ツールドラグビートップへ

【5/27は仙台へ!】

お知らせです。

5月27日(日)、弘進ゴム アスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)にて、

ラグビーフェスティバルinSENDAI

釜石を熱く!!

と題したラグビー春季招待試合

釜石シーウェイブス vs NTTコミュニケーションズシャイニングアークス

の試合が行われます!

 

これは、来年のラグビーワールドカップで東北唯一の開催地となった釜石での試合を盛り上げようと、宮城県ラグビーフットボール協会が企画したもの。

 

試合に先立ち、仙台駅東口からスタジアムまで、ワールドカップ出場各国の旗やジャージーでパレード行進を実施します。ここにはスクラム釜石の石山次郎代表も、釜石シーウェイブスの非公認キャラクター「なかぴー」も搭乗予定です!

 

そしてキックオフ前の11時30分から12時30分までは、正面入り口前の特設会場にてイベントを実施します。

 

まず最初は「ラグビートークショー」。トークゲストは、

シーウェイブス監督兼ゼネラルマネージャーの桜庭吉彦さん、

日本ラグビー応援ソング「楕円桜」を歌うシンガーソングライターの渡瀬あつ子さん、

お二人にいろいろとお話を聞かせていただくのは僕、大友信彦なんです(笑)。

 

桜庭さんは秋田工業で全国高校ラグビーに優勝を飾って新日鐵釜石へ。1987年の第1回ワールドカップに20歳で初出場、1995年、1999年と3大会に出場した日本ラグビー界のレジェンド。釜石シーウェイブスが誕生した2001年以来、選手として、監督として、ゼネラルマネージャーとして、ディビジョンマネージャーとして……常にシーウェイブスの先頭に立ってきた、釜石ラグビーの看板です。

渡瀬さんは福島県原ノ町市、現在の南相馬市出身。

5歳のときにピアノを始め、武蔵野音楽大学在学中にバンド活動を始め、ミュージシャンとして活動していた2007年に、日本代表ヘッドコーチのジョン・カーワンさんからの依頼を受けて、日本ラグビー応援ソング「楕円桜」を作り、各地のラグビー場でアカペラで歌い継いできました。

お二人の面白いトークをいっぱい聞き出したいと思っております!

 

そのあとは、選手のサイン会。

NTTコムのSO小倉順平選手、FL金正奎選手、FB羽野一志選手のお三方に来ていただく予定です!

 

そして、メインゲームの釜石シーウェイブスvsNTTコムでは、特別企画として、「副音声的雑談場内実況」を実施します。

今回の企画にご協力いただいた、仙台リゾート&スポーツ専門学校の女子学生さんおふたりの質問に大友が答える形で、「初めてラグビーを見る初心者にも楽しめる場内アナウンス」を敢行!

当ブログ&フェイスブックやツイッターでご覧いただいている皆様、話題にしていただきたいことがありましたら。それぞれのコメント等にリクエストをお寄せください!

あるいはスクラム釜石ホームページのお問い合わせフォームへ!

http://scrumkamaishi.jp/inquiry

 

僕と一緒に試合を盛り上げてくれるのは、仙台リゾート&スポーツ専門学校 アスレチックトレーナー科の

 

阿部ちなみ さん

林 歩実 さん

大友は喋るプロではありませんが、そこは、今回も、気仙沼市松岩小中学校の後輩にあたりますフリーアナウンサーの佐藤千晶さんにお助け頂きながら、進めさせていただく予定です!

上手に喋る自信はまったくありませんが、楽しく喋れる自信はあります!

 

ラグビーファンの皆様も、ラグビー観戦まったく初心者の皆様も、こちら用にも質問等いただければと思います。よろしくお願いします!

 

そして肝心の試合。

釜石シーウェイブスは、今季初の公式戦となったIBC杯の東海大戦には59-21で快勝!

ほぼ同じメンバーの東海大と戦った明大のスコアは62-33でしたから、似たような強さ?

NTTコムは、2010年にトップリーグに初昇格して以来、一度も降格することなくトップリーグで活躍、最高順位は5位と、トップリーグ上位の常連に足を踏み入れつつあります。

 

シーウェイブスにとっては、目指すトップリーグとの距離を測る上でとても貴重な戦いになるはずです。フィジカルコンタクトだけでなく、ボールの使い方、動かし方、コミュニケーションの伝達、共有……。

思った以上に距離があるのか、それとも全然遠くないのか、大きな差なのか小さな差なのか、いろいろなものが見えてくる、いろいろなヒントがある試合になるんじゃないかな。

 

ということで、とても楽しみです!

仙台のみなさま、東北方面のみなさま、お時間ありましたら、ぜひ弘進ゴムアスレチックパークへ!

ユアテックスタジアムでもひとめぼれスタジアムでもない、ちょっと昭和チックなスタジアムと聞いております。楽天コボスタあらため楽天生命パーク宮城のとなりです。

宮城から、釜石ワールドカップ盛り上げムードを発信しましょう!

 

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  • 【男子セブンズHCに岩渕さん】

    21日、男子セブンズ日本代表についての記者会見(メディアブリーフィング)がありました。

    先日、16日の日本協会理事会のときに、退任は決まったとは聞いていたのですが……21日、男子セブンズ日本代表ヘッドコーチ(HC)、ダミアン・カラウナさんの退任と、男女セブンズ日本代表総監督の岩渕健輔さんの男子HC就任(兼任)が発表されました。

    日本協会から発表されたダミアンさんの退任コメントです。 

    男子セブンズ日本代表ヘッドコーチ ダミアン・カラウナ

    「はじめに、男子セブンズ日本代表チームのヘッドコーチを務められて光栄でした。

    2020 年東京オリンピックまで再契約とはならなかったのは残念です。しかし、日本ラグビーフットボール協会は、違う方向へ進むことを望んでいるのです。

    私たちは、リオデジャネイロオリンピック後の強化計画の再構築に懸命に取り組み、ちょうど結果が見え始めてきていました。2017年のアジアシリーズで優勝し、7人制ラグビワールドカップ2018年大会の出場権を獲得、また、HSBCワールドシリーズについては香港でのコアチーム予選大会に勝ち、シリーズへの復帰を果たしました。私は、チームが良い状態のときに離れていくことを感じています。

