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【東北&クライストチャーチ復興祈念チャリティイベント】

 

9日は東北&クライストチャーチ復興祈念チャリティイベント。

今年も、丸ビルコンファレンススクエアにて、たくさんの方にご来場いただき、盛大に開催することができました。

毎回、アンガスとラグビーレジェンドの方にご来場いただいて開催してきた当イベントですが、震災から8年を迎え、7回目となった今回は、ちょっと雰囲気を変えての開催でした。

ゲストとしてご来場いただいたのは、

大槌町吉里吉里出身、2017年女子ワールドカップにサクラフィフティーンで出場した平野恵里子選手、

釜石市出身、先日の全国選手権で優勝を飾った日体大の2年生FL柏木那月選手、

昨年8月の釜石鵜住居復興スタジアムオープニング試合で「キックオフ宣言」を読み上げた釜石高2年の洞口留伊さん、

釜石(と隣の大槌町)で生まれ、震災を経験し、そこから世界へ羽ばたこうとしている若き釜石のラグビー女子3名。

そして、ワールドカップ組織委員会で、釜石開催を担当、スタジアムオープニングイベントの企画を仕切った福島弦さん、当イベントではレギュラーゲストというか、もはや迎える側に近い存在のアンガス・マコーミックさん。

ワールドカップまであと半年と迫った時期だからこそ、「ワールドカップとその先の釜石、東北、鵜住居復興スタジアム」をテーマに開催しました。

震災当時、平野さんは高校を、柏木さんは小学校を卒業したばかり。洞口さんは小学3年生でした。それからワールドカップ開催が決まり、スタジアムができあがっていく過程を、釜石の現地で体感していたわけです。

どの言葉も重みがあって、力強くて、前向きで、素晴らしかったな。

特に平野さんは、前日までは和歌山で日本代表候補合宿に参加していて、横浜に帰ってきて、当日は関東代表の練習で茨城の龍ヶ崎へ行っていて、さらに翌日は日体大で練習がある……という超ハードスケジュールを縫って参加してくださいました(企画当初は関東代表のスケジュールはわからなかったのです……恐縮です)

 

柏木さんは、前週に行われた全国女子選手権で優勝した日体大の7番FLで出場して大活躍。前日までは平野さんと同じく和歌山での日本代表候補合宿に参加してきました。実はこれが初めての日本代表候補選出でした!

人口3万人台の釜石から(正確に言えば1人は大槌ですが)、2人も日本代表クラスの選手が育っているとは(それも震災を経験した子が)素晴らしいことですね!

第2部の懇親会では、さらに若い力を感じました。

横浜市の中学3年生、永田隆一郎くんは、昨年の夏、お母さんと2人で釜石を訪ねたときのことを書いた作文が、横浜市の作文コンクールで優秀賞に輝きました。その作文を、みんなの前で朗読していただきました。素晴らしい文章、そして素晴らしい朗読でした。

そして、長野県軽井沢にあるインターナショナルスクールUWC ISAK Japan2年生の新田壮吾くんは、洞口留伊さんと同じように小3で震災を経験、その後ブリッジプログラムでNZへ行ったりワールドカップ視察団でイングランドへ行ったり……という経験を積み、いまは釜石への観光プロジェクトを企画中です。

その観光情報として、中学生の時に洞口さんが作った地元・根浜のみどころを紹介した「ぼくらの箱崎散歩道MAP」を、ISAKの生徒たちが13カ国語に翻訳しているとのことです。

17歳のこの企画遂行力、すごいです!

 

懇親会ではさらに、昨秋プライベートで釜石を訪問してくれたトップリーグ・リーダー会議代表の稲橋良太さん、

昨年に続きボランティア参加してくれた横河武蔵野アルテミスターズの青木蘭選手にもスピーチしていただきました!

本当に楽しい、有意義な時間でした!

 

このイベントは、震災から1周年の時にアンガスさんと村田亙さんに来ていただき、高田馬場ノーサイドクラブで第1回を開催したのですが、そのときアンガスが「震災は悲しい出来事だったけれど、悲しいだけじゃない。震災があったから知り合えた新しい友だちもいっぱいいるよ」と言ってくれた言葉が、今日まで繋がっているすべての始まりだった気がします。

今回、震災を経験した若い力が逞しく、魅力的に育っている姿を見ることが出来て、改めてその思いを強くしました。

(新田壮吾くんはアンガスと英語でやりとり、みごと!)

 

懇親会ではサントリーホールディングス様からプレミアムモルツ、ハイボールなどのドリンク類、浜千鳥様から純米酒、NZワインのポニー様からNZベイオブプレンティ産ワイン、NZの乳業企業フォンテラジャパン様からNZ産チーズなどの乳製品、復興支援機構様・八葉水産様から気仙沼の海産物食品、NZ産はちみつのPBees様からオールブラックス公認マヌカハニーを提供いただきました。どれも美味しゅうございました。ご協力に感謝申し上げます。

 

会場の手配でご協力頂きました三菱地所プロパティマネジメント株式会社様、丸ビルホール&コンファレンススクエア様、ゲストの移動と宿泊にご協力頂きましたJR東日本盛岡支社様、イベント開催にご協力いただいた釜石市様、チャリティオークションや来場者の皆様へのプレゼント提供でご協力頂いた一般社団法人ジャパンエスアール様、太陽生命保険株式会社様、大正製薬株式会社様、ニュージーランド大使館様、ゲスト派遣にご協力頂いた横浜TKM様、日本体育大学ラグビー部様に感謝申し上げます。

そして、ゲストのみなさま、ご来場頂いたみなさま、献身的に働いてくれたスタッフのみなさまに深く御礼申し上げます。

ありがとうございました!とても幸せな時間でした

なお、このイベントの収益は「釜石こども未来基金」に寄付いたします(収支が確定したら報告させていただきます)。みなさま、ありがとうございました!

