会は2日目中止という試合数が少ない中での記録だけに価値は重い。合計150得点も最多で、みごと2冠を達成した。

     

    以上11選手がリストアップされた中で、年間MVPには、秋田大会でながと初優勝に大きく貢献し、チームのステージを一段引き上げ、実際に最も多くの票を集めたタイシャ・イケナシオ選手が選ばれました!

     

    改めて、MVPに輝いたタイシャ選手、候補になった10選手、そして4大会120試合で全力パフォーマンスをみせた全選手に深くリスペクトを捧げると同時に、来年も素晴らしい大会を期待します。また、休みなく15人制日本代表候補合宿に合流する選手のみなさんも7月のオーストラリアとのテストマッチに向け活躍を期待します。

     

    太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ 歴代年間MVP

    2014:制定なし

    2015:小出深冬(アルカス熊谷)

    2016:福島わさな(追手門学院VENUS)

    2017:中村知春(アルカス熊谷)

    2018:山本 実(日体大女子)

    2019:タイシャ・イケナシオ(ながとブルーエンジェルス)

     

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  • 【週末レポート】

    この週末もバタバタしてレポートが遅れてしまいました。もう慢性渋滞ですね。

     

    土曜日のトップリーグカップはブログに書きました。

    23日(日)もトップリーグカップの取材で秩父宮へ。

    NTTコムv東芝の試合でした。

    昨季の順位はコムが自己最高の5位、東芝は過去最低の11位。

    新戦力の補強ぶりでも、インフラ等の整備状況でも、コムはTLでも1、2を争う上げ潮チームですが、いざ試合が始まると東芝の結束力、球ぎわの厳しさが力を発揮します。東芝が31−24で勝利しました。

     

    勝負も面白かったのですが、注目されたのは、前日のクボタ立川選手と同様、サンウルブズの地球一周ツアー帰りの山田章仁選手です。

    入った瞬間、ファーストプレーで、相手ハイパントを競り合ってみごとなジャンピングキャッチ。そのままカウンターアタックに出てフッカー三浦選手のトライにつなげました。

    「ハイボールに強い選手がほしい」と言っていたジェイミーHC、見てくれましたか?

     

    試合後の山田選手

    「疲れはないです。新しいチームで初めての試合なので、新鮮な気持ちでできました。(最初のプレーは)やりたいイメージのプレーはできたけど、でも勝てなかったし、満足感はないです」

    そして、ワールドカップについては

    「9月20日まで、まだ時間があるし、焦ってはいません。ゲームタイムがまだまだ少ないので、それをしっかり重ねていければ」

    そう考えると、代表合宿に行くよりもアピールできるのかも。

    山田選手が徹底的にポジティブシンキングの持ち主だということは、もう10数年の取材で知っていたつもりですが、おそらくは最後のワールドカップチャンスがどうなるか揺れ動いているときにこう考えられるとは。改めて山田選手の大きさを思い知りました!

    そして、対戦した東芝では大野均選手が途中出場。

    大野選手はトップリーグ最年長の41歳ですが、ワークレートの高さが素晴らしい!

    ブレイクダウンに頭を突っ込み、猛然と押し込み、倒れ込んでは起き上がり、次のタックル、ブレイクダウンへと走ります。

    瀬川監督「残り20分くらいのブレイクダウンでのファイトを期待して起用しましたが、こちらの狙いを体現してくれた。ワールドカップのPR活動などで忙しい中でもよく頑張ってくれている」

    山田選手がピッチに入ったとき、大野選手がピッチに入ったとき、秩父宮のスタンドからは本当に、何とも言えない温かい拍手がわき上がりました。

    たくさんの人が、この選手たちと一緒に人生の少なくない部分を過ごしてきたんだろうな。土曜日の立川選手もそうですが、ワールドカップのピッチという特別なステージに立つことができるかどうかは分からないけれど、諦めずに全力を尽くす彼らの姿に、胸を熱くして応援しているファンの気持ちは僕もよく分かります。というか、ほとんど同じです(笑)。

     

    ワールドカップ開幕まで80日を切りましたが、山田選手が言うとおり、「まだ時間あります」から!

    (そうでないとみなさん困りますよね。僕もそうです笑)

    (しかし、今年の東芝、いいね。熱いね!)