    メディアの皆さんのサポートには感謝をお伝えしたいと思います。また、7 人制代表を支え、自分達の所属選手を代表活動に送り出してくださった指導者、コーチ、企業の皆さんにも感謝を申し上げたいです。

    この先には、胸の躍るような時間が待っています。私たちの選手を応援できるのを、私は楽しみにしています。

    ArigatouGambatte、本当に光栄でした」

     

    そして、男女セブンズ日本代表総監督としての岩渕さんのコメントです。

    Team Japan2020男女7人制日本代表総監督 岩渕健輔

    「男子7人制代表が世界の舞台でステップアップできるように、素晴らしいリーダーシップをもって、チームに多大な貢献をしてくれたカラウナ氏に心から感謝しております。

    世界トップの7 人制ラグビー理論を持ち、常に前向きで、7 人制ラグビーを愛するカラウナ氏は、この18 カ月で、チームを大きく成長させてくれました。

    カラウナ氏のコーチとしての今後のご活躍と、ご家族の幸せを心からお祈り申し上げます」

     

    そして、岩渕新HC就任についての、日本協会 坂本専務理事のコメントです

    公益財団法人日本ラグビーフットボール協会 専務理事 坂本典幸

    「男子セブンズ日本代表は、2016 年のリオデジャネイロオリンピックで4 位に入賞しましたが、HSBC ワールドセブンズシリーズでは降格、昇格を繰り返してきました。

    リオデジャネイロオリンピック後、その時点での成果や反省を経て、今年のワールドカップ・セブンズの目標であるベスト8以上、更には東京オリンピック2020 でメダル獲得を目指すには、世界で戦うために新しい知見を持っているダミアン・カラウナHC が適任だと判断し、2016 11 月に就任してもらいました。カラウナHC は、セブンズの選手がなかなか集まらない中で、今年4 月に開催された「HSBC ワールドラグビーセブンズ2018-2019 シリーズ コアチーム予選大会」では、見事に優勝し、コアチーム昇格を達成してくれました。その功績は大きく、一定の成果を出してくれたと思います。

    しかしながら、東京オリンピック2020 でのメダル獲得を視野に入れたときに、選手の所属するチームや企業のこと、日本人選手のことをより理解出来る日本人のHC が相応しいのではないかと考え、岡村会長や関係スタッフと協議した結果、セブンズにずっと携わってきた岩渕総監督に男子セブンズ日本代表HC に就任してもらうことを決めました。

    カラウナHC は世界に通じるセブンズチームを作ってくれましたが、より強くするためにも、継続して世界とのネットワークを持っている岩渕新HCにチームを世界レベルに強化してもらい、そして東京オリンピック2020でのメダル獲得を託すことにしました。

    ラグビーワールドカップ2019 日本大会が開催されるため、セブンズチームへの選手招集は厳しい状況が続くと考えられます。それも理解した上で、ワールドカップ・セブンズ2018 や東京オリンピック2020 で目標を達成するためには、今までのキャリアで様々な状況を知っている岩渕新HC に全てを任せたいと思います。

    男子セブンズ日本代表が、岩渕新HC と共に、これから世界で躍進してくれることを期待しています」

     

    そして、新HCとしての岩渕さんのコメントです。

    ■Team Japan2020 男女7 人制日本代表総監督 兼 男子セブンズ日本代表ヘッドコーチ 岩渕健輔

    2020 年東京オリンピックパラリンピ ック開幕まで、 開幕まで800 日をきりました。

    カラウナ氏がチームに残してくれた 卓越した 7 人制ラグビーの見識を最大限に活かし 、さらに改善と工夫を加え、チームを表彰台にあげるよう、強い覚悟をもって取り組んでまいります」

     

     

     

    ダミアンのコメントを読むとちょっと切ないですね。

    冷静に見て、ダミアンのジャパンがいい成績を残せたと言うつもりはありませんが、選手が集まらなかったことに関しては、過去のセブンズジャパンと比べてもかなり厳しかったと思います。コーチとしての評価を下しようがないくらい、バックアップ体制は薄かった。日本代表に相応しい結果を出していたとはいえないと思うけれど、限られた条件の中では、成果を出していたともいえます。

    昨年、アジアシリーズ前の羽田での会見で。ダミアンHCと小澤キャプテン

    「JAPAN FLAIR」というキャッチフレーズを掲げました。

     

    東京五輪まであと2年。岩渕さんによれば「強化体制を見直すにはここがタイムリミット」という決断だったといいます。それはそうだろうなと思う一方で、ダミアンにも、一度、彼が本当に望むメンバーで試合をさせてみたかったなという気もします。

    僕が何度か聞いた範囲では、ダミアンは「誰がきていない」という泣き言はあまり言わなかった気がします。

    といいつつ、合宿を取材に行っても、ダミアンがいないときも結構多かった。あまり日本にいなかったんです。それもあって、コミュニケーションが十分に取れず、ダミアンに日本ラグビーの情報が少ないまま、ここまで1年半の在任時間があっという間に流れてしまったな、と言う気がします。

     

    んー、いろいろな思いはありますが、ともかく、ダミアン、お疲れ様でした。

    岩渕さんの男子セブンズHCの任期は2020年東京五輪までということです。

    岩渕さんと、選手のみなさんには、ダミアンの思いも背負って、前進してほしいと思います。

     

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  • 【慶明戦@石巻】

    20日は宮城県石巻市へ。

    関東大学春季大会の明大vs慶大の一戦です。

    試合会場の石巻フットボール場とその周辺へは何度も来ていますが、考えて見ると、ラグビー試合で来たのは久しぶり。

    ここは、東日本大震災のあと復興事業の資材置き場になっていて、芝がボロボロになって……復活した再オープン記念試合が行われたのが震災2年後の2013年6月、早慶戦でした。あのときは、まだ仙石線が開通していなくて、新幹線で古川まで行って、陸羽東線−小牛田乗り換え−石巻線でたどり着いたっけなあ。

     

    そのあとは、スクラム東北ライドやツールド東北で何度も訪れています。

    だけど、5月のこの最高の季節に来るのはまた格別です。

    会場の周りでは、ワールドカップ釜石開催の宣伝ブース、ストリートラグビー、自転車体験ブース、

    ワールドカップ出場各国のワイン&ドリンクを集めた試飲コーナーも。これ、とてもナイスな企画ですね!

