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【トップリーグカンファレンス】

25日は都内のホテルでトップリーグカンファレンスが開かれました。

トップリーグ16チームのキャプテン&監督/HCが集合。

せっかくの機会ですし、たくさんの方に話を聞きたいのですが、時間は限られていて……毎年、どう取材して位以下迷いに迷うのですが、今回も同じでした。成長しないなあ。でも今年はまた特別だしなあ。

いわゆる新聞ネタはそちらで、東京中日スポーツ/中日スポーツで書きました。

 

久々更新の当ブログでは、新聞ではちょっと書き切れなかった情報を。

 

パナソニックのロビー・ディーンズ監督に、福岡選手のトップリーグの出場/セブンズへの合流時期について聞きました。

「ケンキは2節までトップリーグに出て、そのあとセブンズへ合流して、昇格大会に向けてセブンズに合流して、あとはオリンピックを目指していくことになると思う。彼は非常にクレバーな選手なので、自分自身で準備できる。15人制からセブンズへ移行する準備についてもマネジメントして、ハードワークできる選手だ、我々は、彼自身が決めたことをサポートするだけ。チームに戻るようにプレッシャーをかけるようなことは一切していない。もしも彼がどこかの段階で、チームに戻ってプレーしたいと考えることがあったりしたら、それはギフトだね(笑)」

 

サントリーのヘイグ新監督に、ジョージア代表とサントリーではチームカルチャーが真逆に見えるのですが? と聞きました。

「いいディフェンスシステムを作ることが大切なのは、世界中どこの国のどんなチームに行っても変わらない。それとセットピース。ジョージアはそれが飛び抜けて有名になったけどね。明らかなのは、スキル面では圧倒的にサントリーの方が上だと言うことだね(笑)。サントリーがアタッキングチームだというDNAは変えたくない。ただ、ディフェンスもしっかりできるチーム仁ならないと勝てません」

 

流選手に聞きました。テレビ出演あまりしてないですね。

「いやあ……オファーは死ぬほどありますよ。でも、僕はそこにはあまり価値を感じないというか……中にはびっくりするような、誰だって会ってみたいと思うような人と一緒になれるようなオファーもありましたけど、向こうに無理に合わせなきゃならない、思ったことを何もいえないようなところだったら行かなくていいかなと。

逆に、思ったことを素直に発言できるようなところには、喜んで行かせていただきました。ラジオとか……ナイツの塙さんにも会えましたし(笑)」

 

トップリーグの太田チェアマンに聞きました。今季の日本選手権と、来年以降のトップリーグのフォーマットはどうなるんですか?

「日本選手権はやります。まだ正式には発表できませんが、5月9日でトップリーグが終了して、おそらく1週の休みをはさんで、トップリーグ上位4チームが日本選手権を戦うことになります」

5/23−24の週末に日本選手権準決勝、5/30−31の週末に決勝が行われる可能性が高そうです!

 

今季のトップリーグは16チーム総当たりでプレーオフなし、昇格も降格もなしと聞いていますが、2020年度はどうなるのでしょう?

「いまのトップリーグ16チームに、トップチャレンジの8チームとか、そのへんが加わって、リーグ戦をやることになると思います」

とのことです。とはいえ、フォーマットはまだ全然見えていないようです。

翌2021年秋に始まるシーズンには、トップリーグに代わる新リーグが始まる予定なので、2020年秋に始まるリーグは、現行のトップリーグとしてはラストシーズンになりそうですが、まだ、新リーグへの参加チーム数、トップリーグ(及びトップチャレンジ)から参入するためのロードマップも見えていません。

とりあえず、2020年度のトップリーグは2020年秋(9月か10月か…)にスタートすることになりそうです!

 

トップリーグ開幕まであと2週間ちょい。ワールドカップ閉幕から2ヵ月余り、間隔が長すぎると思いましたが、過ぎてしまうと早いもんですね…。

 

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  • サンウルブズに追加選手が発表されました。

     

    パナソニックのLO谷田部洸太郎選手、FLテビタ・ツポウ選手、そしてFL布巻峻介選手の3人です。

     

