ツールドラグビートップへ

【週末レポート】

この週末もバタバタしてレポートが遅れてしまいました。もう慢性渋滞ですね。

 

土曜日のトップリーグカップはブログに書きました。

23日(日)もトップリーグカップの取材で秩父宮へ。

NTTコムv東芝の試合でした。

昨季の順位はコムが自己最高の5位、東芝は過去最低の11位。

新戦力の補強ぶりでも、インフラ等の整備状況でも、コムはTLでも1、2を争う上げ潮チームですが、いざ試合が始まると東芝の結束力、球ぎわの厳しさが力を発揮します。東芝が31−24で勝利しました。

 

勝負も面白かったのですが、注目されたのは、前日のクボタ立川選手と同様、サンウルブズの地球一周ツアー帰りの山田章仁選手です。

入った瞬間、ファーストプレーで、相手ハイパントを競り合ってみごとなジャンピングキャッチ。そのままカウンターアタックに出てフッカー三浦選手のトライにつなげました。

「ハイボールに強い選手がほしい」と言っていたジェイミーHC、見てくれましたか?

 

試合後の山田選手

「疲れはないです。新しいチームで初めての試合なので、新鮮な気持ちでできました。(最初のプレーは)やりたいイメージのプレーはできたけど、でも勝てなかったし、満足感はないです」

そして、ワールドカップについては

「9月20日まで、まだ時間があるし、焦ってはいません。ゲームタイムがまだまだ少ないので、それをしっかり重ねていければ」

そう考えると、代表合宿に行くよりもアピールできるのかも。

山田選手が徹底的にポジティブシンキングの持ち主だということは、もう10数年の取材で知っていたつもりですが、おそらくは最後のワールドカップチャンスがどうなるか揺れ動いているときにこう考えられるとは。改めて山田選手の大きさを思い知りました!

そして、対戦した東芝では大野均選手が途中出場。

大野選手はトップリーグ最年長の41歳ですが、ワークレートの高さが素晴らしい!

ブレイクダウンに頭を突っ込み、猛然と押し込み、倒れ込んでは起き上がり、次のタックル、ブレイクダウンへと走ります。

瀬川監督「残り20分くらいのブレイクダウンでのファイトを期待して起用しましたが、こちらの狙いを体現してくれた。ワールドカップのPR活動などで忙しい中でもよく頑張ってくれている」

山田選手がピッチに入ったとき、大野選手がピッチに入ったとき、秩父宮のスタンドからは本当に、何とも言えない温かい拍手がわき上がりました。

たくさんの人が、この選手たちと一緒に人生の少なくない部分を過ごしてきたんだろうな。土曜日の立川選手もそうですが、ワールドカップのピッチという特別なステージに立つことができるかどうかは分からないけれど、諦めずに全力を尽くす彼らの姿に、胸を熱くして応援しているファンの気持ちは僕もよく分かります。というか、ほとんど同じです(笑)。

 

ワールドカップ開幕まで80日を切りましたが、山田選手が言うとおり、「まだ時間あります」から!

(そうでないとみなさん困りますよね。僕もそうです笑)

(しかし、今年の東芝、いいね。熱いね!)

 

【女子SDS合宿】

そして24日は、熊谷へ、女子SDS(セブンズ・デベロップメントスコッド)合宿の取材へ行ってきました。最近行けていなかったのですが、今回の合宿は7月5-7日にイタリアで行われるユニバに向けた最終強化合宿。何とか他の作業スケジュールを調整して、雨の中、行ってきました。

 

今回のSDS合宿メンバーです。

大黒田裕芽 アルカス熊谷

岡田はるな 東京山九フェニックス

黒木理帆 アルカス熊谷

白子未祐 日本ラ協会

新麻未 追手門学院

堤ほの花 日体大

長田いろは アルカス熊谷

永田花菜 日体大

原わか花 東京山九フェニックス

ライチェル海遥 アルカス熊谷

平野優芽 日体大

松田凜日 国学院栃木高

室越香南 追手門学院

藪内あゆみ ながとブルーエンジェルス

山下果林 アルカス熊谷

 

みんな、降りしきる雨にも負けず、水しぶきをあげながら練習に励んでいました!

この合宿参加メンバーのうち、大黒田選手と松田選手を除いた13人が、26日からイタリア・ミラノへ遠征。おそらく、そのままミラノで開催されるユニバに出場することになると思います。

この取材内容は、追ってRUGBYJAPAN365や東京中日スポーツ首都スポ等でレポートします。どうぞお楽しみに!

 

同じく男子の遠征メンバーです。

川崎清純 関東学院大(盛岡工)

桑山聖生 東芝(早大)

齋藤大朗 明大(桐蔭学園)

津岡翔太郎 コカコーラ(帝京大)

中野将宏 中国電力(九州共立大)

中川和真 キヤノン(大東大)

仁熊秀斗 筑波大(石見智翠館)

野口宣裕 専大(早稲田摂陵)

濱田将暉 東芝(京産大)

藤井健太郎 立命館大(伏見工)

松永貫汰 筑波大(大阪産大付)

松本純弥 明大(佐賀工)

南 昂伸 大東大(御所実)

 

ワールドシリーズを経験している野口選手、昨年のユース五輪銅メダルチームを主将として率いた松本選手、主力だった藤井選手はじめ、楽しみなメンバーが揃っていますね。桐蔭学園時代に花園を沸かせた齋藤選手、昨年の東日本大学セブンズで強烈なインパクトを残した松永選手も、世界を相手に爆発してほしいですね。

男子も女子も、この若手の中から来年の東京オリンピックで大暴れする選手がどんどん出てきてほしいです!

 

【サクラフィフティーンメンバー】

 そして、7月にオーストラリアに遠征、2つのテストマッチを行う女子15人制日本代表サクラフィフティーンのメンバーも発表されています。(※はバックアップメンバー)

FW

五十嵐 裕佳 名古屋レディースR.F.C.