    試合前には、大西将太郎さんがピッチに登場、スタンドのお客さんと一緒にラグビーエクササイズをリード。

    歌手兼女優・寺田有希さんのストリートラグビーてーまソング「さあいこう!」のミニライブ……

    たくさんのひとが、それぞれのやりかたで、試合を盛り上げました。

     

    そして試合は、明大が45−12で勝利しました。

    明大はこれで春季大会4戦全勝。

    とはいえ、スコアから想像されるようなワンサイドゲームではありませんでした。

     

    先制したのは慶大でした。規律の取れた、隙のないディフェンスで明大のアタックを包み込み、ボールを奪い、11分、LO佐藤航大選手が先制トライ。

     

    明大もじわじわと攻め返し、FL繁松選手、LO小宮選手、WTB山村選手のトライで21−7としてハーフタイム。

    リードされた慶大も、後半15分にWTB中山選手のトライとSO古田選手のコンバージョンで12−21と追い上げます。

    しかし、そこから明大は流れを掴みます。

    途中出場のPR祝原選手、WTB山村選手、WTB石川選手、途中出場のWTB矢野選手が次々とトライ。

    慶大が何度も相手ゴール前まで攻め込むのですが、明大はワンチャンスで一気に切り返し、少ないフェイズでトライを取り切る。クレバーな戦いぶりでした。

    明大が45−12で勝利。

     

    とはいえ、慶大も、何度も相手ゴール前まで攻め込んで、ラストパスが惜しくもスローフォワードになってしまったり、このパスが通ればトライ!というパスがカットされたり。意外と差はないんじゃないかなと思いました。

     

    細かいことは追ってレポートしますが、両校のキャプテンは、石巻という場所で試合をした価値をすごく感じていたことが印象的でした。

    試合の前日、石巻入りした両校の選手たちは、それぞれ被災地を見学。

    明大の選手たちは日和山へ。

    「ここから津波がくるところを見ていた人たちの気持ちを考えました」

    と話した明大の福田主将は、震災のときは中2、茗渓学園のグラウンドで練習していたといいます。

    「茨城であれだけ揺れたんですから、震源地に近い石巻ではどれだけ揺れたかと思うと……」

     

    一方の慶大は、大川小学校の跡地を訪問したそうです。

    「実際に見て初めて、復興が進んでいないんだなということを感じたし、その場所でラグビーをさせてもらえること、招待していただいたありがたさを考えたし、そこにいらっしゃる皆さんに試合を見ていただくんだから、少しでも良い試合を見せたいと思いました」と古田主将。

     

    フットボール場のある石巻市運動公園には、いまもたくさんの仮設住宅が建っていました。震災から7年が経過しても、変わらないことがたくさんある。

    簡単な話ではない、何をどうしたら解決するというものでもない。だけど毎日生きていかなければならない。そんな現実の中で暮らしているみなさんに、何かいいメッセージを届けることができれば嬉しい。

     

    選手たちのそんな気持ちが表れた試合だったと思います。

     

    その気持ちが伝わったのでしょう。この試合は有料試合でしたが、スタジアムには満員、2500人の観衆が集まりました。石巻のラグビー熱を改めて感じました。

    最高の天気のもとで、素晴らしい若者たちのパフォーマンスに触れた、素晴らしい1日でした!

    みなさん、ありがとうございました!

     

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  • 【サンウルブズ 初連勝&国外初勝利!】

     

    サンウルブズがやりました!

    スーパーラグビーの今季11戦目、ストーマーズ戦@香港

    僕は今回は現地へ行けず、Jスポーツオンデマンドで観戦したのですが……興奮しました!

     

    試合終了直前に23−23の同点に追いつき、ロスタイムに自陣からカウンターアタックで攻め返し、83分、SOヘイデン・パーカー選手が劇的なサヨナラDGを成功しました!

    26−23の激勝です!

    画像に含まれている可能性があるもの:3人、、スマイル

    (Jスポーツ画面より)

     

    先週のレッズ戦で12度のプレースキックをすべて成功させ、サンウルブズを今季初勝利に導いたスーパーブーツは、このストーマーズ戦でも1コンバージョン3PG、4度のプレースキックを全て成功させた上に、この劇的サヨナラDG!

    パーカー選手は左利きなのですが、最後の場面は右サイドから、右足で蹴りました。

    ……というと、思い出すのは、2003年ワールドカップ決勝、サー・ウィルコことジョニー・ウィルキンソンの(ほとんど)サヨナラDGです。

     

    試合後のJスポーツのインタビューで、流選手は最後のDGの場面について

    「ヘイデンはいつも右でも左でもDGを蹴れるように練習していたので心配していなかった」と明かしました。本当に、サンウルブズはしっかり準備したことをしっかり出して、キッチリ勝ったんですね。

     

    出場した選手は以下の通りです。

    1石原慎太郎 2堀江翔太 3浅原拓真 
    4サム・ワイクス 5グラント・ハッティング
    6リーチマイケル 7エドワード・カーク 8ヴィリー・ブリッツ(C)
    9田中史朗 10ヘイデン・パーカー
    11福岡堅樹 12マイケル・リトル
    13ラファエレティモシー 14山田章仁 15松島幸太朗
    16ジャバ・ブレグバゼ 17クレイグ・ミラー
    18ヘンカス・ファンヴィック 19ヘルウヴェ 20徳永祥尭
    21流大 22田村優 23ジェイソンエメリー

     

    素晴らしいプレーはたくさんありましたが、最後の場面は痺れたな。

    パーカー選手が左中間43mのロングPGを決めて、同点で迎えたロスタイムのキックオフ。サンウルブズの蹴り返しを撮ったストーマーズは、僕の手許のカウントで18フェイズまで攻撃を継続。ペナルティがあれば即サヨナラPGを決められるというギリギリの場面で途中出場のジャバがターンオーバー、SOパーカー選手の大胆なキックパスを追った福岡選手が好キャッチしてボールを確保、そこからサンウルブズは5フェイズを重ねて、パーカー選手のDGに繋げました。

    福岡選手はほかの場面でもスーパーキャッチを披露。トライこそなかったものの、サンウルブズの勝利に大きく貢献しました。

    サンウルブズ、創設3年目で初めての連勝、そして国外での初勝利、おめでとうございます!