     

    【女子SDS合宿】

    そして24日は、熊谷へ、女子SDS(セブンズ・デベロップメントスコッド)合宿の取材へ行ってきました。最近行けていなかったのですが、今回の合宿は7月5-7日にイタリアで行われるユニバに向けた最終強化合宿。何とか他の作業スケジュールを調整して、雨の中、行ってきました。

     

    今回のSDS合宿メンバーです。

    大黒田裕芽 アルカス熊谷

    岡田はるな 東京山九フェニックス

    黒木理帆 アルカス熊谷

    白子未祐 日本ラ協会

    新麻未 追手門学院

    堤ほの花 日体大

    長田いろは アルカス熊谷

    永田花菜 日体大

    原わか花 東京山九フェニックス

    ライチェル海遥 アルカス熊谷

    平野優芽 日体大

    松田凜日 国学院栃木高

    室越香南 追手門学院

    藪内あゆみ ながとブルーエンジェルス

    山下果林 アルカス熊谷

     

    みんな、降りしきる雨にも負けず、水しぶきをあげながら練習に励んでいました!

    この合宿参加メンバーのうち、大黒田選手と松田選手を除いた13人が、26日からイタリア・ミラノへ遠征。おそらく、そのままミラノで開催されるユニバに出場することになると思います。

    この取材内容は、追ってRUGBYJAPAN365や東京中日スポーツ首都スポ等でレポートします。どうぞお楽しみに!

     

    同じく男子の遠征メンバーです。

    川崎清純 関東学院大(盛岡工)

    桑山聖生 東芝(早大)

    齋藤大朗 明大(桐蔭学園)

    津岡翔太郎 コカコーラ(帝京大)

    中野将宏 中国電力(九州共立大)

    中川和真 キヤノン(大東大)

    仁熊秀斗 筑波大(石見智翠館)

    野口宣裕 専大(早稲田摂陵)

    濱田将暉 東芝(京産大)

    藤井健太郎 立命館大(伏見工)

    松永貫汰 筑波大(大阪産大付)

    松本純弥 明大(佐賀工)

    南 昂伸 大東大(御所実)

     

    ワールドシリーズを経験している野口選手、昨年のユース五輪銅メダルチームを主将として率いた松本選手、主力だった藤井選手はじめ、楽しみなメンバーが揃っていますね。桐蔭学園時代に花園を沸かせた齋藤選手、昨年の東日本大学セブンズで強烈なインパクトを残した松永選手も、世界を相手に爆発してほしいですね。

    男子も女子も、この若手の中から来年の東京オリンピックで大暴れする選手がどんどん出てきてほしいです!

     

    【サクラフィフティーンメンバー】

     そして、7月にオーストラリアに遠征、2つのテストマッチを行う女子15人制日本代表サクラフィフティーンのメンバーも発表されています。(※はバックアップメンバー)

    FW

    五十嵐 裕佳 名古屋レディースR.F.C.

    江渕 まこと 横河武蔵野アルテミ・スターズ/青山学院大学ラグビー部

    加藤 幸子 横河武蔵野アルテミ・スターズ/早稲田大学(2)

    北野 和子 RKUラグビー龍ケ崎GRACE/流通経済大学(2)

    小鍛冶 歩 Hanazono Hollyhocks/森ノ宮医療学園専門学校

    小西 想羅 横河武蔵野アルテミ・スターズ/青山学院大学(2)

    櫻井 綾乃 横河武蔵野アルテミ・スターズ/NTTファシリティーズ

    鈴木 実沙紀 東京山九フェニックス/NTTファシリティーズ

    高野 眞希 横河武蔵野アルテミ・スターズ/セコム

    玉井 希絵 MIE WOMEN’S RUGBY FOOTBALL CLUB PEARLS/エイワテック

    永井 彩乃 日本体育大学ラグビー部女子/日本体育大学(4)

    永岡 萌 RKUラグビー龍ケ崎GRACE/流通経済大学(2年)

    藤本 麻依子 YOKOHAMA TKM/横浜未来看護専門学校

    星野 恵 自衛隊体育学校

    細川 恭子 日本体育大学ラグビー部女子/日本体育大学(2)

    南 早紀 横河武蔵野アルテミ・スターズ/横河レンタ・リース

    塩崎 優衣 東京山九フェニックス/慶應義塾大学(4)

    村上 愛梨 横河武蔵野アルテミ・スターズ/ゼビオナビゲーターズネットワーク(株)

    BK

    阿部 恵 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/立正大学ラグビー部/立正大学(3)

    庵奥 里愛 MIE WOMEN’S RUGBY FOOTBALL CLUB PEARLS/住友電装

    今釘 小町 石見智翠館高等学校ラグビー部/石見智翠館高等学校(3)