江渕 まこと 横河武蔵野アルテミ・スターズ/青山学院大学ラグビー部

加藤 幸子 横河武蔵野アルテミ・スターズ/早稲田大学(2)

北野 和子 RKUラグビー龍ケ崎GRACE/流通経済大学(2)

小鍛冶 歩 Hanazono Hollyhocks/森ノ宮医療学園専門学校

小西 想羅 横河武蔵野アルテミ・スターズ/青山学院大学(2)

櫻井 綾乃 横河武蔵野アルテミ・スターズ/NTTファシリティーズ

鈴木 実沙紀 東京山九フェニックス/NTTファシリティーズ

高野 眞希 横河武蔵野アルテミ・スターズ/セコム

玉井 希絵 MIE WOMEN’S RUGBY FOOTBALL CLUB PEARLS/エイワテック

永井 彩乃 日本体育大学ラグビー部女子/日本体育大学(4)

永岡 萌 RKUラグビー龍ケ崎GRACE/流通経済大学(2年)

藤本 麻依子 YOKOHAMA TKM/横浜未来看護専門学校

星野 恵 自衛隊体育学校

細川 恭子 日本体育大学ラグビー部女子/日本体育大学(2)

南 早紀 横河武蔵野アルテミ・スターズ/横河レンタ・リース

塩崎 優衣 東京山九フェニックス/慶應義塾大学(4)

村上 愛梨 横河武蔵野アルテミ・スターズ/ゼビオナビゲーターズネットワーク(株)

BK

阿部 恵 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/立正大学ラグビー部/立正大学(3)

庵奥 里愛 MIE WOMEN’S RUGBY FOOTBALL CLUB PEARLS/住友電装

今釘 小町 石見智翠館高等学校ラグビー部/石見智翠館高等学校(3)

葛西 杏奈 自衛隊体育学校

鹿尾 みなみ RKUラグビー龍ケ崎GRACE/筑波大学(4)

鈴木 彩香 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/東京日野自動車

津久井 萌 横河武蔵野アルテミ・スターズ/青山学院大学(2)

名倉 ひなの 横河武蔵野アルテミ・スターズ/NTTファシリティーズ

平野 恵里子 YOKOHAMA TKM/TMG本部横浜支部

平山 愛 自衛隊体育学校

古田 真菜 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/立正大学ラグビー部/立正大学(4)

山本 実 MIE WOMEN’S RUGBY FOOTBALL CLUB PEARLS/住友電装

小野 ゆき ながとブルーエンジェルス/ながとスポーツ財団

小林 花奈子 日本体育大学ラグビー部女子/日本体育大学(3)

新原 響 YOKOHAMA TKM/戸塚共立第一病院

 

2年前のワールドカップ以降、活動のなかったサクラフィフティーンですが、2年ぶりの活動再開です!

楽しみな選手が揃っていますね!

太陽生命ウィメンズセブンズシリーズで実力をアピールしている選手がズラリと並んでいます。15人制タイプというイメージのあった藤本選手(TKM)や江渕選手(アルテミ)がセブンズでも素晴らしいプレーを見せているし、ニュージーランド留学で武者修行してきた高野選手、小西選手、加藤選手(アルテミ)の成長ぶりも楽しみです!

高校生でメンバー入りした今釘選手(石見智翠館高3年)も、お姉さんの中でプレーするのは太陽生命シリーズのチャレンジチームで実証済みです!

そしてBK鹿尾みなみ選手(グレース)は、お兄さんの貫太選手(東海大−ヤマハ)と兄妹キャッパーなるか?

そしてバックアップメンバーにも楽しみな名前がズラリ。

中でも気になる名前は、ながとブルーエンジェルスの小野ゆき選手。RWC2015ジャパン躍進の立役者小野晃征選手の妹、クライストチャーチ育ちの実戦タイプ、ここから頭角を現していきそうな予感がします!

 

男子15人制日本代表スコッドは宮崎で過酷な訓練を続けていますが、どのカテゴリーもそれぞれのステージで強化を進めています!

 

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  • 【トップリーグカップ】

    トップリーグカップ2019が22日、開幕しました。

    2003年のリーグ設立以来、初めての「春の大会」。

    告知不足、開催会見もなし、選手名鑑もどこにもなし……いろいろとツッコミどころ満載の大会ですが、ワールドカップを控えているゆえの変則日程でアリ、それゆえのおもしろみも。

    ということで、江戸川陸上競技場で行われたクボタvsコカコーラへ向かいました。

     

    この試合は、クボタスピアーズと東京都ラグビー協会の共同企画として、ラグビー体験会や屋台村、みどころ講座などいろいろな企画満載で行われました。

     

    各地で9試合が行われた中で、この試合を選んだのは、立川理道選手がいるからです。日本代表の宮崎合宿から外れ、サンウルブズで南アフリカからアルゼンチンへとまわる世界一周ツアーへ行きながら2試合とも出場なしで帰国、そこから中3日でこの試合にリザーブ入りしました。

     

    どんなプレーを見せてくれるかと思ったのですが……さすがでした。

    後半10分にピッチに入ると、最初のプレーでタックルからターンオーバー。

    そこからボールを持てば流れずに前進してボールを活かし、スペースを作る。

    クボタは前半はコカ・コーラの粘りに手こずり、立川選手が入ったときは17−7、トライ数は2対1というイーブンな展開でしたが、そこから残り30分間はトライ数4対0。

    立川選手自身は豪快にビッグゲインしたり、かっこいいキックパスを通したり、派手なプレーは全然しないけれど、立川選手が入るとゲームの流れが良くなるんです。

    良い司令塔って、万国共通、そうなんですよね。

    2015年のジャパンをリードした小野晃征選手、昨年の神戸製鋼を優勝に導いたダン・カーター選手……立川選手は背番号「12」のセカンドファイブだけど、チームを勝たせるプレーをするチームマンであり司令塔であり、すぐれたコミュニケーション力を持つリーダーだなと改めて感じました。

    試合後、残り3ヵ月を切ったワールドカップに向けて、自分をどう位置づけているかを聞くと「今はクボタに100%コミットします。ここで良いパフォーマンスを市内と、何かあっても呼んでもらえない。そして、もしも呼んでもらえたときがあったら、そこでいいパフォーマンスを出せるようにしっかりと準備しておく。呼ばれるとしたら、チームが苦しい状況になってるときですから」

     

    「呼ばれるとしたら、チームが苦しい状況になってるときですから」

    という言葉にシビれました!