 

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  • 【2月】

    ブログの更新がすっかり滞ってしまいました。

    2月は、トップリーグも大学の試合もなかったけれど、いろいろな動きがありました。

     

    最大のトピックはサンウルブズです。

    シンガポールでの初戦でシャークスに大敗しましたが、続く秩父宮のワラタズ戦で大奮戦。ワラビーズ経験者を先発に11人並べたワラタズを相手に堂々たる戦いを見せました。

    7

    RUGBYJAPAN365のフォトギャラリーはこちら

    https://rugbyjapan365.jp/%E3%82%B9%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%93%E3%83%BC/%E3%83%92%E3%83%88%E3%82%B3%E3%83%A0%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%96%E3%82%BA%E3%83%BB%E3%83%AF%E3%83%A9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BA%E6%88%A6%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%A9%E3%83%AA%E3%83%BC

     

    スーパーラグビー第2節のチームオブザウィークには、サンウルブズからPR山下裕史選手とWTBゲラード・ファンデンヒーファー選手が選ばれました!

    画像に含まれている可能性があるもの:1人

     

    CTB中村亮土選手も選ばれてもおかしくない活躍でしたね!

     

    RUGBYJAPAN365では、

    プレミアムページの大西将太郎さんプレゼンツ

    「しょっさんの大好き海外ラグビー」で、この1戦を解説しております。

    第58弾サンウルブズvワラタズレビュー 「熱い声援のもと、山下、茂野、中村、国産選手のモチベーションが光った。トレーニングスコッド組にも良い刺激になった。次のホーム、レッズ戦ではさらなる応援を!」UPしました!

    この舞台に憧れ続けたしょっさんならではの、愛情に満ちた解説をお楽しみください!

    https://goo.gl/2X4nvM

    しょっさんも指摘していますが、最後のパーカー選手がDGを外した場面では、直前のプレーでカーク選手が悪質なファウルプレーを受けて負傷していました。ここでこそ、TMOが行われるべきだったと思うのですが……

    返す返すも悔しいですが、せめて、こういう経験を、運営側の経験値として蓄積していってほしいものです。

     

    今週は2本連続更新。同じく、RUGBYJAPAN365プレミアムページの大西将太郎さんプレゼンツ「しょっさんの大好き!海外ラグビー」第59弾シックスネーションズ・ウェールズvイングランド

    「W杯の決勝みたいな緊張感」連日の更新です!

    https://goo.gl/WPYhV4

    しょっさんは勝ったウェールズを、惜しくも敗れたイングランドを、どう見ているのでしょうか?しょっさんらしい愛情に溢れた考察です!

     

     

    もうひとつ、楽しみなアクション。

    3月8日からフィジーで開催されるワールドラグビーパシフィックチャレンジ2019に出場するジュニアジャパンのメンバーが発表されました。

    https://www.rugby-japan.jp/news/2019/02/28/49741

    キャプテンはパナソニックの福井翔大選手。

    トップリーグからは、クライストチャーチボーイズ高出身、今季から神戸製鋼に加わりトップリーグカップ出場を果たしたSO/CTB日下太平選手も選出。どちらもU20日本代表の主力として期待される選手です。

    そして、昨年もジャパンAのNZ遠征で大活躍したSH齋藤直人選手、大学選手権での全開パフォーマンスで見るものの胸を打った天理大のHO島根一磨選手、圧巻の制空権を誇った明大のLO片倉康瑛選手……楽しみな選手が並んでいます。監督は同大−パナソニックの水間良武さん、アシスタントコーチは法大−神戸製鋼の森田恭平さん。こちらも楽しみなスタッフです。吉報を待ちましょう!

     

    対戦相手と日程は以下の通りです。

    3月8日(金) vs サモアA

    3月12日(火) vs フィジー・ウォリアーズ

    3月16日(土) vs トンガA

     

    詳しい日程とメンバーはこちらをどうぞ。

    https://www.rugby-japan.jp/news/2019/02/28/49741

     

    3月もサンウルブズ、ジュニアジャパン……楽しみなチャレンジが続きます!

     

     

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  • 【清宮監督退任会見】

    29日はヤマハ発動機ジュビロを8年間にわたって指揮した清宮克幸監督の退任会見がありました。

    清宮さんは2009年度でサントリー監督を退任し、1年間の充電を経て2011年にヤマハ監督に就任。以来8シーズン指揮を執り、2014年度には日本選手権優勝を飾りました。清宮監督就任前のヤマハは、リーマンショックに伴う業績悪化を受け、強化体制を縮小。主力選手が大量流出し、部員が減少。一気に弱体化していました。

    「だけど、それが4年目の日本一に繋がったんです。中心選手がごっそり抜けたことで、若い選手が出て行くことができた。彼らが中心選手になって、2014年度の日本一が達成できた」

    ということを引き合いに出して「今回、中心選手が大勢引退・退部したことも、堀川監督が新しいヤマハを作るにはいいんじゃないかな」と話しました。

    原生林(天然林)では、古い大きな木が倒れると空間が空いて、太陽が地面まで届くようになって新しい若木が育ち、その若木の中で最もよく育った者が大木となっていくという話を、よく自然もののテレビで見たなあと思い出しました。

     

    清宮さんの思い出話は尽きません。

    僕も駆け出し記者の時代に学生だった清宮さんを取材していたし、そのときから底知れない凄い人だなあと思っていましたが、この日、会見の後の囲み取材で、清宮さんは「もう監督はやらない」と発言。かつては熱望していた日本代表監督についても「もうない。時が過ぎた」と話しました。

    清宮監督が早大の監督になったのは2001年、34歳のときでした。

    指導者のスタートとしては決して遅かったわけではありません。

    そこから早大で5年間監督を務め、対抗戦5連覇、大学選手権3度の優勝。申し分のない成績です。

    その後、2006年度からサントリーの監督を4年間務め、2007年度にトップリーグ初優勝を達成。

    2011年度からヤマハ監督に転じ、ここでは8シーズン指揮を執りました。早大、サントリー、ヤマハと3チームを率いた中で、ヤマハが最も長かったのはちょっと意外な気もします。だけど、インターナショナルのコーチ経験を積めないまま50歳になってしまったのは、ちょっと不運だったというか、時代が合わなかったのかな。サンウルブズとか、スーパーラグビーの監督を経験してほしかった気もします。そこで経験と実績を積めば、日本代表監督の候補になる……というような。でも日本の環境でそれを望むのは難しいだろうなあ。