    葛西 杏奈 自衛隊体育学校

    鹿尾 みなみ RKUラグビー龍ケ崎GRACE/筑波大学(4)

    鈴木 彩香 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/東京日野自動車

    津久井 萌 横河武蔵野アルテミ・スターズ/青山学院大学(2)

    名倉 ひなの 横河武蔵野アルテミ・スターズ/NTTファシリティーズ

    平野 恵里子 YOKOHAMA TKM/TMG本部横浜支部

    平山 愛 自衛隊体育学校

    古田 真菜 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/立正大学ラグビー部/立正大学(4)

    山本 実 MIE WOMEN’S RUGBY FOOTBALL CLUB PEARLS/住友電装

    小野 ゆき ながとブルーエンジェルス/ながとスポーツ財団

    小林 花奈子 日本体育大学ラグビー部女子/日本体育大学(3)

    新原 響 YOKOHAMA TKM/戸塚共立第一病院

     

    2年前のワールドカップ以降、活動のなかったサクラフィフティーンですが、2年ぶりの活動再開です!

    楽しみな選手が揃っていますね!

    太陽生命ウィメンズセブンズシリーズで実力をアピールしている選手がズラリと並んでいます。15人制タイプというイメージのあった藤本選手(TKM)や江渕選手(アルテミ)がセブンズでも素晴らしいプレーを見せているし、ニュージーランド留学で武者修行してきた高野選手、小西選手、加藤選手(アルテミ)の成長ぶりも楽しみです!

    高校生でメンバー入りした今釘選手(石見智翠館高3年)も、お姉さんの中でプレーするのは太陽生命シリーズのチャレンジチームで実証済みです!

    そしてBK鹿尾みなみ選手(グレース)は、お兄さんの貫太選手(東海大−ヤマハ)と兄妹キャッパーなるか?

    そしてバックアップメンバーにも楽しみな名前がズラリ。

    中でも気になる名前は、ながとブルーエンジェルスの小野ゆき選手。RWC2015ジャパン躍進の立役者小野晃征選手の妹、クライストチャーチ育ちの実戦タイプ、ここから頭角を現していきそうな予感がします!

     

    男子15人制日本代表スコッドは宮崎で過酷な訓練を続けていますが、どのカテゴリーもそれぞれのステージで強化を進めています!

     

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  • 【トップリーグカップ】

    トップリーグカップ2019が22日、開幕しました。

    2003年のリーグ設立以来、初めての「春の大会」。

    告知不足、開催会見もなし、選手名鑑もどこにもなし……いろいろとツッコミどころ満載の大会ですが、ワールドカップを控えているゆえの変則日程でアリ、それゆえのおもしろみも。

    ということで、江戸川陸上競技場で行われたクボタvsコカコーラへ向かいました。

     

    この試合は、クボタスピアーズと東京都ラグビー協会の共同企画として、ラグビー体験会や屋台村、みどころ講座などいろいろな企画満載で行われました。

     

    各地で9試合が行われた中で、この試合を選んだのは、立川理道選手がいるからです。日本代表の宮崎合宿から外れ、サンウルブズで南アフリカからアルゼンチンへとまわる世界一周ツアーへ行きながら2試合とも出場なしで帰国、そこから中3日でこの試合にリザーブ入りしました。

     

    どんなプレーを見せてくれるかと思ったのですが……さすがでした。

    後半10分にピッチに入ると、最初のプレーでタックルからターンオーバー。

    そこからボールを持てば流れずに前進してボールを活かし、スペースを作る。

    クボタは前半はコカ・コーラの粘りに手こずり、立川選手が入ったときは17−7、トライ数は2対1というイーブンな展開でしたが、そこから残り30分間はトライ数4対0。

    立川選手自身は豪快にビッグゲインしたり、かっこいいキックパスを通したり、派手なプレーは全然しないけれど、立川選手が入るとゲームの流れが良くなるんです。

    良い司令塔って、万国共通、そうなんですよね。

    2015年のジャパンをリードした小野晃征選手、昨年の神戸製鋼を優勝に導いたダン・カーター選手……立川選手は背番号「12」のセカンドファイブだけど、チームを勝たせるプレーをするチームマンであり司令塔であり、すぐれたコミュニケーション力を持つリーダーだなと改めて感じました。

    試合後、残り3ヵ月を切ったワールドカップに向けて、自分をどう位置づけているかを聞くと「今はクボタに100%コミットします。ここで良いパフォーマンスを市内と、何かあっても呼んでもらえない。そして、もしも呼んでもらえたときがあったら、そこでいいパフォーマンスを出せるようにしっかりと準備しておく。呼ばれるとしたら、チームが苦しい状況になってるときですから」

     

    「呼ばれるとしたら、チームが苦しい状況になってるときですから」

    という言葉にシビれました!