    現在、自分が評価されていないときでも、自分が評価されるときがくるとしたらどういうときなのか、そのとき自分は何が求められるのか。そこまで頭を巡らせている…ホントにすごいなあ。

     

    サンウルブズの地球一周ツアーから帰国したのは火曜の朝。そこから自宅によって荷物を置くと、すぐにクラブハウスへ向かい、練習に合流したそうです。

    「こどもは『帰ってきたばかりなのにまた行っちゃうの?』ってびっくりしてましたね(笑)」

    W杯まで3ヵ月を切りましたが、立川選手の出番、活躍する場所はきっとあるだろうな…そう思わせるパフォーマンスでした。そのためにも、このあとのトップリーグカップで、いいプレーをたくさん見せてほしいです。

    クボタスピアーズ、次の試合は29日(土)、秩父宮で、相手は……ありゃ、釜石シーウェイブスだ!

     

    トップリーグカップの結果です。

    ヤマハ発動機 62−12 九州電力 (月寒)

    ホンダ 33−3 栗田工業 (熊谷)

    パナソニック 31−29 日野 (熊谷)

    NEC 43−12 マツダ (秩父宮)

    サントリー 88−5 清水建設ブルーシャークス (秩父宮)

    クボタ 43−7 コカコーラ (江戸川)

    リコー 36−14 豊田自動織機 (瑞穂)

    神戸製鋼 22−14 近鉄 (和歌山・紀三井寺)

     

    パナソニックを日野が、神戸製鋼を近鉄が、かなり苦しめたようです。

    苦しんだパナソニックですが、勝利を引き寄せたのはルーキー竹山選手。

    4C1P、すべてのキックを決めて、SOクリップス選手が1ゴールだけ外した日野を、その2点分だけ上回ったわけです。

    日本代表候補や外国代表のトップ選手が不在の中で始まったトップリーグカップですが、みどころはありますね。

    そして、同時に、日本代表やサンウルブズとは切り離してもトップリーグは十分に存在価値を、存在意義を、持てるだけのリーグに成長しているんだなあと思いました。

     

    来週発足する日本協会新執行部には、自分たちの価値をしっかり上げていくことを期待したいです!

     

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  • 【いろいろ】

    はやいもので、ワールドカップ開幕100日前が過ぎたと思ったらあっという間に1週間、もう開幕まで90日ですね。

    今週もいろいろありまして、あちこちと動きながら、いろいろと締め切りもありまして、ブログは全然更新できずにおりました(汗)

    今週を駆け足で振り返りますと……

     

    17日(月)は、ワールドカップのチケットデザイン発表会見でした。

    写真の説明はありません。

    モチーフは武者絵です。印刷は和紙をイメージしているそうです。!!

    日本らしさがイイんじゃないでしょうか。どのデザインが出るかは分からないそうです。チームパックやスタジアムパックは、また違うデザインのカード型(タブレット型というのかな?)チケットが届くそうです!

    ウォレットもいい感じですね!

    画像に含まれている可能性があるもの:画面
    ジーは中腰で頑張りました

    画像に含まれている可能性があるもの:3人、菊谷崇さんを含む、、スマイル、立ってる(複数の人)、室内

    正直、今まで見てきたラグビーワールドカップチケットの中では一番いかしたデザインじゃないかな♪

     

    18日(火)は仙台へ。仙台リゾートスポーツ専門学校からワールドカップ釜石開催そして7月27日の日本vフィジーのテストマッチへボランティアに行く学生さんたちを前にワールドカップのこと、日本代表のこと、釜石へやってくる国のこと……などなどを講演させていただきました!

    画像に含まれている可能性があるもの:42人、大友 信彦さんを含む、、スマイル、座ってる(複数の人)、室内

    みなさん熱心に聞いてくれました。19−21歳くらいの若者ですが、スポーツトレーナーやアスレチックトレーナーなど、具体的な将来イメージ、そして地元への貢献を目指している、強い意志を持った若者たちでした。楽しかった🎵

    ホントはスクラムユニゾンしたかったのですが、インターネットがうまくつながらなくて、時間も足りなくて、できなかったのですが、みなさんに各国のジャージーを着ていただきながら、ちょっとだけワールドカップ気分♪

    727日のフィジー戦、そしてワールドカップの釜石での2試合、みなさん頑張りましょう

     

    19日(水)はRUGBYJapan365プレミアムページにて、

    大西将太郎さんプレゼンツ「しょっさんの大好き!海外ラグビー」

    サンウルブズ2019レビュー&スーパーラグビープレーオフ展望

    をUPしました!