     

    ジャパンエスアールから発表されたコメントです。

     

    ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチ

    後半最後のゲームの流れは、チームを信じていました。皆さんもご覧のとおり、ヘイデン・パーカーのパフォーマンスは素晴らしいものでした。称賛を送りたいと思います。この暑さの中できちんとクオリティを出したこと、基礎も素晴らしかったです。ストーマーズはラインアウト、スクラムが強いトップのチームのひとつだと思います。フォワードに対してかなりプレッシャーを受けましたが、しっかりゲームもコントロールしてくれました。

    ここまで厳しい時もありましたが、サンウルブズの歴史的に2連勝したことは素晴らしいことだと思います。チームが正しい方向に向かっているということだと思います。

     

    浅原 拓真

    スクラムの部分は自分達がプレッシャーを与えたかったのですが、相手の方が上回り、攻められてしまいました。しかし今日は自分たちの戦略、クイックなラグビーがゲームにはまる事ができました。苦しい時間帯はとにかく横とのコミュニケーションをしっかりとろうと決めていましたが、ゲーム中その声をたよりに、自分も前向きにやっていこうという気持ちが湧いてきました。

    暑い中での試合でしたが、それは相手も同じです。今日はこういった環境の中で、自分たちのラグビーにチャレンジし、それを結果に結びつけることができました。最後は経験したことがないような劇的な試合の締めくくり方でした。自分はサンウルブズに初年度から参加していますが、連勝を経験したことも、そして海外で勝利したことも初めての経験です。本当に嬉しいです。

     

    ヘイデン・パーカー

    最後のドロップゴールについてはターンオーバーをとってから考えました。(利き足ではない)右足がうまく動いて、ラッキーな結果に結びつけることができました。今日のように、最後にドロップゴールを決めて勝利したことは初めての経験です。入った時は信じられない気持ちでした。しかし、私は最後にゲームの完成品として締めくくっただけで、そこまで繋いでくれた仲間たちに感謝の気持ちでいっぱいです。今日はこれまでの経験で最も暑い中での試合だったかもしれませんが、我々が感じていた以上にストーマーズはもっと暑いと感じていたかもしれません。今日はうまくエナジーを使って、80分間通して頑張り続けるということができました。

     

    福岡 堅樹

    今日の試合はキックチェイスが多かったため、ウィングとしてはそこでいかにプレッシャーを与えることができるかが、プラン成功の可否に関わるところでした。苦しいところもありましたが、プレーが途切れた時にはハドルを組み皆で話し、試合中はとにかく自分達の役割をしっかり果たすという意識だけを持ちプレーしました。

    サンウルブズ初の連勝を達成できたことを光栄に思います。本当に嬉しいです。この80分間、暑い中選手全員が諦めずにハードワークした結果だと思います。

     

     

    そしてストーマーズの粘り。

    会場は気温30度、湿度80%を超える過酷なコンディション。

    暑さはサンウルブズに味方するのでは……と思われましたが、そんな簡単なものではありませんでした。

    ストーマーズは、どう見ても暑さにやられてバテているのに、死力を振り絞って走る。

    サンウルブズが同点においつき、64分に勝ち越したときには、もう決まったか?と思いましたが、ストーマーズはそこから、どこにそんな力が残っていたの? と思うようなパフォーマンスで攻め返し、69分、73分の連続PGで逆転。

    スーパーラグビーの強豪の底力、スーパーラグビーのレベルの高さを見せてくれました。

    だからこそ、サンウルブズの勝利の価値は高まりますね!

    接戦、それもラスト1分からの逆転勝ち。

    みごとな戦いでした!

    過酷なコンディションの中で戦い抜いたストーマーズにも、感謝です。ありがとうございました&お疲れ様でした! 次週からのオーストラリア2連戦も楽しみです!

     

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  • 【サンウルブズ ストーマーズ戦メンバー】

     

    サンウルブズvストーマーズ@香港 登録メンバー発表されました。
    1石原慎太郎 2堀江翔太 3浅原拓真 
    4サム・ワイクス 5グラント・ハッティング
    6リーチマイケル 7エドワード・カーク 8ヴィリー・ブリッツ(C)
    9田中史朗 10ヘイデン・パーカー
    11福岡堅樹 12マイケル・リトル
    13ラファエレティモシー 14山田章仁 15松島幸太朗
    16ジャバ・ブレグバゼ 17クレイグ・ミラー
    18ヘンカス・ファンヴィック 19ヘルウヴェ 20徳永祥尭
    21流大 22田村優 23ジェイソンエメリー
    松島選手は4/14ブルーズ戦以来、
    山田選手は3/3レベルズ戦以来のサンウルブズ登場となります!