     

    ヤマハの本拠地磐田市は、人口約16万。トップリーグのチームでは決して多い方ではありません。東西の大都市からも離れている立地のこともあり、大学のトップ選手はなかなか来てくれない。その中で、限られた戦力で、それぞれの強みを活かして、やりくりして、上位チームに挑む。それが最も上手くいったのが2014年度の日本一。

    「この日本一は、多くのトップリーグのチームに『オレたちだってできないことはない』と思わせたと思いますね」

    ――地方都市に本拠を置くチームの難しさ、良さ、何かありましたか? と聞くと

    「メディアが近い。地元のテレビ局、新聞社が、すごく細かい情報を県内のファンに届けてくれる。都市圏のチームではありえない。弱みは……言い出せばいっぱいあるけど(笑)。地方のチームの方が、ファミリーは作りやすいです」

    その言葉、励みにできるチームはいっぱいあると思います!

     

    何はともあれ、お疲れ様でした!

     

    【女子チーム「アザレアセブン」発進!】

    その清宮監督の新しいチャレンジです。

    ワールドカップ開催地のひとつである静岡・エコパスタジアムを拠点に「女性とこども」に特化した総合型スポーツクラブ「一般社団法人スポーツクラブ」を設立して自身は代表理事に就任。そのアクションの第一弾として、女子セブンズチーム「アザレア・セブン」が発足しました。

    選手の雇用については、外国人選手を含めたプロ選手を雇用する枠、地元企業などに雇用してもらうセミプロ枠を用意、選手枠が何人分あるかはまだ決まっていないそうですが、「20社以上に、雇用していただける話は了解していただいています」

     

    監督は、自身も静岡県出身の小野澤宏時さん。実は昨春から家族で静岡に戻ったそうです。

    「僕、長男なんです。こう見えて、実はいろいろ考えているんですよ」

    現在は、(^羝セブンズ代表チームの選手 J1清水エスパルスのアスレチックアドバイザー ブリングアップ・ラグビーアカデミー講師 だ轍県教育委員/静岡県ラグビーW杯スペシャルサポーター という4足のわらじをはいていた小野澤選手ですが、これで5足目になるのかな。

     

    そのアザレア・セブンは、3月3日(日)に、エコパ補助競技場にて、チーム立ち上げに際しての選手募集・トライアウトを行うそうです!

    参加条件は18歳以上(高校卒業見込み以上)の健康な方、ラグビー経験は不問(他に、片道何時間で練習に参加できること云々がありますが、それらは熱意でクリアできそうです)

    トライアウトでのテスト種目は

    ・50m走 ・反復横跳び ・リピートスピード20m、40m、60mシャトル

    ・ハンドリングゲーム ・ウエイト測定 ・足の形状(甲高)測定 ・面談

    となっております。

    エントリー締め切りは2月22日(金)12時です。

    こちらのアドレスからどうぞ。

    https://www.azalea-sc.com/tryout/index.html

     

    実は、このトライアウトが行われる3月3日は、女子15人制ラグビーの国内最高の大会が行われる日ともろ被っています。それを問うと

    「今回は、他競技からの転向者などを想定しています。また、大学などのトップチームでプレーしていて、私たちのクラブに興味を持ってくれる選手がいたときは、随時合同練習参加などの形をとって対応したいと思います」と小野澤さん。

    ちなみに、現在入団が内定しているのは「外国人選手が一人。ヤマハのタヒトゥア選手の奥さんです」と清宮さん。

    実は、タヒトゥア選手の奥さん、アシュリー・ヴァシ・モアラ=タヒトゥアさんは27歳、NZのオークランド州代表などに選ばれた経験のある有能な選手なのだそうです。

     

    全国各地で女子ラグビーに力を入れるチームが増えてきたのは嬉しいことです!

     

    アザレアセブンの未来に期待します!

     

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  • 【RJ365更新情報】

    久々ブログ更新です。

    RUGBYJAPAN365本体の記事の作業などで、ブログが後回しになってしまっております。

    19日のトップリーグカップ決勝で2018年度の国内シーズンは区切りがついたのですが、今年はワールドカップイヤーということもあり、スクラム釜石の活動もあり、もろもろの取材や伸ばし伸ばしにしていた締め切りもあり……やっぱりバタバタと過ごしておりまして。

     

    ともあれ、遅くなりましたが、

    トヨタ自動車ヴェルブリッツ、トップリーグカップ優勝おめでとうございます!

    トヨタは、2003年のトップリーグ発足時は実はトップリーグに参加していませんでした。

    前年度、トップリーグ参入権をかけた全国社会人大会で、NEC、リコー、ワールドに敗れてプール戦最下位となり、地域リーグ(トップウエスト)でのスタートとなったのです。

    2004年度に昇格、即4強入り、日本選手権にも出場しましたが、トップリーグのプレーオフ、日本選手権と何度も決勝には進みましたが、あと一歩で頂点には届かず。

    今回は、日本代表選手がプロテクトされたトップリーグカップという、フル規格ではない大会ではありましたが、みごと優勝。トヨタ自動車にとっては、1998年度の全国社会人大会優勝以来20年ぶりの全国タイトルでした。

    おめでとうございます!