    画像に含まれている可能性があるもの:2人、奥山 禎晴さんを含む、、スマイル、立ってる(複数の人)、テキスト
    今季のサンウルブズは迷走で終わってしまった印象ですが、ファンの皆さんの「オレたちのチームを応援する」という姿勢は素晴らしかった!というしょっさんの指摘には共感します!プレーオフの注目は、やっぱり「同期」のあのチーム!
    https://bit.ly/2MUqULo

     

     

    20日(木)は、12年ぶりにトップリーグ昇格の三菱重工相模原ダイナボアーズに三菱自動車からチームカーとして提供された最新のデリカD5お披露目会見へ。

    土佐キャプテンは「パワーと機動力を兼ね備えるというコンセプトもラグビーにマッチしているし、このカラーもラグビーグラウンドに映えますね。デリカのように力強く戦っていきたい」ときっぱり。

    画像に含まれている可能性があるもの:4人、安江 祥光さんを含む、、スマイル、屋外、自然

    この新型デリカD:5、なんといっても先日のみなとラグビーフェスティバルで披露した、45度の急傾斜も登っちゃうと言う踏破力が武器です!

    カッコいいです

    ダイナボアーズは2007年以来12年ぶりのトップリーグ復帰。前回トップリーグを戦ったのも、今回も、どちらもワールドカップイヤーで、どちらもイノシシ年!

    画像に含まれている可能性があるもの:2人、車、屋外

    ダイナボアーズの行くところ、このダークグリーンのデリカが現れるはずです。お楽しみに!

     

    21日(金)は、RUGBYJapan365にて

    「ラグビーをはじめる子供たちへ」

    日本代表最多キャップの大野均選手の著書「はじめてのラグビー」出版記念インタビュー掲載!期間限定で第1章は試し読みOK!ラグビースクール向けの著書プレゼントもあります!

    https://bit.ly/31N2oPJ

    あわせて、22日の東京中日スポーツ・首都スポでも、大野選手からワールドカップを目指す選手たちへのメッセージが掲載されます!

     

     

    また、この1週間は楽しいニュースだけではありませんでした。

    ワールドラグビーは、検討していたネーションズチャンピオンシップの導入を正式に断念。日本にとっては、サンウルブズの2021年からの除外に続く、追い打ちのような厳しい決定です。日本ラグビー協会はこれまで、この新大会が設立されるからということで、スーパーラグビーからの除外はむしろ積極的に薦めていたきらいがありますが……改めて、その目算は外れてしまいました。

     

    日本ラグビーフットボール協会から発表された 坂本典幸専務理事のコメントです

     

    「『ネーションズ・チャンピオンシップ』の開催に向けた、これまでのワールドラグビーの努力に感謝申し上げます。今回、『ネーションズ・チャンピオンシップ』の開催に向けた議論継続が無くなったという報告をワールドラグビーより受け、日本ラグビー並びに、世界のラグビーがよりグローバルに発展していく機会を逃したことは、日本ラグビーフットボール協会として大変残念です」

     

     

     

    同じ日、トヨタ自動車ヴェルブリッツ所属選手がコカイン所持の疑いで逮捕されたというニュースが流れました。警察から発表された状況はかなり不自然な要素が多く、事実はまだ闇の中に思えますが、トヨタ自動車は早々にチームの活動自粛、22日に始まるトップリーグカップの出場辞退を決めました。

     

    しかし、本人も否認しているといいますし、財布を落としたところからコカイン発見までの事件の経過が何とも不自然。推定無罪の原則を考えても、逮捕されただけでここまでの反応をすることには強い違和感を覚えました。逮捕だけですべての名誉が奪われてしまう。たくさんの人が準備してきたことがすべて中止になってしまう。これがスタンダードだったら、恐ろしい。企業側は、コンプライアンスの尊重を前面に出すべき立場ですし、どうしたって企業イメージを(過剰に)守ろうとする、そこから自粛という、企業にとっては安全策のオプションも出てくる可能性がある。

    個人的には、ラグビー協会が預かって、試合を行うくらいのリーダーシップを見せてほしかった気がします。たくさんの人が関わって、試合の準備をしてきた、日本ラのレベルを上げるための試合なんですから。

    日本協会から岡村正会長のコメントとして発表された言葉は以下の通りです。

     

    「ジャパンラグビー トップリーグのトヨタ自動車ヴェルブリッツ所属の選手が、麻薬及び向精神薬取締法違反で逮捕されたことは大変遺憾です。全てのラグビー関係者に改めてコンプライアンスの遵守を徹底させ、再発防止に全力で尽くします」

     

    なんか、サンウルブズ除外の件でも、ネーションズチャンピオンシップ廃案の件でも感じたことですが、トップのコメントとして発表される言葉が妙にあっさりしているような感じがします……。29日に発足する新執行部には、何とかこの失態を取り返してほしいです……。

     

    ともあれ、22日からはトップリーグカップ開幕です!

     

     

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  • 【W杯100日前】

    12日は、ラグビーワールドカップ日本大会開幕まで100日という区切りの日!

    ということで、いろいろなイベント&情報発信がありました。

     

    東京中日スポーツでは、本日本代表主将の廣瀬俊朗さんが提唱する「ワールドカップ出場20カ国を歌で迎えよう」というムーブメント「スクラムユニゾン」を紹介しました。

    この企画、廣瀬さんの言うとおり「歴史的にも宗教的にもニュートラルな日本だからこそできる」ことじゃないか、これはものすごい可能性を秘めたアクションなんじゃないかな、と思います。

     

    そして、丸ビルで行われた100日前イベントへ。

    まあまあ盛り沢山というか、たくさんの方が揃いました。

    組織委員会、日本協会、ワールドラグビー、ワールドカップリミテッド、成功議員連盟、開催都市代表、文部科学省、スポーツ庁、観光庁、日本スポーツ振興センター、日本政府観光局、大会アンバサダーのみなさん、そして、ワールドカップレジェンド、元南アフリカ代表のブライアン・ハバナさん、元ウェールズ代表のシェーン・ウィリアムズさん! 前回2015年ワールドカップ日本代表の五郎丸選手&畠山選手、そしてそしてラグビーワールドカップ2019PRキャプテンの舘ひろしさん&スペシャルゲストの櫻井翔さん!

    本当にたくさんの人が、ワールドカップの盛りあげのために集結してくれました!