     

    ジャパンエスアールから発表された、ジェイミー・ジョセフHC、山田章仁選手、松島幸太朗選手のコメントです。

     

    ジェイミー・ジョセフ ヘッドコーチからのコメント

    今回、香港での試合は暑さがひとつポイントになるでしょう。メンバー選考はストーマーズに対するゲームプランに沿って選びました。レッズ戦から少し布陣に変更が加わっています。ストーマーズは非常に攻撃力のあるチームなので、ブレークダウンでプレッシャーをかけ、スタミナを消費させたいと思います。また、一部はキッキングゲームを想定しています。メンバーも空中戦の能力、キックの能力をベースに選んでいます。いいチェイス、空中戦のスキルがいい選手、福岡と山田はとてもそれらが上手です。山田は JAPAN A でもいいパフォーマンスでした。松島もとても素早く、同じスキルを持っています。キッキングゲーム、空中戦が得意、これらが必要なスキルセットです。

     

    山田 章仁からのコメント

     サンウルブズではレベルズ戦からの復帰となりますが、コンディションも非常にいいですし試合が楽しみです。先週の初勝利でチームの雰囲気もいいです。今週もしっかり結果に結び付け、勝った後の雰囲気をこのまま繋げていきたいです。今回、香港で初めてサンウルブズの試合を行いますが、サンウルブズを通してアジアでもラグビーのファンを増やしていきたいという思いもあります。ストーマーズは強いチームですが、自分達の戦いを信じて、香港でいい試合を披露したいです。

     

     松島 幸太朗からのコメント

     しばらく試合から離れていましたが、練習でもコンディションがいいですし、試合でもいいパフォーマンスを発揮したいです。前回初勝利し、先週はいい勝ち方ができました。今週も自分たちの戦術、1週間やったことをしっかり試合で出せれば、連勝という結果もついてくると思います。先ずは自分たち一人ひとりが役割を果たしていけば大丈夫だと思います。個人的に香港は初めてで、湿度や気温が気になりますが、日本も似たような気候の季節になってきているので、すぐに適応できると思います。

     

    ストーマーズとは、過去2年、シンガポールでの対戦では2016年が17−17のドロー、2017年が31−44の負け。勝利こそ上げてはいませんが、敵地ケープタウンではそれぞれ19−46、15−52ですから、やはり熱帯都市での戦いはサンウルブズに有利に働くのではないか、と思えます。

    まして、過去2年はシンガポールの屋根付きスタジアムで夕刻のキックオフ。今回は香港の屋外スタジアムで真昼13時(日本時間14時)のキックオフです。

    昨年のブルーズ戦、先週のレッズ戦の秩父宮のような、もしかしたら、それを超える暑さかも……。

    もっとも、香港への出発前、「香港の暑さはサンウルブズの味方になるのでは?」というニュアンスでのメディアの質問に、ジェイミーもリーチも笑ってこう答えました。

     

    「ストーマーズは南アからくるから大変だろうけど、サンウルブズにも南アの選手はいっぱいいるからね。そんなに有利ってことはないんじゃないかな」

     

    実際、過去2年、サンウルブズは、移動移動をくり返しながらもメンタルタフネスを失わずに戦う先輩チームの底力に何度も煮え湯を飲まされてきました。

    間違いないのは、簡単に勝てる相手ではないということ。

     

    どこまでもタフに戦い抜いた先に、今季2勝目、サンウルブズ初の連勝という果実が待っているかどうか。

    サンウルブズの戦いぶりに期待します!

     

    試合の様子は、Jスポーツ4とJスポーツオンデマンドで生放送されます!

    サンウルブズの戦いに期待しましょう!

     

     

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  • 【ルーマニアにかわりロシアがRWC2019出場へ】

    15日夜、ワールドラグビーから、来年のワールドカップ日本大会について重大な発表がありました。

    2019年ワールドカップのヨーロッパ地区予選に出場していたルーマニア、スペイン、ベルギーの各代表チームで、無資格の選手が出場していたとして、勝ち点を剥奪。この結果、来年のワールドカップ日本大会にヨーロッパ地区1位で出場が決まっていたルーマニア、およびそれに続く順位だったスペインも順位を下げ、繰り上がってロシアが欧州1位枠に入りました。同様に、プレーオフ枠がまわるはずだったベルギーも順位を落とし、世界最終予選への進出を争うプレーオフにはポルトガルとドイツが進むことになりました。

    https://www.worldrugby.org/news/334795

     

    ロシアはワールドカップ2011年NZ大会に初出場しました。

    ロトルアでのアイルランド戦です

    ロシアから駆けつけた…とおぼしきファンもたくさんいました。

     

    詳しく報じているのが英紙「Telegraph」の記事です。

    https://www.telegraph.co.uk/rugby-union/2018/05/15/russia-qualify-rugby-world-cup-2019-romania-have-points-deducted/

     

    とても興味深いです。

    ルーマニアの問題となった選手はトンガ出身のCTBシオネ・ファカオシエラ、2017年にテストデビューし、13キャップを得ているそうですが、トンガのセブンズ代表で出場したことがあったことが判明した……と同紙は伝えています。

    一方のルーマニアは、意図的に違反したわけではないと主張しているようです。トンガ協会に照会をした上で、問題ないと判断したのだと。そういうことで、ルーマニアには「我々は被害者だ」という主張もあるようです。

     

    このニュースだけを聞くと、代表資格をめぐって「ズルをした」というイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、これは、日本代表にとっても決して他人事ではないのです。

    ワールドラグビーの前身、IRBが2カ国にまたがっての代表選出を禁じたのは2000年から。それ以前は、3年間の空白があれば複数国での代表入りは可能で、だから1995年はNZ代表でW杯に出場したジェイミー・ジョセフさんが、1996年から日本のサニックスでプレーし、居住3年が経過した1999年からは日本代表入り、同年W杯に出場した…なんてお話が可能だったわけです。

    その後、複数国での代表入りが不可となってからは、日本以外も含め他国でキャップを持っていない選手を探して代表入りさせるようになったのですが(NZはその最先端を行く国のひとつです)、15人制のテストマッチ記録はともかく、セブンズの代表経験は記録がほとんど残っていません。さらに、2010年代に入ると、テストマッチだけでなく「セカンドチームでの出場歴も含む」というルールが定着しました。ところがそれでいて、ワールドラグビーでは「セカンドチーム」の定義をしていない。それは各ユニオンに任せられていて、A代表だったりU20だったりする。そこは各国協会の裁量に任せられているのです。