    そういえば、20年前の決勝もサントリーが相手だったな。

     

    敗れたとは言えサントリーも立派な戦いを見せました。

    SO田村煕選手のランニングスキルは魅力的でしたね。次代の日本代表やサンウルブズを背負うポテンシャルを改めて証明しました。そして最後に出場したSO小野晃征選手の仕掛けと力強いトライを取りきった決定力。こちらは、9月に迫ったワールドカップに向けて、やっぱりジャパンに必要な選手だと思わせました。

    後半37分、サントリーは途中出場のSO小野が相手タックルを次々と弾き飛ばす豪快なトライ

    トップリーグカップ、ジャパンのトップ選手や外国代表のトップ選手が出場しないことなど、選手/観客/メディアそれぞれのモチベーションが難しい面もありそうな大会でしたが、ここでアピールしなければいけない選手たちも多く、予想よりも見応えのある大会だったと思います。

    来季(2019年度)は、まだ非公式ですが、6月〜7月にかけて、トップリーグの16チームとトップチャレンジの8チーム、合計24チームによるカップ戦を実施する方向で調整が進められているそうです。トップリーグが翌年1月スタートと例年より大幅にシーズンインが遅れることを受けての処置ということです。ワールドカップに向けて日本代表は強化の最終局面に入り、サンウルブズもシーズン終盤を迎えている時期ですが、ワールドカップに向けた日本代表でも最後まで何が起きるか分からない、ケガ等のアクシデントで選手が入れ替わる可能性はいくらでもある。きっと、そのためのアピールの場になるでしょう。

     

    トップリーグカップ最終日の結果と最終順位(丸数字)を改めておさらいします。

    決勝 .肇茱深動車 43−34 サントリー

    3/4決 パナソニック 24−21 クボタ

    5/6決 ヅ貅如。械魁檻横検/生誉醜櫚

    7/8決 NTTコム 62−21 キヤノン

    9/10決 リコー 28−17 NEC

    11/12決 ヤマハ発動機 35−31 豊田自動織機

    13/14決 コカ・コーラ 40−24 ホンダ

    15/16決 サニックス 19−14 日野

    トップリーグ優勝を飾った神戸製鋼は6位。ダン・カーター選手が欠場するなど、リーグ戦とは違う陣容でしたが、最後の試合では東芝の執念が優ったかなという印象です。そして、トップリーグから降格が決まった豊田自動織機とコカ・コーラの頑張り。今季はいろんなことが噛み合わずに降格という結果になってしまったけれど、2018年度というシーズンに、それぞれのチームの確かな爪痕を残してくれた気がします。来季に繋がる結果だったんじゃないかな。

     

    ところで、今回のトップリーグカップでは、トップリーグですっかり定着した個人記録が表彰されませんでした。

    ということで、RUGBYJAPAN365では、トップリーグカップの個人記録を独自に集計。プレミアムページで公開いたしました!

     

    トップリーグカップ個人成績

    トップリーグ2018−19カップ戦・個人成績 得点・トライライキング

    https://goo.gl/KcMjPP

    最多トライを記録したのは、あのワンダーボーイ!

    得点王は、シーズン途中にベイエリアにやってきたキーウィ。

    アノ人のキック成功率はやっぱり100%だった!

     

    同じくRUGBYJAPAN365のプレミアムページの過去記事発掘シリーズ「楕円球タイムトラベル」では、明大を22年ぶり大学日本一に導いた田中澄憲監督の学生時代を追ったレポート

     

    胸を張って――明大・田中澄憲主将「この1年」

    楕円球タイムトラベルBACK TO 1998「胸を張って――明大・田中澄憲主将「この1年」

    https://goo.gl/US9nKX 

    掲載いたしました。

    明大を復活に導いた田中監督の原点、どんな学生生活を送っていたか、どんな主将だったかが垣間見えると思います。

    田中監督の明大時代のお宝フォトも多数掲載しております!

     

    ともに、RUGBYJAPAN365会員専用プレミアムページの掲載ですが、よろしければお読み下さい!

     

    【女子15人制関東大会week3】

    トップリーグカップ決勝とかぶったので取材できませんでしたが、19日には女子15人制の関東大会第3節が、武蔵野市の横河電機グラウンドで行われました。

    結果は以下の通りです。

    Sweets 17−0 フェニペガルーヴ

    RKU龍ヶ崎グレース 15−14 アルカス・八戸・アルテミスターズ

    第2試合は大接戦、公式記録を見ると、グレースは1年生のCTB内海春菜子選手、主将のWTB高橋朝香選手(岩手県出身!)、FL北野和子選手がトライ。アルカス八戸アルテミスターズではFLで出場した小西想羅選手が2トライをあげています。

     

    第3節を終えた順位は以下の通りです。

    1 日体大 2勝0敗 勝ち点10 得失差+72

    2 龍ヶ崎グレース 2勝0敗 勝ち点9 得失差+35

    3 アルカス八戸アルテミスターズ 1勝2敗 勝ち点6 得失差+8

    4 Sweets 1勝1敗 勝ち点4 得失差−28

    5 フェニペガルーヴ 0勝3敗 勝ち点0 得失差−87

     

    関東女子は残り2節。

    第4節は2月3日(日)、熊谷ラグビー場Bグラウンドにて

    12:00 龍ヶ崎グレース v Sweets

    13:45 日体大 v フェニペガルーヴ

    ※Cグラウンドで女子15人制高校の部を併催

     

    第5節は2月17日(日)、熊谷ラグビー場Bグラウンドにて

    12:00 Sweets v アルカス八戸アルテミスターズ

    13:45 日体大 v 龍ヶ崎グレース

     

    最終節の最終戦が、優勝をかけた大一番になりそうな展開になってきました。

    女子はこのあと、3月3日(日)に女子15人制日本一をかけた会長杯・全国選手権があります(会場=小田原の予定)

    前言を撤回しないといけませんね。国内シーズン、まだ続いています!