    良いコメントいっぱいありました。

    ハバナ選手は、2015年ワールドカップで日本戦の負けを経験した当事者ですが

    「我々は日本を油断していたりはしていなかった。しっかりと対策を立てて試合に臨んだけれど、日本がそれ以上に素晴らしかった。大切なのは結果を受け入れて、それと向き合って前に進むこと」

    あの日、屈辱にまみれたはずの南アの選手たちが、悪びれずに日本の選手たちを祝福していた姿が蘇りました。その誠実さ、真摯さがあったから、南アはそのあとベスト4まで勝ち進んで、オールブラックスともギリギリの勝負をしたんだな、と納得しました。

    他にもいろいろあるのですが……

    印象的だったのは、みなさんがワールドカップに期待することについて、「釜石」の名を挙げていたことです。

    スペシャルゲストの櫻井翔さんは、先日フランスへ行った帰りの飛行機の中で、釜石のワールドカップ招致を紹介した映像「海よ、もうノーサイドだ」を見て感激したというお話をあかしてくれました。

    よく見たら、櫻井さんのネクタイ、見覚えのあるロゴが入っているみたい。もしかして…釜石?

    拡大すると……

    櫻井さんだけでなく、五郎丸さんも廣瀬さんも、似たようなネクタイをしていらっしゃいました。改めて見ると、大畑さん、梶原さん、松田さん、松木さん……も?

     

    櫻井さん五郎丸さん廣瀬さんはつい先日、釜石へ行ってこられたとお話しになっていました。

    みなさんのネクタイ全部チェックできたわけではありませんが、たくさんの方が、釜石を、つまりは被災地でワールドカップを開催することを応援してくれているんだな、という思いを強くしました。

     

    あと100日、きっとあっという間ですね。

    完璧な準備なんてできるかどうかわからないけれど、きっと、始まってからもバタバタするだろうけれど、それは間違いないけれど、やれるだけのことをやって、スッキリとワールドカップを迎えましょう!

    みんなでこの100日のドキドキ感を、きっと二度と味わえない100日の疾走感を、存分に楽しみましょう!

     

    ありがとうございました!

     

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  • 【太陽生命鈴鹿大会DAY2】

    9日は太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2019第3戦鈴鹿大会の第2日でした。

    雨の中の戦い。

    4月の秋田大会より寒い6月の鈴鹿大会。の取材が終わったと思ったら、近鉄特急はもっと寒かった^_^;

     

    優勝を飾ったのは、ながとブルーエンジェルス!

    準々決勝は北海道ディアナに17−5

    準決勝はアルカス熊谷を21−14

    決勝は日体大とを19−7で破りました。MVPはキャプテンのヘーゼル・トゥビック選手でした。

    ながとは秋田大会に続き2度目の優勝。総合ポイントでも首位を守りました!

     

    準優勝の日体大。秋田大会では11位と不振でしたが、この大会はみごとな戦いぶり。

    プール戦ではアルカスを破り、決勝トーナメント準々決勝では東京山九フェニックスに26−14で快勝。準決勝では三重パールズを14−12で破りました。代表組、ケガ人がいない中での快進撃、去年の自信が少し蘇ってきたかな。

     

    3位はアルカス熊谷。

    準々決勝は龍ヶ崎グレースと死闘、同点でタイムアップのホーンのあと、自陣から攻めて本間選手のトライで15−10とサヨナラ勝ち。

    準決勝のながと戦も死闘の末の14−21の惜敗でした。

    総合ポイントでは2位につけているアルカス。最終戦に逆転優勝をかけます!

    そして、ホストチームの三重パールズ。東京大会に続く連覇はならず、残念ながらトップ3も逃してしまいましたが…ケガ人も多く出てしまいましたが、地元の戦いはいつも以上に難しいのですね。

     

    写真の取り込み、記録の集計、これからですが、ともあれ表彰式の1−3位集合写真をUPしておきます!

     

    選手のみなさん、大会運営を支えた関係者のみなさん、雨の中、お疲れ様でした!

     

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  • 【太陽生命鈴鹿大会DAY1】

    8日は太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2019第3戦鈴鹿大会の第1日でした。

    僕は諸事情で現場に行けず、インターネットで結果をチェックしていたのですが、スリリングな戦いが続いたようです。

    スリリングだったのはB組です。東京大会の順位上位からアルカス、グレース、日体大という関東の大学拠点のライバル3チームとチャレンジチームというプール。東京大会では日体大がプール戦でアルカスを破り、決勝トーナメント準々決勝でグレースが日体大を破り、最終的にはアルカスが決勝に進みました。

     

    そして今回は…

    一巡目は、グレースが19−15で日体大に勝利。

    二巡目は日体大が21−17でアルカスに勝利。

    三巡目はアルカスが21−7でグレースに勝利。

    3チームはチャレンジチームにはそれぞれ勝利しており、3チームは2勝1敗で並び、順位決定は得失点差にゆだねられました。その結果、+36のアルカスが1位、+29の日体大が2位、+16のグレースが3位となりました。

    そしてDAY2の初戦、準々決勝の第1戦が、これまたアルカス対グレースとなりました。グレースは各プール3位の3チームを比較した中で1位となっていたのです。この3チームの対戦は、毎回めちゃめちゃもつれますね…。

     

    C組も大変でした。ここの4チームを昨年の総合順位で見ると5位ながと、7位東京山九フェニックス、4位横浜TKM、3位追手門VENUS。そもそも実力接近のプールなのです。

    この組のハイライトは最後のながとvsフェニックス。

    フェニックスが7点を先行した後、ハーフタイムをはさんでながとが3連続トライ。19−7までリードを広げますが、終盤にフェニックスが猛反撃。タイムアップ後も攻撃が続いたようで、原わか花選手がトライ、ハーヴィー・マガリ選手がコンバージョンを決めて同点となったのは公式記録では「9分」となっていました。かくして19−19のドロー決着。2勝1分けで並んだ結果、順位は総得失点で上回ったながとが1位となりましたが、やはり紙一重です!