    日本代表では過去、2007年W杯を前にグレン・マーシュ選手(当時NEC)、ブレア・ウーリッチ選手(当時三菱重工相模原)を日本代表でプレーさせようとして、IRBに資格を照会。マーシュ選手は実際にテストマッチに出場しました。今にして思えば結構危ない橋を渡っていたわけです。現在の日本代表候補というか、サンウルブズには、2019年W杯までに「居住3年」の資格をクリアする予定の選手がいますが、その中には、母国で代表歴があるのではないかと揉めている選手もいるのが実情です。

     

    まあ、日本の場合、お上のお墨付きを得るまでは行動しないカルチャーがあるので、結果として「無資格選手が予選につながる試合に出場」という一線は踏み越えていない、ということなのですが……でもこれも、確認のもとの記録があやふやなままなのですから、根拠があやしいと言えばあやしい。本当は、ワールドラグビーが「セカンドチーム」の定義を決め、「無資格の選手を出場させた場合は制裁の対象になる」試合を定めて、それぞれの出場記録を厳密に管理しないとこの規定は執行できないはずです。

     

    今回、棚ぼたでW杯切符を得たように見えるロシアも、実は2003年に、無資格選手を出場させたとして資格剥奪、W杯切符を断たれたという過去を持っています。

     

    ともあれ、今回のケースは、現在の世界ラグビーを取り巻く状況を反映したものと言えそうです。イングランドにもウェールズにもアイルランドにもアイランダー系の選手がいる。彼らには親の移民やビジネスで赴任したときに生まれたりした選手もいますが、純然たるプロ選手として海を渡った選手もいます。そして日本代表でプレーしている外国人選手も、かつては大学や高校から来日して教育を受け、日本語をしゃべれる選手が多かったけれど、今はそうではありません。

    外国人選手も代表に入れることは、ラグビー競技の代表チームの大きな魅力ではあります。その一方で、国産選手が国際試合を経験する機会が狭くなっているのも事実です。国民性、伝統がぶつかりあう……といったラグビー古来の魅力が薄れている面もあります……キリがないですね。これは出口のない、正解のない議論なのですが。

     

    それはそれとして。

    W杯日本大会に出場するチームがルーマニア代表からロシア代表に変わったことについて、RWC2019組織委員会からもコメントが発表されました。

     

    「このたび、独立紛争委員会の決定により、ヨーロッパ地区代表の変更に関する発表がありました。現在は、2週間の上訴期間中ではありますが、最終的にどのような決定がされたとしても、これまでにご購入いただいたすべてのチケットは有効ですので、まずはご安心ください。

    またルーマニア代表戦をご購入いただいていた方には、後日払い戻しに関するご案内をし、速やかに希望者への対応を行います。 今回の決定により、チケットを購入していただいた皆様が混乱することのないよう、万全の対応をしてまいります。引き続き、ラグビーワールドカップ2019日本大会にご期待ください。」

     

    うーん、ちょっと違和感ありました。言及されているのはチケットのことだけ。だけど、ワールドカップはチケットがすべてではないはずです。ルーマニア代表が、ワールドカップ日本大会を見据えてどんな努力をしてきたのか、彼らを迎えるために日本各地の自治体や学校がもう準備をしていたこと、ルーマニア代表が来てくれることを楽しみにしていたこと……へのフォローがまったくないのは何とも残念です。

    (2012年、ブカレストで行われたルーマニア戦。日本代表にとって記念すべき、ヨーロッパでのアウェー戦初勝利でした。異文化に触れる意味でも有意義なツアーだったと思います)

     

    まだ2週間の上訴期間中ということは差し引かなければいけませんが、組織委員会として、出場を予定していた国が出場NGとなったことに対して、素直に残念に思う言葉がほしかったな、と思いました。まして、日本でプレーするはずだったほとんどの選手には何の責任もないはずですし…。

     

    2週間後、出場国が確定したときには、心の通じたコメントが出ることを祈っております。祈ることしかできませんが……。なお、ロシアはルーマニアよりランキングが下だから、戦いやすいとか、勝ちがより計算できるようになったとかいう論調がすでに出回っているようですが、そんな簡単な話ではないと思います。なめてたら痛い目にあいます。油断大敵です。

     

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  • 【サンウルブズ練習@辰巳】

     

    15日は忙しい1日でした。

     

    午前中は辰巳でサンウルブズの練習。

    今季国内最終戦を終えたサンウルブズ、残り6戦はすべて国外での試合・

    ということは、まだ発表されていないけれど、国内でサンウルブズが練習するのは、もしかしたらこれが最後かも?

     

    というのはともかく、次戦は香港でのストーマーズ戦です。

    リーチ選手に、ストーマーズ戦は香港ですね、と聞くと。

    「はい。楽しみ」

    暑さは? と聞くと「大丈夫です。日本のほうが有利でしょ。南アフリカは涼しいところから来るから」

    リーチ選手は涼しい札幌育ちじゃなかったっけ?

    「ダイジョブ。フィジーの血が入ってるから(笑)」

     

    ジョセフHCは

    「前半はスマートに戦って、後半にエナジーが切れないようにしたい。レッズ戦は、ずっと得点でプレッシャーをかけ続けたことで、後半も失速しないでいけたと思う。次もスマートに戦いたい」

     

    ストーマーズ戦に勝てば、サンウルブズ3年目で初の国外での勝利となります!

    香港遠征のメンバーは、16日に発表されます!