     

     

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  • 【トップリーグカップ】

    熱狂の大学選手権決勝から一夜明け、13日はトップリーグカップの順位決定トーナメント。この大会は、ワールドカップ準備のためトップリーグが短縮日程となったことを受け、試合数を補填するために企画されたものです。

    リーチ選手や田中選手など、サンウルブズや日本代表、トップリーグと試合数の多い日本代表の主力選手はプロテクトされ、出場しません。一方、日本代表でも試合数のあまり多くない選手は出場します。

    日本代表スコッドから外れた選手にとっては、ワールドカップでの日本代表入りへの貴重なアピールチャンスでもあります。

    その一方で、外国人枠が撤廃される。いろいろな立場の選手が出場機会を得るわけです。

    大会は11月に4チーム×4組のプール戦を行い、各組1位のグループは「1-4位決定トーナメント」に、2位グループは「5-8位決定トーナメント」……に進むというフォーマットです。

    13日は各トーナメントの準決勝。

    結果は以下の通りです。

    ■1-4位トーナメント(花園)

    トヨタ自動車 22−15 パナソニック

    サントリー 39−24 クボタ

    ■5-8位トーナメント(秩父宮)

    東芝 45−22 キヤノン

    神戸製鋼 37−35 NTTコム

    ■9-12位トーナメント(瑞穂)

    NEC 20−14 豊田自動織機

    リコー 51−19 ヤマハ発動機

    ■13-16位トーナメント(ミクニ)

    コカコーラ 38−7 日野

    ホンダ 49−26 サニックス

     

    試合の映像は見ていないけれど、試合記録を見るといろいろな思いが伝わってくる気がします。

    パナソニックは敗れましたが、藤田慶和選手が2トライを決めています。

    サントリーではベテラン畠山健介選手が後半34分に交代でピッチに入ると35分に速攻トライ。

    リコーの松橋周平選手、クボタの合谷和弘選手、NECの竹中祥選手がトライを決めていることにも、何か伝わってくるものがあります。

     

    僕は秩父宮で東芝vキヤノンと神戸vNTTコムの2試合を取材しました。

    東芝ではトップリーグ最年長40歳の大野均選手がラスト2分に途中出場。

    僅かなプレー時間でしたが、ボールを持つと低い姿勢でボールキャリー。

    現在は日本代表スコッドを外れていますが「現役でいる以上、ワールドカップでの代表入りは諦めていません。いまはまず、東芝で試合に出て勝利に貢献したい」

     

    WTB伊藤真選手は膝やアキレス腱のケガが続き、久々の公式戦出場。

    「公式戦のピッチに立ったのは3年ぶりです。ラグビーができるシアワセを感じました」

    神戸製鋼のWTB今村雄太選手は今季、リーグ戦、順位戦、カップ戦を通じて初先発で、開始3分に先制トライ。

    「去年膝を手術して、なかなか痛みが消えなくて、トレーニングを積み重ねていけないのですが、この頃やっと、痛みが出る頻度が減ってきました」と、久々のトライに笑顔をみせていました。

    NTTコムのナキことマフィ選手は、日本代表復帰の可否はまだ闇の中ですが、ワールドカップへの思いについて聞くと

    「それは目標にしている。行けると思ってトレーニングしている」と答えました。

    トップリーグはすでにメインのトップリーグタイトルは神戸製鋼に、以下の順位も決まっています。ということで、カップ戦は一見、モチベーションの維持が難しいようにも見えますが、選手たちの話を聞いていると、選手たちにとっては「目の前の試合」ということで、あまり迷いはないのかな、という気がしました。

     

    19日の決勝はサントリーvsトヨタ自動車。3位決定戦はパナソニックvsクボタ(秩父宮)

    5位決定戦は神戸製鋼vs東芝、7位決定戦はNTTコムvsキヤノン(瑞穂)、

    9位決定戦はリコーvsNEC、11位決定戦はヤマハ発動機vs豊田自動織機

    13位決定戦はホンダvsコカコーラ、15位決定戦は日野vsサニックス(ヤンマースタ)

     

    楽しみです!

     

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  • 【明大おめでとう!】

    大学選手権決勝、素晴らしい試合でした!

    明大の優勝は22年ぶり。

    福田キャプテンの胴上げです

     

    北島先生が亡くなった1996年度、黒襟のジャージーで戦ったシーズンに優勝して以来のことです。

    今の4年生は、そのトシに生まれた選手たちです。

     

    この間、たくさんの選手たち、監督・コーチ・スタッフの人たちがもがき、試行錯誤しながらも、勝利を目指してきました。

    今年のチームの勝利ではあるけれど、歴代の明大のみなさんみんなの思いを背負っての勝利だったと思います。

     

    それにしても、今年の4年生の結束力は本当に素晴らしかった。

    福田キャプテン、井上バイスキャプテンはじめ、忽那選手と松尾選手の両SO、スクラムを先頭で支えたPR祝原選手……、4年生の努力はもちろん素晴らしかったし、田中監督も素晴らしかった。

    1997年度、田中監督がキャプテンを務めたシーズンに敗れたところから、気がつけば22シーズンもの長き眠り。

    関東学院大との決勝、淵上選手のトライを最後まで追いかけていった田中選手が、国立の芝の上に座り込んでいた場面は忘れられません。

    こちらは田中監督の胴上げ

     

    うーん、いろんなことが巡り巡っているなあ。

     

    明治大学の皆さん、本当におめでとうございます!

     

    そして天理大学のみなさん、素晴らしい試合でした!

    特に島根キャプテンのプレーにはどれだけ賛辞を贈っても足りない。

    自ら挙げた2つのトライだけでなく、3つめのトライも島根選手のビッグゲインからでした。本当に、フルタイムのパフォーマンスでした!

    僕が見てきた大学ラグビー決勝の歴史の中でも、5本の指に入るんじゃないかな(といってから、素晴らしい試合はこれまでいっぱいあったなあと思うのですが…)

    突き放されてからの猛反撃、素晴らしかった。

    (裏返すと、そこまで追い上げられてしまう明治の明治らしさ、愛される明治らしさは健在だった、と言っていいのかどうか……)

     

    明治の復活への物語は、これからいろいろと書く機会があると思います。どうぞお楽しみに!

     

    素晴らしい試合を見せてくれた明治大学&天理大学のみなさん、本当にありがとうございました!

     

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  • 【花園準決勝】

     

    5日は全国高校ラグビー準決勝の取材で花園へ。

     

    1日の3回戦、3日の準々決勝は東京でチェックしていましたが、すごい試合の連続でした(敗れた天理も常翔も報徳も北陽台も素晴らしかった!)

     

    そしてこの準決勝。ここから花園はまた次のステージに入るんですね。いわば優勝をかけたファイナルステージ。

     

    そこで実現した試合のひとつが、宿命のライバル同士と表現していいでしょう、

    桐蔭vヒガシ。

    今回も凄い試合でした!