    今回も大会は実力伯仲、2日目が楽しみです!

     

    本誌集計、トライランキングです。

    1 ジョージア・ダールズ 三重パールズ 5T

    1 シンプソン・アンエリザベス 横浜TKM 5T

    3 ハーヴィー・マガリ 東京山九フェニックス 4T

    3 古屋みず希 日体大 4T

    3 伊藤 睦 自衛隊体育学校 4T

     

    得点ランクです

    1 ハーヴィー・マガリ 東京山九フェニックス 30(4T5C)

    2 ジョージア・ダールズ 三重パールズ 25(5T)

    2 シンプソン・アンエリザベス 横浜TKM 25(5T)

    4 ヘーゼル・トゥビック ながとブルーエンジェルス 21(1T8C)

    5 古屋みず希 日体大 20(4T)

    5 伊藤 睦 自衛隊体育学校 20(4T)

     

    DAY2の組み合わせは以下の通りです。

    9:00 カップ準々決勝1 アルカス熊谷−RKU龍ヶ崎グレース

    9:22 カップ準々決勝2 ながとブルーエンジェルス−北海道ディアナ

    9:44 カップ準々決勝3 日体大−東京山九フェニックス

    10:06 カップ準々決勝4 横浜TKM−三重パールズ

    10:28 チャレンジトロフィー準決勝1 自衛隊体育学校−横河武蔵野アルテミスターズ

    10:50 チャレンジトロフィー準決勝2 追手門学院VENUS−チャレンジチーム

    以下、順位戦を続けていって、カップ決勝戦は15:10キックオフ予定です!

     

    DAY2は僕もかけつけます!

     

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  • 【サンウルブズ遠征メンバー発表】

     

    サンウルブズの今季最終シリーズ、南アフリカ&アルゼンチンへのツアーメンバーが発表されました。

    FW

    浅原 拓真

    アレックス・ウォントン

    クレイグ・ミラー

    三上 正貴

    コナン・オドネル

    北出 卓也

    ジャバ・ブレグバゼ

    ネイサン・ベラ

    マーク・アボット

    大戸 裕矢

    長谷川 崚太

    トム・ロウ

    ベン・ガンター

    松橋 周平

    カラ・プライアー

    ダン・プライアー

    HB

    内田 啓介

    ジェイミー・ブース

    ヘイデン・パーカー

    山沢 拓也

    TB

    立川 理道

    ジョシュ・ティム

    フィル・バーリー

    ラファエレ ティモシー

    ホセア・サウマキ

    セミシ・マシレワ

    山田 章仁

    FB

    ジェイソン・エメリー

    ゲラード・ファンデンヒーファー

    サンウルブズ誕生から4年目。今季初めての南アフリカ遠征と、4年間で2回目のアルゼンチン遠征です。振り返ると、サンウルブズは2016年と2017年は、2度にわたって南アフリカ遠征を行っていたんですよね。南アフリカカンファレンスの所属だったから。本当に、覚悟して参戦したとはいえ、予想していた以上にタフな大会でした。

     

    今回は、ワールドカップに向けた日本代表の宮崎合宿と並行したツアーになりました。宮崎合宿メンバーで、ツアーメンバーにはいったのはPR三上選手、HO北出選手とCTBラファエレ選手の3人。主力は国内に残し、合宿で計画的に鍛えるというのが日本代表を率いるジェイミーHCの意向です。今回のツアーメンバーにはいった日本人選手、浅原選手、大戸選手、松橋選手、長谷川選手、内田選手、山沢選手、立川選手、山田選手は、宮崎合宿メンバーから外れた面々です。

     

    ジェイミーHCは、3日の会見で、宮崎合宿から漏れたメンバーについて「サンウルブズの残り2試合と、トップリーグカップでアピールすればまだチャンスはある。ドアは閉じてはいない」と話しました。

     

    松橋選手は1日のブランビーズ戦のあとで「ツアーメンバーにはいっています」と自ら明かした上で「そこで試合に出るチャンスを掴んで、出たら、まずはサンウルブズが勝つために良いプレーをすることに集中します。日本代表に選ばれるかどうかよりも、まずサンウルブズが勝つために自分ができることをやる。それができれば結果はついてくるはず」

    山沢選手は同じ試合後、ツアーメンバーにはいっているかどうかは明かしませんでしたが「ツアーには行きたいです。合宿に行くよりも、少しでも多く試合に出たい」と話しました。立川選手も山田選手も同じ気持ちだと思います。

    代表へのアピールという気持ちは当然あるでしょうが、それより何より、やっぱりラグビー選手はラグビーをするのが好き。

    そして、サンウルブズは、いろいろな思いをもってやってきた選手による集まり。多国籍チームです。それがチーム作りを難しくしているのは確かだけれど、それならではの魅力もある。

     

    南アフリカへ飛んで、ケープタウンでストーマーズと戦い、そこからアルゼンチンへ飛んでジャガーズと戦う。ストーマーズは南アカンファレンス最下位とはいえ6勝、勝ち点30はNZ勢2チームを上回る。ジャガーズは参戦4年目で今季はカンファレンス首位に立っています。地球のちょうど反対側まで往復する長距離移動と強敵。タフなツアーになるのは間違いありません。ですが、個人的には、今季のサンウルブズで最も結束力のあるツアーになるんじゃないか、という気がしています。いろんな事情をもってやってきた仲間を大切にするカルチャーが、このチームにはある。まあ、スーパーラグビーはそんなセンチメンタルな要素で勝てるような大会ではないですが、エモーショナルな要素でパフォーマンスは大きく変わるのがラグビーです。サンウルブズも地力があるのは間違いない。

     

    サンウルブズ、シーズン最多「4勝」の可能性はまだ残っている。

    吉報を待ちます!