     

    【釜石鵜住居スタジアム】

    辰巳から、移動したのは東京駅日本橋口にある

    「TRAVEL HUB MIX」

    こちらで、ラグビーワールドカップ開催会場となる釜石市の新設スタジアム

    「釜石鵜住居復興スタジアム」のオープニング記念試合についての発表があったのです。

    オープニングイベント&メモリアルマッチは、8月19日(日)に開催。

    試合は、2011年の東日本大震災の直後、最初に釜石を訪れて試合をしたチームであるヤマハ発動機ジュビロが、釜石シーウェイブスと対戦します。

     

    会見に登場したヤマハの清宮監督、「これを見てください」と取り出したのは真っ赤なジャージー。

    「これ、1982年にヤマハのラグビー部ができたときのジャージーなんです。皆さん見てすぐわかりますよね。新日鐵釜石にあこがれて、ジャージーのデザインを決めたんです。このジャージーを見ても、私たちが呼ばれるのは使命であり運命であると思いますね」

    ちなみに、これまでは「釜石鵜住居復興スタジアム(仮称)」と書かれていましたが、今日からは(仮称)が取れて「釜石鵜住居復興スタジアム」となりました!

     

    五郎丸選手も「釜石のみならず東北全体の象徴となっていけるといいですね」と言いました。

    8月19日(日)には、オープニング記念試合のほか、エグザイルのウサさんとテツヤさんが、釜石東中の全校生徒117名と一緒にダンスパフォーマンスを、歌手の平原綾香さんが「JUPITER」を、それぞれ披露することも発表されました。

    8月19日は、震災復興が新たなステージに入る、未来を作るステージに入る、そんな日になるような気がします。

    ぜひともかけつけなきゃ!

    釜石シーウェイブスキャプテンの小野航大選手は福島県いわき市出身。吉野正芳復興大臣も同じ福島出身で、ニッコリ!

     

    【U20会見/壮行会】

    釜石記念試合の取材を終えて、今度は秩父宮ラグビー場へ。

    U20世界選手権に臨むU20日本代表の壮行会&出発前記者会見が行われていたのです。

    遠藤哲HCと岡山仙治主将です!

     

    世界ではU20といえばすでにプロのカテゴリーです。

    そこに、日本は、まだ公式戦出場機会も多くない大学1−2年生中心で臨む、というのがU20の構図です。

    そこに、プロ選手として臨むのが福井翔太選手です。

    東福岡高から直接、プロ選手としてパナソニックに入団した期待の18歳。

    昨年は高3になったばかりながら飛び級でU20入りした逸材は

    「パナソニックに入って1ヵ月で6キロくらい増えて、今は94キロくらいあります。でもスピードは落ちていません。1日じゅうラグビーのことを考えていられる生活が本当に楽しい。幸せです」

    U20世界選手権では、必勝のノルマも多々ありそうですが、福井選手は

    「ひたむきに自分の力を出すことだけです」

    とニッコリ。

    東福岡−パナソニックというチームで、ラグビーは楽しんでナンボ、という本質を身につけたんでしょうね。

    U20日本代表の活躍に期待します!

     

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  • 【サクラセブンズ チャレンジトロフィーV!】

    5月12日(土)から13日(日)までカナダ・ビクトリア州ラングフォードで行われたワールドラグビー女子セブンズシリーズ第4戦カナダ大会で、サクラセブンズこと女子セブンズ日本代表はチャレンジトロフィー(9位以下戦)優勝で大会を終えました。

     

    日本は初日、初戦でフランスに7-33で完敗しますが、第2戦は24-7でロシアに勝利。しかし第3戦のアメリカには7-28で敗れ、1勝2敗。

     

    プール3位同士の比較でイングランド、アイルランドを上回ることができず、9位以下戦(チャレンジトロフィー)に回りましたが、大会2日目のチャレンジ準決勝ではブラジルを31-21で、決勝ではスペインを26-21で破り、今季最高の9位に入りました!

    (HSBCカナダセブンズのツイッターより借用しました)

    https://twitter.com/CanadaSevens

     

    日本がプール戦で敗れたフランスとアメリカはともにカップ準々決勝を突破して4強進出。

    そう考えると、8強には本当にあと一歩だったんだな…。

    コアチーム残留はきわめて厳しい状況になりましたが、一歩ずつ、一歩ずつ、サクラセブンズは進歩しているのだと思います。

    ただ、世界の進歩はそれに輪をかけてすごい。

    ポイントランキングで日本のすぐ上にいるフィジーは、今大会、プール戦ではイングランドとブラジルを破り、NZとは7-12の大熱戦を演じました。大会2日目は3戦全敗で8位に沈みましたが、トップ4に肉薄する力を証明しました。リオ五輪の頃は日本と同格、いや、むしろ日本より後発だったチームです。

     

    そんな中で、うれしいトピックです。

     

    ワールドラグビーのサイトで紹介している、「パフォーマンストラッカー」

    タックル、ブレイク、オフロード、キャリー(日本語版HPで「キャリーバック」となっているのはご愛敬(^^ )の合計点ランキングですが、今シーズン合計ランキングで、サクラセブンズの「アニキ」こと中村知春選手が1位になっているのです!

    4大会合計ポイントは「177」で、NZのブライド選手、フランスのグラシヌー選手の175ポイントを上回っています。同じランキングで、平野優芽選手も「159」で9位に入っています!

    (とはいえ、ラングフォード大会ではどちらもランク入りしていません…過去3大会の数字が効いているわけです)

    詳しくは、こちらのURLからどうぞ!

    https://www.worldrugby.org/sevens-series/dhl

     

    ワールドシリーズは残り1大会、フランス大会を残すのみです。

    コアチーム残留にはフランス大会で最低でも4強進出、さらにフィジーが下位に沈むなど、他力本願な状況で、厳しくなったサクラセブンズですが、とにかく今シーズンの最高到達点を魅せてほしいです!

     

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  • 【帝京大東】

    13日は日野市の帝京大グラウンドへ。

    (そうだ、日野にはレッドドルフィンズの前にラグビー日本一チームがあったんだ……でも本拠地というか、大学キャンパスは八王子市と多摩市にまたがっていて……)

    ともあれ、関東大学春季大会。帝京大vs大東大の注目対決です。

     

    大学ラグビー界の絶対王者・帝京大は、4月30日の戦で明大に敗れています。大東大は、今季から外国人留学生の出場が3人まで可能となり、ますます戦力充実がささやかれており、注目のカードとなりました。

     

    試合は開始直後、帝京大がWTB木村選手(2年)のトライで5点を先行しますが、大東大もCTBシオペ選手(2年)の豪快突破を起点に、FL篠原選手のトライ、SO大矢選手のコンバージョンで7−5と逆転。

    突破を図る大東大シオペ選手と、止める帝京大ニコラス選手。この12番対決は真冬も見られるか?