    序盤は桐蔭学園が17点を先行。

    そこに東福岡は、2年生の豪脚WTB志氣陸王選手の爆走を皮切りに次々とトライを奪い、易々と追いつき、ひっくり返し、後半7分には31-24と逆転します。

     

    対する桐蔭学園もすぐに反撃、後半10分にFL渡邉選手のトライなどで追いつきます。

    スコアは31-31。この数字は?

    2010年度、両校が引き分け両校優勝したときのスコアじゃないですか!

    この数字が並んだ時点で、 僕はちょっとうるうるしてしまいました(^^ )

     

    今季の桐蔭学園の選手たちは、小西主将はじめ、誰もが「桐蔭ファミリー」という言葉を使いますが、僕から見ても、松島選手や竹中選手や小倉選手や堀越選手や横山選手や山本選手や齊藤選手や細木選手や……歴代の桐蔭の選手たちの姿がいまの選手たちの姿に重なってしまいました。

    もちろん、同時に、東福岡のモスグリーンのジャージーにも布巻選手や藤田選手や木村選手や福井選手などOBも重なって見えました。


    試合は結局、桐蔭学園が46−38で勝利しましたが、戦いはともに素晴らしいアタックの応酬。60分が本当にあっという間でした。

    U18同士でここまで成熟したゲームメーク、判断ができるのかと本当に感心しました。両チームの戦った全員、このチームに関わった全員に感謝して、賛辞を贈りたいと思います。

    もう1試合、第1試合の大阪桐蔭v流経柏は、柏がちょっと疲れ気味に見えました。

    準々までの組み合わせも超タフだったし、それも含めて、初めての準決勝、4試合目を戦うのは、チームとして未体験ゾーンだったのでしょう。その中で、パワフルな大阪桐蔭を相手に前半は先制トライを奪い、突き放されても2点差まで迫った戦いぶりは本当に立派でした。

    葛西拓人主将は「日本一だけを目指していたので、チームの誰も満足していません」と話しました。

    「あそこでああしていれば…」という思いはっきっと残るでしょうが、この経験は間違いなくチームの財産になったはずです。本当にお疲れ様でした。

    振り返れば、どのチームもこのカベで苦しんで苦しんで、苦しみ抜いて、そこを突き抜けたチームだけが頂点にたどり着いています。その意味で、どうぞこの苦しみをエンジョイしてください!

    ロッカールームに戻ると、泣きじゃくる選手たちに相亮太監督は

    「ここでは泣くな、胸を張れ。泣くなら一人で泣け。

    ここでは日本一になれなかったけれど、大学、社会人になって、日本一になって、日本一になったら、その景色がどんなだったかを、感想を、オレに教えてくれ」

    と話しかけたそうです。

    そして、自分たちの涙も乾かないまま、シャワーも浴びないままのジャージー姿で、第2試合に臨む桐蔭学園の選手たちを、花道を作って送り出しました。

     

    これは間違いなく、桐蔭学園の選手たちの力になっていたと思います!

     

    花園の高校ラグビーはやっぱり面白い!

     

    さて7日の決勝は桐蔭学園vs大阪桐蔭のトーイン対決。大阪桐蔭は昨年に続く2度目の決勝進出での初優勝というスピード記録を目指します。他チームが何度も何度も跳ね返されてきたカベを、一度だけで飛び越えるという偉業を達成できるでしょうか?

    それとも桐蔭学園が、これまでチームで重ねてきた経験を活かして、初めての単独優勝を勝ち取るでしょうか。

     

    とてもとても楽しみです!

     

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  • 【2019年】

    遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

    いよいよ2019年の始まりです。

    ワールドカップイヤー。ラグビーイヤーの始まりです。

    日本のラグビー党にとって、いままで感じたことのないエキサイティングな1年になります。

    開幕までもう300日を切っているんですよね。

    あれもこれもやらなきゃいけない……そう考えると、やり残し、積み残しがいっぱいあることを突きつけられる。

    準備をしっかりやりつくして、万全の体制で迎える、ということは、僕にはどうやら無理そうだなあ。

    でも、アレが足りないコレができないということばかり言っていたら、何も出来ない。

    目の前のことしか見えていないけれど、「変えられるのは過去でも未来でもない、現在だけだ」という、五郎丸さんが何度もCMで言っていた台詞を思い出して(元はジョン・カーワンさんの台詞です、とゴローさん自身が公言していることですby『不動の魂』)

    コツコツ行きます。

     

    さて、2日は毎年のことですが仕事始め。

    大学選手権準決勝の取材でした。

    2試合とも凄い試合でした。

    第1試合は明大が31−27で早大を破りました。

    12月2日の早明戦から1ヵ月。奇しくも、全く同じスコアで、明大が早大に雪辱しました。

     

    勝負の分かれ目は後半15分過ぎ。

    早大の35フェイズにも及ぶ猛攻を守り切って攻め込んだ明大が相手ゴール前でPKを獲得。ここで、13−17と4点を追う明大は、ショットではなくスクラムを選択。

    「12月の早明戦では同じようなところのスクラムを押せずにペナルティーを取られて負けていたので、絶対に押して、FWでトライを取ろうと」とHO武井日向選手。

     

    田中澄憲監督は

    「選手に任せていました。セオリーからしたらショットだったかもしれないし、どっちが正しいとかいうことじゃないけれど、スクラムを選択したとき、明治らしいなと思いました。何か、嬉しかったですね」

    敗れた早大の相良南海夫監督は

    「こっちのミスもあったけれど、何よりも明大の気魄を感じました」

    味わい深いコメントはもうひとつ。「苦労して苦労してトライを取ったら、そのあとすぐ取られちゃう場面が2回もありましたね」と福田キャプテンに問うと「はい、それも明治らしいというか…でも決勝でそれをやったら負けてしまう。修正します」と苦笑い。

    もちろん勝負事だし、お互いにゼッタイ勝ちたいと思ってやっているんだけれど、互いに深いところでリスペクトしあっていて、自分たちのことも好きで、勝ち負けを超えているラグビー仲間のつながりを感じました。

     

    第2試合でも同じことを感じました。

    第2試合は天理大が29−7で帝京大を破りました。

    大学選手権9連覇を達成し、10連覇を目指していた絶対王者が敗れました。

    泣き崩れる選手たちに対し、岩出監督は

    「これまでたくさんの相手を泣かせてきたんだから、今日はしっかり泣け。

    そしたら胸を張れ」

    と声をかけたそうです。3日、新年最初のトーチュウ首都スポでお届けします!