    何より、選手たちが、思い切りサンウルブズでの試合を楽しんで爆発してくれることを祈ります!

    そして、あすを掴んでください!

     

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  • 【ジャパン宮崎合宿メンバー発表】

    3日は日本代表の宮崎合宿メンバー発表会見でした。

    2月の始動以来、ここまで約60人のスコッドとして活動してきた日本代表メンバーが、40人程度まで絞り込まれると言うことで、会見には多くのメディアが駆けつけました。

    発表された合宿メンバーは42人です。(カッコ内はキャップ数です)

    PR 山下裕史(51)、三上正貴(35)、稲垣啓太(25)、具智元(7)、山本幸輝(6)、ヴァルアサエリ愛(5)、中島イシレリ(1)、木津悠輔(−)、

    HO 堀江翔太(58)、坂手淳史(13)、堀越康介(2)、北出卓也(−)

    LO トンプソンルーク(64)、アニセサムエラ(12)、ヘルウヴェ(11)、ヴィンピー・ファンデルヴァルト(9)、グラント・ハッティング(−)、ジェームス・ムーア(−)、

    FL リーチマイケル(59)、ツイヘンドリック(43)、徳永祥尭(10)、布巻峻介(7)、ピーター・ラブスカフニ(−)

    FL/No8 姫野和樹(9)

    No8 アマナキ・レレイ・マフィ(22)、ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ(−)

    SH 田中史朗(69)、流大(15)、茂野海人(7)

    SO 田村優(54)、松田力也(16)

    CTB 中村亮土(16)、ラファエレ ティモシー(14)、ウィリアム・トゥポウ(6)、梶村祐介(1)

    WTB 福岡堅樹(30)、レメキロマノラヴァ(8)、アタアタ・モエアキオラ(3)

    WTB/FB 松島幸太朗(30)、ヘンリージェイミー(1)

    FB 野口竜司(13)、山中亮平(12)

     

    サプライズというか、おっ! と思ったのは、アタアタ選手のメンバー入り。ジェイミーHCになってからは一度も代表に呼ばれていませんでしたが、ここに来て代表招集。ジェイミーは「前にサンウルブズに呼ぼうとしたときはケガで駄目だった。でも今回は、チーフスでもそこそこに良いパフォーマンスを見せているし、チーフスのコーチングスタッフに聞いても『ポテンシャルは高い』と言われた」と説明しました。

    トンプソンルーク選手のスコッド入りもインパクトありましたね。

    ジェイミーは「過去のワールドカップを見ても、成功しているチームでは必ずベテランが良い仕事をしている。彼の経験は貴重な武器になる」と高く評価していました。

    その一方で、外れた選手も多いです。個人的には、山田章仁選手、立川理道選手、日和佐篤選手といった15年メンバーが外れたのは意外であり、残念に思いました。ワールドカップのような試合では彼らのような経験があり、リーダーシップがあり、コミュニケーション力があり、試合ごとの出来に差がなく一貫性あるパフォーマンスができる選手が必要だと思っていたからです。実際、彼らについてはジェイミーHCも「外すのは苦渋の決断だった」としながら「まだサンウルブズのツアーの2試合が残っているし、トップリーグカップの試合もある。ドアが閉ざされたわけではない」と話しました。

     

    まだまだ、ワールドカップまでは3ヵ月半あります。ジェイミーも会見では「6月の宮崎合宿ではPNCに向けた練習をする。ワールドカップに備えた練習に入るのは8月の網走合宿から」と話しました。それが本当の本音かどうかはともあれ、まだまだいろんな動きがありそうです。ケガも出る可能性があるし、アクシデントも。

    ワールドカップメンバー31人の発表は「8月の終わりくらい」とジェイミーは言いました。

    その時の31人が、この42人の中からしか選ばれないとは限りませんね……そんなことを思った発表会見でした。

     

     

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  • 【週末ラグビーレポート】

    今週も、もりだくさんの週末でした。全然追いつかない。

    1日(土)は、サンウルブズの今季ホーム最終戦、ブランビーズ戦が行われました。

    サンウルブズは開始ゼロ分、ハイボールを競ったマシレワ選手のタップからホセア・サウマキ選手が先制トライ。最高のスタートを切ると、その後もゲームキャプテンのパーカー選手を先頭に良いタックルを連発。自陣ゴール前まで攻め込まれながらターンオーバーする場面もありました。3トライを奪われて逆転されたあとも、マシレワ選手がみごとなランをみせてトライ、ハーフタイムのスコアは12−21。十分に射程圏でしたが……後半は残念ながら、ペナルティ→自陣ゴール前のラインアウト→モールでトライ、という単純な繰り返しを3度許し、19−42で敗れました。

    シーズンが深まるほどに、普通ならチームは熟成されていくものですが、サンウルブズの場合は選手が次々に離れていく。それが、コンビネーション不足、コミュニケーションミスとなって現れる。

    選手も当惑を隠せません。

    「外に放ったつもりなのに、手前の選手が手を出してしまう場面があったり、その逆もあった。コールが明確化されていなかった」

    「正直、スクラムは、ジャパンとは求められるものがまったく違う」

    試合後の会見でハンセンHC代行は言いました。

    「サンウルブズでは、週の初めに選手から『今週はどのポジションをやればいい?』と聞いてくる。こんな会話、他のチームではありえない。すごくユニークなチームだと思う」

    この日の秩父宮の観衆は約16000人。

    みなとラグビーまつりが併催されたこともあり、スタンドはほぼ埋まりました。トップリーグでもこれだけ入る試合は滅多にない。勝てなくても、サンウルブズは愛されています。中には対戦相手チームのファンもいるでしょう。世界のトップ選手が毎回やってきて、世界トップのプレーを見せてくれるんです。ラグビーファンなら見逃す手はない。でも、その機会が失われようとしている。