     

    帝京大はその後、何度も相手ゴール前に攻め込みながらトライ寸前で落球したり、グラウンディング不十分でトライが認められず……

    WTB西川選手(1年)がようやくトライを決めたと思いきや、そこから大東大がWTB朝倉選手(1年)、No8カティリモニ選手(1年)が連続トライ。

    大東大が17-10までリードを広げて前半を終了。

     

    しかし後半、帝京大は一気に流れを変えます。

    LOジョセファ選手(3年)、WTB木村選手、PR淺岡選手(4年)、FB奥村選手(2年)が4トライをたたみかけ、すべてのコンバージョンを、後半から出場のエース竹山選手(4年)が決め、結局、帝京大が38-17の快勝を納めました。

    足の痛みによる戦列離脱から復帰したエース竹山選手(4年)がリザーブから出場したことは大きかったでしょう

    前半のBKは、7人の中で4年生はSH小畑選手だけ、5人が2年生以下という若い布陣でした。後半入った竹山選手のコミュニケーション能力は、見ていても頼もしく写りました。

     

    大東大も、ポテンシャルの高さは随所にアピールしていました。

    古畑選手、藤井選手の両PRを看板とするスクラムは、帝京大をグイグイ押し込みました。今季の大学ラグビーで、大東大はかなり重要な存在になりそうです!

     

    そして帝京大は、後半38分、ルーキーPR細木選手がピッチへ。

    4月30日の明大戦は、リザーブ入りしたもののピッチには入らなかったので、これが大学公式戦デビュー。

    わずか4分程度の出場でしたが、熊谷、三ツ沢、花園での暴れっぷりを彷彿とさせる豪快な突破をしっかり魅せてくれました。

    「まだスクラム全然組んでないから、無理させられないからね」

    岩出監督はそう笑いましたが、シーズンに向けてじわじわと経験を積ませて、冬までには出てくるんだろうな、と思わせるプレーでした。

    画像に含まれている可能性があるもの:屋外

    帝京大、そして大東大、

    どちらも冬は楽しみなチームになりそうです!

     

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  • 【サンウルブズ勝った!】

    サンウルブズ、今季の国内最終戦、レッズ戦に勝ちました!

    サンウルブズは、試合開始のキックオフでパーカー選手が蹴った深いボールをWTB福岡選手が長駆追って弾丸タックル!

    そのラックを辛うじてキープした相手SHのキックをLOハッティング選手が長い腕を伸ばしてチャージ!

    そのラックでリーチマイケル選手が果敢にファイト!

    そこで得たPKで、パーカー選手がPGを蹴り込み、キックオフから2分経たないうちにサンウルブズが3点を先制します。

    直後のプレーで、自陣に攻め込まれた場面でWTBサウマキ選手が相手をタッチにはじき出す好タックル。

    自陣からパーカー選手のハイパントを追った福岡選手がハイボールを競って確保、そこからCTBリトル選手が前進。いったん相手にボールを奪われますが、そのキックを堀江選手がチャージ。こぼれたボールを拾った相手WTBにリーチ選手が襲いかかってタッチへ突き飛ばす……開始から5分足らずの間に、素晴らしいプレーが連続。

    きょうのサンウルブズは、これまでとはひと味もふた味も違うな、と思わせる熱い立ち上がり。

    PGで先行したあと、レッズに2トライを返されますが、12−14で迎えた前半29分からサンウルブズの時間が始まります。

    ハッティング選手−ミラー選手−ハッティング選手と鮮やかなパスをつないでゴールポスト右にチーム初トライ。

    33分には流選手のロングパスを受けた姫野選手が、相手タックルを受けてもはね飛ばして前進し、ハッティング選手−リトル選手とつないだパスを受けたパーカー選手がトライ。

    40分には途中出場のFBエメリー選手がハイタックルを受けて得たPKをパーカー選手が蹴り込み、29−14とリードして折り返し。

     

    後半もパーカー選手がPGでじわじわと加点。

    ホセア選手のトライで39−14と突き放した後半20分には、25点差をつけていながらなおもPGを選択します。

    そろそろ、ボーナスポイントを狙って攻めてもいいのかな? と思った場面でしたが…

     

    試合後の会見で、そのことを聞くと、流主将は言いました。

    「素晴らしいキッカーもいるし、きょうは狙えるところは全部狙って、ポイントでプレッシャーをかけていこうと決めていました」

    なるほど。

    思い出すのは2015年ワールドカップのサモア戦です。

    ボーナスポイントを考える余裕はない。

    そんな戦いを重ねることで、チームは成長していくんだろうな、と思いました。

    実際、じわじわと点差を付けることで、レッズは集中力を失っていったように見えました。

    68分にはインターセプトで独走したサンウルブズWTBエメリー選手へのハイタックルでサンウルブズがPTの7点を獲得し、レッズにイエローカード。

    78分にサウマキ選手がトライを加えると、タイムアップのサイレンが鳴ったあともサンウルブズは攻め続け、81分にサウマキ選手がこの日3本目のトライ。

    パーカー選手は12度のゴールキックをすべて成功するパーフェクトキック。前半の1トライをあわせ36得点の大活躍です。

    サンウルブズが63−28で勝ちました!

     

    サンウルブズ、今季9連敗のあと、10戦目での初勝利です!

     

    1年目の2016年はジャガーズ(アルゼンチン)

    2年目の2017年はブルズ(南アフリカ)とブルーズ(NZ)

    そして3年目の2018年はレッズ(オーストラリア)

    3年間でわずか4勝ではありますが、スーパーラグビーに参戦している4カ国からまんべんなく(どの国からも1勝ずつ)勝利をあげたことになりますね。

    サンウルブズ、そしてサポーターのみなさん、おめでとうございます!

     

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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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