    現在、自分が評価されていないときでも、自分が評価されるときがくるとしたらどういうときなのか、そのとき自分は何が求められるのか。そこまで頭を巡らせている…ホントにすごいなあ。

     

    サンウルブズの地球一周ツアーから帰国したのは火曜の朝。そこから自宅によって荷物を置くと、すぐにクラブハウスへ向かい、練習に合流したそうです。

    「こどもは『帰ってきたばかりなのにまた行っちゃうの?』ってびっくりしてましたね(笑)」

    W杯まで3ヵ月を切りましたが、立川選手の出番、活躍する場所はきっとあるだろうな…そう思わせるパフォーマンスでした。そのためにも、このあとのトップリーグカップで、いいプレーをたくさん見せてほしいです。

    クボタスピアーズ、次の試合は29日(土)、秩父宮で、相手は……ありゃ、釜石シーウェイブスだ!

     

    トップリーグカップの結果です。

    ヤマハ発動機 62−12 九州電力 (月寒)

    ホンダ 33−3 栗田工業 (熊谷)

    パナソニック 31−29 日野 (熊谷)

    NEC 43−12 マツダ (秩父宮)

    サントリー 88−5 清水建設ブルーシャークス (秩父宮)

    クボタ 43−7 コカコーラ (江戸川)

    リコー 36−14 豊田自動織機 (瑞穂)

    神戸製鋼 22−14 近鉄 (和歌山・紀三井寺)

     

    パナソニックを日野が、神戸製鋼を近鉄が、かなり苦しめたようです。

    苦しんだパナソニックですが、勝利を引き寄せたのはルーキー竹山選手。

    4C1P、すべてのキックを決めて、SOクリップス選手が1ゴールだけ外した日野を、その2点分だけ上回ったわけです。

    日本代表候補や外国代表のトップ選手が不在の中で始まったトップリーグカップですが、みどころはありますね。

    そして、同時に、日本代表やサンウルブズとは切り離してもトップリーグは十分に存在価値を、存在意義を、持てるだけのリーグに成長しているんだなあと思いました。

     

    来週発足する日本協会新執行部には、自分たちの価値をしっかり上げていくことを期待したいです!

     

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  • 【いろいろ】

    はやいもので、ワールドカップ開幕100日前が過ぎたと思ったらあっという間に1週間、もう開幕まで90日ですね。

    今週もいろいろありまして、あちこちと動きながら、いろいろと締め切りもありまして、ブログは全然更新できずにおりました(汗)

    今週を駆け足で振り返りますと……

     

    17日(月)は、ワールドカップのチケットデザイン発表会見でした。

    写真の説明はありません。

    モチーフは武者絵です。印刷は和紙をイメージしているそうです。!!

    日本らしさがイイんじゃないでしょうか。どのデザインが出るかは分からないそうです。チームパックやスタジアムパックは、また違うデザインのカード型(タブレット型というのかな?)チケットが届くそうです!

    ウォレットもいい感じですね!

    画像に含まれている可能性があるもの:画面
    ジーは中腰で頑張りました

    画像に含まれている可能性があるもの:3人、菊谷崇さんを含む、、スマイル、立ってる(複数の人)、室内

    正直、今まで見てきたラグビーワールドカップチケットの中では一番いかしたデザインじゃないかな♪

     

    18日(火)は仙台へ。仙台リゾートスポーツ専門学校からワールドカップ釜石開催そして7月27日の日本vフィジーのテストマッチへボランティアに行く学生さんたちを前にワールドカップのこと、日本代表のこと、釜石へやってくる国のこと……などなどを講演させていただきました!

    画像に含まれている可能性があるもの:42人、大友 信彦さんを含む、、スマイル、座ってる(複数の人)、室内

    みなさん熱心に聞いてくれました。19−21歳くらいの若者ですが、スポーツトレーナーやアスレチックトレーナーなど、具体的な将来イメージ、そして地元への貢献を目指している、強い意志を持った若者たちでした。楽しかった🎵

    ホントはスクラムユニゾンしたかったのですが、インターネットがうまくつながらなくて、時間も足りなくて、できなかったのですが、みなさんに各国のジャージーを着ていただきながら、ちょっとだけワールドカップ気分♪

    727日のフィジー戦、そしてワールドカップの釜石での2試合、みなさん頑張りましょう

     

    19日(水)はRUGBYJapan365プレミアムページにて、

    大西将太郎さんプレゼンツ「しょっさんの大好き!海外ラグビー」

    サンウルブズ2019レビュー&スーパーラグビープレーオフ展望

    をUPしました!