     

    ピッチの外ではいろいろな試みが行われていました。

    画像に含まれている可能性があるもの:12人、菊谷崇さんを含む、、スマイル

    アイドルグループを招いてのトークショー、ライブステージには、ラグビーとは日頃無縁そうなオタク系の方々や応援団扇とペンライトを持ったおっかけお嬢さんたちが大量集結。ワールドカップ開催都市のブースではそれぞれが自分の町、会場を何とかPRしようと必死でした(その中で、三陸の珍味をズラリと並べて即売していた釜石テントは異彩を放っていました!)。

    画像に含まれている可能性があるもの:5人、大友 信彦さんを含む、、スマイル、立ってる(複数の人)、子供、屋外

    スクラム釜石の「東北&クライストチャーチ復興祈念チャリティイベント」にNZワインをいつもご提供くださるPONY様も出店。イベントでも大好評だったNZホークスベイ産の「TAMATE」、飛ぶように売れていました!NZ産ワインは日本ではなかなか買えないので、お客さんたちも大喜びでした。

    画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる、座ってる、屋外

    ひときわ高く聳えていた赤い塔、まるでランドマークとなっていたのは三菱自動車の急傾斜登坂実演ブース。トラックに設置された傾斜45度のスロープをクルマが登るのは大迫力。ほとんど垂直の壁を昇ってるようにしか見えません!

    画像に含まれている可能性があるもの:空、屋外

    ……そんなアトラクションに惹かれて来た人もいたでしょうし、その人たちの何%かは秩父宮に流れたでしょう。初めてラグビーを見た人もきっといたはずです。

    サンウルブズはこれからどうなっていくのでしょうか。

     

    検証と、明日のための仕掛けを期待します。

     

    【明大が帝京大に圧勝!】

    3日は成田・中台競技場で明大vs帝京大の招待試合を取材。

    関東大学春季大会で、明大はBブロックにいるため、上位校と対戦する機会は少ないですが、5ヵ月前に大学選手権決勝を戦ったライバル帝京大を相手に35−17の快勝を飾りました。

    SO山沢選手はみごとなリードを見せました。NO8坂選手の前進力、HO武井選手とPR安選手&笹川選手というフロントローの機動力と判断力、タフなプレーを反復したCTB児玉選手…選手個々の自信と自覚と成長が伝わってくる試合でした。

    帝京大は、先発15人の中に4年生は1人だけ、ベンチ入り23人に広げても2人という若い編成。自信の漂っていた明大に対し、こちらは1年前まで微動だにしなかった自信が薄れてしまい、それを取り戻そうともがいているように見えました。

    とはいえ、地力があるのは確かです。

    前半の最後、スクラムでプレッシャーを受けながらもBKが鮮やかなクイックパスをつないだWTB木村選手のトライはみごと。後半30分には相手ゴール前に攻め込んでラックを連取、攻めが膠着したか?と思ったところでボールをねじこんだのは、桐蔭学園時代に花園を沸かせた2年生PRの細木康太郎選手でした。

    「今はケガ人が50人、そのうち30人がFWです」と岩出監督。ポジションによってはもともと6軍の選手が出ていたところもあるそうです。

    帝京大のポテンシャル、やっぱり侮れませんね。

    他にもトピックはいっぱいあるのですが…

    とりあえず、2日間の生取材について、取り急ぎUPします。

     

     

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  • 【釜石ナイト】

    29日は月に一度の釜石ナイト@高田馬場ノーサイドクラブでした。

    今月は、廣瀬俊朗さん発案による、ワールドカップに世界からやってくるチームを、各国のラグビーアンセムを歌って迎えようというプロジェクト「スクラムユニゾン」に全面的に賛同、まずは、7月27日、釜石で行われる初めてのテストマッチ、鵜住居スタジアムの日本代表戦にやってくるフィジーを歓迎するため、「勝手にスクラムユニゾン」として、フィジー国歌をみんなで練習する会を開きました。(一応、スクラムユニゾン主宰の廣瀬さんにはお話して「どうぞどうぞ」と言っていただいて実施しました笑)

    スクラムユニゾンのフィジー国歌はこちら。

    https://youtu.be/bxMQqjWgkJQ

     

    そんで、釜石ナイトのフィジー国歌はこちら。

    https://www.facebook.com/scrumkamaishi/videos/308781680058655/

    国歌の歌詞に「フリーダム」という言葉が出てくると、フィジアンマジックの自由自在なボールさばきが頭をよぎっちゃいますね(^^ )

     

    それにしても、大きな声で、みんなで歌を歌うと元気が出ますね!

     

    そして、異国で、自分たちの歌を歌って迎えてもらえたら、遠来の選手たちも、そのサポーターも、きっと喜んでくれるでしょう。

     

    7月27日、釜石の日本vフィジー戦に行かれる方、よろしければ、フィジー国歌を練習していかれてはいかがでしょうか。

    歌詞まで覚えられなくても、メロディーにあわせて鼻歌フンフンでも良いと思いますよ。

     

    釜石ナイトではそのほか、釜石の近況、スクラム釜石のこれまでの活動&活動予定などを報告、紹介させていただきました。

    近いところでは、6月2日(日)、東京ドームの巨人v中日が、毎年恒例となった「釜石デー」。釜石シーウェイブスの非公認キャラ「なかぴー」もやってくるかな?

     

    お時間のある方、どうぞ!

     

    ということで、今月も大大大盛況の釜石ナイトでした!

    なお釜石ナイトでは、ノーサイドクラブさまより、売上げの5%を釜石市ラグビーこども未来基金に寄付いただいております。

    6月は26日に開催予定。次に練習するのはどこの国の歌かな!?

     

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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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