     

    https://twitter.com/syutospo

    勝った天理大の小松節夫監督は

    「何年か前までは、関西として、打倒関東ということを意識していましたが、ここ何年かは『関東』とみるのではなく、打倒帝京、あるいは打倒東海と、具体的な相手として考えるようになりました」

    だけど関西のプライドはやはりあって

    「京産のキャプテンからも、立命館のキャプテンからも『がんばれよ』とメッセージをもらって、チーム関西という気持ちで戦いました」

    決勝進出によって、関西勢は来季の大学選手権出場枠が「4」に増えました。

     

    帝京大の竹山選手、菅原選手は、奈良の御所実出身。小中学生時代から対戦してきたライバルが天理大には島根主将はじめたくさんいたということで

    「同じ奈良育ちの良いライバルとして祝福したいし、決勝も勝ってくれと伝えました」

    良い言葉をたくさん聞けました。

     

    新しい1年が始まりました。

    2019年は、いままで以上にエキサイティングな年になるはず。

    今年もよろしくお願いします!

     

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  • 【花園2回戦】

    30日は花園の全国高校大会2回戦の取材でした。

    3つのグラウンドで16試合が行われる、ラグビー関係者にとって一番忙しい1日です。

    どのグラウンドでどんなことが起きているのか、把握できない、慌ただしい1日なのですが、それもまた楽しい1日。結果は以下の通りです。

     

    ●第1グラウンド

     ☆東福岡 69−3 関商工

     八幡工 24−14 徳島城東

     国学院栃木 28−12 日本航空石川★

     ★報徳学園 50−29 大阪朝鮮高

     ★黒沢尻工 17−12 静岡聖光学院

     

    ●第2グラウンド

     ★茗渓学園 27−0 新潟工

     ★長崎北陽台 71−0 鹿児島実

     ★中部大春日丘 53−17 札幌山の手

     岡山玉島 33−14 新田

     ☆大阪桐蔭 86−7 土佐塾

     

    ●第3グラウンド

     ★常翔学園 67−0 桐生第一

     石見智翠館 22−7 尾道

     ☆桐蔭学園 67−7 大分舞鶴

     ★流経大柏 53−0 早実

     京都成章 33−0 佐賀工★

     ★天理 43−5 岡谷工

    (☆=Aシード、★=Bシード)

     

    シード校が敗れる「番狂わせ」は2件発生。

    ノーシードの国学院栃木がBシードの日本航空石川を破り、ノーシードの京都成章がBシードの佐賀工を破りました。

    国学院栃木と日本航空石川は、2年前、逆の立場で対戦し、19−19で引き分け、抽選で日本航空石川が3回戦に進みました。いわば因縁のカード。国学院栃木は、当時の1年生が3年生になり、先輩たちの悔しさを晴らした形ですが、国栃の吉岡監督は「本当にシードのプレッシャーは大変だと思います。一昨年は立場が逆でした。私は今日はラクでした」と、シード校の重圧と戦った相手を気遣いました。

     

    そして京都成章は佐賀工に33−0で完勝。これには、そもそも京都成章がノーシードっておかしくない? という声があがっていました。1回戦の仙台育英戦は81−0でした(そこまでリードしておいて、試合の最後の約3分間は自陣ゴール前でボールキープを続けてタッチへ蹴り出すというトップリーグっぽいプレーをしていたくらいですから)。

     

    元日本代表CTB霜村誠一監督率いる桐生第一は常翔学園に0−67。

    79大会ぶり、82季ぶり出場の早実は流経大柏に0−53。

    1回戦でみごとな勝利を飾り、台風の目になるかと思われた2つの注目チームは、ともに優勝候補に名を連ねるBシードの強豪校に敗れました。

    この2試合で感じたのは、上位チームに油断がないこと。

    相手のことをしっかり研究して、油断せず、きっちり戦う。

    桐蔭学園もそうだったし、僕は直接見られなかったけれど、東福岡も、大阪桐蔭もそんな戦いぶりだったといいます。大アップセットには、上位チームの油断という要素がつきものなのですが……これでは番狂わせは起きないなあ(^^ )

    だからでしょう。桐生第一の霜村監督も、早実の大谷監督も、

    「ちゃんと準備したし、選手はよくやってくれたけれど、相手は想定以上にしっかり戦ってきた。隙がなかった。本当に強いですね」と口を揃えました。

    2人に共通していたのは、負けたけれど、すがすがしい感じ。

    力を出し切って、相手がもっと強かったのなら、ある意味それは仕方のないこと。

    だって、相手は自分たち以上に努力したから強いのであって、悔しかったらもっと努力してもっと強くなればいい――そんな、戦う者のモラルを感じました。

     

    きょうの花園はとてもとても寒くて、1回戦の時は8個だったカイロを急遽増量、両方の靴底、甲、足首、腿、おなかと背中、胸、両脇、首、そして両手に2個ずつ。合計、全身に18個体制で臨みましたが、それでも寒かった(笑)

     

    その寒さは、もしかしたら味方したのかもしれないな、岩手の黒沢尻工は17−12で静岡聖光学院に勝利。東北勢で唯一、年越しを果たしました。

     

    1月1日に行われる3回戦の組み合わせです。

    第1グラウンド

    10:30 ☆大阪桐蔭 v 岡山玉島

    11:55 ★天理 v 中部大春日丘★

    13:20 ★長崎北陽台 v 茗渓学園★

    14:45 ★流経大柏 v 京都成章

     

    第3グラウンド

    10:30 ☆桐蔭学園 v 石見智翠館

    11:55 ★常翔学園 v 黒沢尻工★

    13:20 ★報徳学園 v 国学院栃木

    14:45 ☆東福岡 v 八幡工

    (☆=Aシード、★=Bシード)

     

    どの試合も面白そうです!