    画像に含まれている可能性があるもの:2人、奥山 禎晴さんを含む、、スマイル、立ってる(複数の人)、テキスト
    今季のサンウルブズは迷走で終わってしまった印象ですが、ファンの皆さんの「オレたちのチームを応援する」という姿勢は素晴らしかった!というしょっさんの指摘には共感します!プレーオフの注目は、やっぱり「同期」のあのチーム!
    https://bit.ly/2MUqULo

     

     

    20日(木)は、12年ぶりにトップリーグ昇格の三菱重工相模原ダイナボアーズに三菱自動車からチームカーとして提供された最新のデリカD5お披露目会見へ。

    土佐キャプテンは「パワーと機動力を兼ね備えるというコンセプトもラグビーにマッチしているし、このカラーもラグビーグラウンドに映えますね。デリカのように力強く戦っていきたい」ときっぱり。

    画像に含まれている可能性があるもの:4人、安江 祥光さんを含む、、スマイル、屋外、自然

    この新型デリカD:5、なんといっても先日のみなとラグビーフェスティバルで披露した、45度の急傾斜も登っちゃうと言う踏破力が武器です!

    カッコいいです

    ダイナボアーズは2007年以来12年ぶりのトップリーグ復帰。前回トップリーグを戦ったのも、今回も、どちらもワールドカップイヤーで、どちらもイノシシ年!

    画像に含まれている可能性があるもの:2人、車、屋外

    ダイナボアーズの行くところ、このダークグリーンのデリカが現れるはずです。お楽しみに!

     

    21日(金)は、RUGBYJapan365にて

    「ラグビーをはじめる子供たちへ」

    日本代表最多キャップの大野均選手の著書「はじめてのラグビー」出版記念インタビュー掲載!期間限定で第1章は試し読みOK!ラグビースクール向けの著書プレゼントもあります!

    https://bit.ly/31N2oPJ

    あわせて、22日の東京中日スポーツ・首都スポでも、大野選手からワールドカップを目指す選手たちへのメッセージが掲載されます!

     

     

    また、この1週間は楽しいニュースだけではありませんでした。

    ワールドラグビーは、検討していたネーションズチャンピオンシップの導入を正式に断念。日本にとっては、サンウルブズの2021年からの除外に続く、追い打ちのような厳しい決定です。日本ラグビー協会はこれまで、この新大会が設立されるからということで、スーパーラグビーからの除外はむしろ積極的に薦めていたきらいがありますが……改めて、その目算は外れてしまいました。

     

    日本ラグビーフットボール協会から発表された 坂本典幸専務理事のコメントです

     

    「『ネーションズ・チャンピオンシップ』の開催に向けた、これまでのワールドラグビーの努力に感謝申し上げます。今回、『ネーションズ・チャンピオンシップ』の開催に向けた議論継続が無くなったという報告をワールドラグビーより受け、日本ラグビー並びに、世界のラグビーがよりグローバルに発展していく機会を逃したことは、日本ラグビーフットボール協会として大変残念です」

     

     

     

    同じ日、トヨタ自動車ヴェルブリッツ所属選手がコカイン所持の疑いで逮捕されたというニュースが流れました。警察から発表された状況はかなり不自然な要素が多く、事実はまだ闇の中に思えますが、トヨタ自動車は早々にチームの活動自粛、22日に始まるトップリーグカップの出場辞退を決めました。

     

    しかし、本人も否認しているといいますし、財布を落としたところからコカイン発見までの事件の経過が何とも不自然。推定無罪の原則を考えても、逮捕されただけでここまでの反応をすることには強い違和感を覚えました。逮捕だけですべての名誉が奪われてしまう。たくさんの人が準備してきたことがすべて中止になってしまう。これがスタンダードだったら、恐ろしい。企業側は、コンプライアンスの尊重を前面に出すべき立場ですし、どうしたって企業イメージを(過剰に)守ろうとする、そこから自粛という、企業にとっては安全策のオプションも出てくる可能性がある。