     

    花園で懐かしい人と会いました。

    2人並んで観戦していたのは村田亙さんと竹ノ内弘典さん。

     

    2人は29年前の12月、当時行われていた関東大学交流試合で、リーグ戦優勝の専大のキャプテンvs対抗戦4位の明大のキャプテンとして対戦。試合は引き分けに終わり、抽選の結果、明大が大学選手権に進んだのですが……

     

    「あのときはオレが先に(封筒を)引いた」

    「いや、オレが先だった」

    「違う。オレだ」

    30年近くも経って、何をいまさら言い合いしてるんだか(笑)※2人のポーズにもご注目を(^^ )

     

    ラグビー仲間の友情というか、熱さというか、暑さというか、面白さを感じる年末の一コマでした!

     

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  • 【花園2日目】

    花園2日目は大忙しでした。

    トーチュウにレポートする身としては、関東勢を重点に取材するのですが、今年の1回戦は第1日に関東勢の出場はゼロ。つまり2日目に一斉に出てくるわけです。

    しかも、11時過ぎからの時間帯は、第1グラウンドで早実v名護、第2グラウンドで桐生第一v米子工、第3グラウンドで国学院栃木v若狭東と、関東勢3つが一斉にどん。

    まったく記者泣かせの日程です。

     

    ともあれ、第2日の結果です。

    早実 55−3 名護

    大分舞鶴 26−21 深谷

    石見智翠館 34−7 秋田中央

    尾道 40−12 本郷

    桐生第一 110−0 米子工

    静岡聖光学院 22−16 高鍋

    徳島城東 24−7 福島聖光学院

    大阪朝鮮高 29−14 日川

    国学院栃木 59−7 若狭東

    八幡工 14−12 朝明

    関商工 89−0 高松北

     

    メディア(主に東日本の)の注目を集めたのは早実と桐生第一です。

     

    早実は、No8相良キャプテンとWTB今駒選手が3トライずつ挙げるなど、9トライを奪い名護に大勝。

    スタンドには、今春早実を卒業した日本ハム清宮幸太郎選手の姿も。

    清宮幸太郎選手は、小学生の時はワセダクラブでラグビーをプレーしていました。

    (「2019年のラグビーワールドカップと、2020年のオリンピックの野球と、両方を目指せないかな」という言葉を僕も直接聞いたことがあります)。

    今駒選手は、小学校時代、ワセダクラブで一緒だったそうです

    (でも、清宮選手はでかかったこともあっていつも1個上のチームでプレーしていたので、今駒選手は一緒のチームにはならなかったそうです…)

     

    桐生第一は、初の花園の初戦でいきなり100点ゲームです。

    スコアはともかく、桐生第一のアタックには非凡なものを感じました。すべての局面で、選手が判断しているのがよく分かる。周りを見て、声を掛け合って、スペースを見つけてアタックしているんです。

    その感想を霜村監督に伝えると「僕もそう思いました。へえ、こんなことするんだ、と感心しながら見てました」とのこと。

    桐生のSO齋藤選手

     

    霜村監督の指導法は、選手に考えさせることだといいます。

    考えるように仕向ける練習メニューを作ったら、あとは選手に答えを探させる。

    言うは易し、行うは難しで、けっこう大変なことだと思いますが、それを実戦して、就任4年目で、明和県央、東農大二という先行ライバル2校を破っての花園で、初戦に大勝利。どこまで行ってくれるでしょうか、楽しみです!

     

    これによって、2回戦の組み合わせが決まりました。

    ●第1グラウンド

    9:30 ☆東福岡 v 関商工

    10:45 八幡工 v 徳島城東

    12:00 ★日本航空石川 v 国学院栃木

    13:15 ★報徳学園 v 大阪朝鮮高

    14:30 ★黒沢尻工 v 静岡聖光学院

     

    ●第2グラウンド

    9:30 ★茗渓学園 v 新潟工

    10:45 ★長崎北陽台 v 鹿児島実

    12:00 ★中部大春日丘 v 札幌山の手

    13:15 新田 v 岡山玉島

    14:30 ☆大阪桐蔭 v 土佐塾

     

    ●第3グラウンド

    9:00 ★常翔学園 v 桐生第一

    10:15 石見智翠館 v 尾道

    11:30 ☆桐蔭学園 v 大分舞鶴

    12:45 ★流経大柏 v 早実

    14:00 佐賀工 v 京都成章

    15:15 ★天理 v 岡谷工

    (☆=Aシード、★=Bシード)

    どの試合も楽しみですね!

     

    ちょっと寂しいのは、今大会、東北勢の元気がないことです。

    初日ですが、仙台育英は81−0で京都成章に大敗。

    ほんの10年ちょっと前は、毎年のように4強、8強に進んでいた名門が、そこまで苦しんでいるのは意外であり、切なくもあります。

    もちろん、ぼくなんかより、仙台育英を率いる丹野監督にはその思いが強い。

    「とにかく今の東北の状況を変えないといけない。そのために何ができるかといったら、まず今の自分たちを知ること。だから今日は、真正面から行かせて、チカラの差を実感させるようにしました」

    熱い言葉でした。

    そうきくと、81−0というスコアは、落ちきったどん底というよりも、次への第一歩なのかなと言う気もしてきました。

    「今年の1年生はたくさん入ったし、来年も入ってくれる。入試の推薦枠が変わって、採れるようになったし、留学生も採れそうです」と丹野監督。

    仙台育英はここまでおよそ12年間、推薦枠がほぼない中でも、頑張って連続出場をキープしてきました。

    東北の人は言い訳を嫌うので自分たちからは言いませんが、東北勢の不振と、東日本大震災は、きっと関係があるはずです。

    だけど、その経験はきっと、人を強くしたはず。

    艱難辛苦の時間を経て、再進撃を始める日も近そうです。

    東北勢の復活を心より祈ります!

     

    だから、まずは、30日に登場するシード校、岩手代表・黒沢尻工の進撃を祈ります!

     

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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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