    個人的には、ラグビー協会が預かって、試合を行うくらいのリーダーシップを見せてほしかった気がします。たくさんの人が関わって、試合の準備をしてきた、日本ラのレベルを上げるための試合なんですから。

    日本協会から岡村正会長のコメントとして発表された言葉は以下の通りです。

     

    「ジャパンラグビー トップリーグのトヨタ自動車ヴェルブリッツ所属の選手が、麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕されたことは大変遺憾です。全てのラグビー関係者に改めてコンプライアンスの遵守を徹底させ、再発防止に全力で尽くします」

     

    なんか、サンウルブズ除外の件でも、ネーションズチャンピオンシップ廃案の件でも感じたことですが、トップのコメントとして発表される言葉が妙にあっさりしているような感じがします……。29日に発足する新執行部には、何とかこの失態を取り返してほしいです……。

     

    ともあれ、22日からはトップリーグカップ開幕です!

     

     

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  • 【W杯100日前】

    12日は、ラグビーワールドカップ日本大会開幕まで100日という区切りの日!

    ということで、いろいろなイベント&情報発信がありました。

     

    東京中日スポーツでは、本日本代表主将の廣瀬俊朗さんが提唱する「ワールドカップ出場20カ国を歌で迎えよう」というムーブメント「スクラムユニゾン」を紹介しました。

    この企画、廣瀬さんの言うとおり「歴史的にも宗教的にもニュートラルな日本だからこそできる」ことじゃないか、これはものすごい可能性を秘めたアクションなんじゃないかな、と思います。

     

    そして、丸ビルで行われた100日前イベントへ。

    まあまあ盛り沢山というか、たくさんの方が揃いました。

    組織委員会、日本協会、ワールドラグビー、ワールドカップリミテッド、成功議員連盟、開催都市代表、文部科学省、スポーツ庁、観光庁、日本スポーツ振興センター、日本政府観光局、大会アンバサダーのみなさん、そして、ワールドカップレジェンド、元南アフリカ代表のブライアン・ハバナさん、元ウェールズ代表のシェーン・ウィリアムズさん! 前回2015年ワールドカップ日本代表の五郎丸選手&畠山選手、そしてそしてラグビーワールドカップ2019PRキャプテンの舘ひろしさん&スペシャルゲストの櫻井翔さん!

    本当にたくさんの人が、ワールドカップの盛りあげのために集結してくれました!

    良いコメントいっぱいありました。

    ハバナ選手は、2015年ワールドカップで日本戦の負けを経験した当事者ですが

    「我々は日本を油断していたりはしていなかった。しっかりと対策を立てて試合に臨んだけれど、日本がそれ以上に素晴らしかった。大切なのは結果を受け入れて、それと向き合って前に進むこと」

    あの日、屈辱にまみれたはずの南アの選手たちが、悪びれずに日本の選手たちを祝福していた姿が蘇りました。その誠実さ、真摯さがあったから、南アはそのあとベスト4まで勝ち進んで、オールブラックスともギリギリの勝負をしたんだな、と納得しました。

    他にもいろいろあるのですが……

    印象的だったのは、みなさんがワールドカップに期待することについて、「釜石」の名を挙げていたことです。

    スペシャルゲストの櫻井翔さんは、先日フランスへ行った帰りの飛行機の中で、釜石のワールドカップ招致を紹介した映像「海よ、もうノーサイドだ」を見て感激したというお話をあかしてくれました。

    よく見たら、櫻井さんのネクタイ、見覚えのあるロゴが入っているみたい。もしかして…釜石?

    拡大すると……

    櫻井さんだけでなく、五郎丸さんも廣瀬さんも、似たようなネクタイをしていらっしゃいました。改めて見ると、大畑さん、梶原さん、松田さん、松木さん……も?

     

    櫻井さん五郎丸さん廣瀬さんはつい先日、釜石へ行ってこられたとお話しになっていました。

    みなさんのネクタイ全部チェックできたわけではありませんが、たくさんの方が、釜石を、つまりは被災地でワールドカップを開催することを応援してくれているんだな、という思いを強くしました。

     

    あと100日、きっとあっという間ですね。

    完璧な準備なんてできるかどうかわからないけれど、きっと、始まってからもバタバタするだろうけれど、それは間違いないけれど、やれるだけのことをやって、スッキリとワールドカップを迎えましょう!

    みんなでこの100日のドキドキ感を、きっと二度と味わえない100日の疾走感を、存分に楽しみましょう!

     

    ありがとうございました!

     

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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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