    布巻選手のコメントです。

    「今シーズン、サンウルブズでスーパーラグビーに挑戦することになりました。 今回、トップリーグと時期が重なったにも関わらず、送り出してくれるパナソニック ワイルドナイツには本当に感謝しかありません。 今回の挑戦は自分の中でも難しい決断になりましたが、今の自分にはスーパーラグビーへの挑戦での成長が必要と考え、この様な決断に至りました。 また、今回の挑戦によりスーパーラグビーのレベルの高さ、サンウルブズの価値をすべての選手、ファンの方々にも知って欲しいと思います。 今後のラグビー界をトップリーグと共に盛り上げていける様、努力していきます。 パナソニック ワイルドナイツを少しの間離れますが、必ず成長して帰ってきて、また離れている間も 1 番応援している一人として関わっていきたいと思います。 最後になりますが、パナソニック ワイルドナイツ ファンの皆さん、今まで同様熱い応援をよろしくお願いし ます!」

     

    来年のサンウルブズは、選手がなかなか集まらずに苦戦しています。

    その中で、『難しい決断』(本人)を下した布巻選手に、深く敬意を表したいと思います。

    来年のサンウルブズに、やっと一筋の光が見えたような、期待感がちょっと膨らんだ気がします。

     

    たやすい挑戦ではありません。どんな成績になるかはまったく保証されていない。でも、

    「今の自分にはスーパーラグビーへの挑戦での成長が必要」

    「今回の挑戦によりスーパーラグビーのレベルの高さ、サンウルブズの価値をすべての選手、ファンの方々 にも知って欲しい」

    という言葉を聞いたら、もう胸アツで、応援するしかありませんね!

     

    布巻選手、谷田部選手、ツポウ選手、そしてこれまで、これからサンウルブズに加わる選手たちが、サンウルブズの価値を高めるパフォーマンスを見せてくれることを心より期待します!

     

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  • なかなか更新できずにおります当ブログですが、この土日も慌ただしくすごしました。

    駆け足で紹介します。

     

    12月7日(土)はトップチャレンジ@秩父宮。

    釜石シーウェイブスと栗田工業が対戦。

    この試合が一番もりあがったのは後半ロスタイムです。

    釜石が11−8とリードして迎えた後半ロスタイム、場内アナウンスは「ロスタイムは1分です」

    自陣でボールキープした釜石、40分を40秒過ぎたところでタッチへ。

    ちょっと早すぎないかな? と思ったら、悪い予感は当たってしまい、さらにラインアウト。

    そこから栗田は釜石ゴール前まで攻め込みますが…釜石はがんばってディフェンスして、栗田がノックオン。

    釜石が11-8で逃げ切り、今季初勝利をあげました。

    誰でも気になったのは、時間の判断の件でしょう。釜石のNO8中野共同主将は「レフェリーに確認したんですが…」と言いました。レフェリーに言われた残り時間を頭に入れて、そこから30秒ほど余裕を持ってプレーを続けた上でタッチに出したのに、もうワンプレーあると言われた…とのことです。

    これは難しいですよね。トップチャレンジはタイムキーパー制を導入していないので、選手とレフェリーのやりとりでそれぞれがマネジメントするわけですが、試合中の、誰もが息が上がっている中での断片的なやりとりで、互いの意思疎通が十分にできているかどうかはやっぱり難しいんでしょうね。個人的には、トップリーグに準ずるリーグでは、トップリーグと同様のタイムキーパー制を導入して欲しいなとは思います。TMOの導入にはとてもたいへんな設備が必要だけど、タイムキーパーにはそこまでではないんじゃないかなと思いますし。

     

    そして12月8日(日)はリーグ戦入替戦&女子関東大会のW取材@熊谷。

    リーグ戦入替戦は、2部2位の関東学院大が31-28で1部7位の拓大を破り3季ぶりの1部昇格を決めました!

    関東学大は、留学生選手を主軸に据える拓大を想定して、2週前に日帰りで大阪へ遠征、やはり留学生を中心にした摂南大とバチバチの実戦練習をしてきてこの入替戦に臨んだそうです。

    岩手県(盛岡工)出身、関東学院のLO川崎龍清選手(左)とセブンズユニバ代表のWTB川崎清純選手(右)、応援に駆けつけたお父さんと。みんなホントに大きい!巨人一家ですね!

     

    そして第2試合は2部1位の立正大が1部8位の中大にチャレンジしましたが、こちらは中大が意地を見せ、52-24で勝利。残留を決めました。

    中大おめでとうございます!

     

    同じ熊谷では、Bグラウンドで女子関東大会も行われており、両グラウンドを行ったり来たりしながらの取材でした。

    女子の第1試合は、横河武蔵野アルテミスターズがPonies(横浜TKM、自衛隊体育学校、ブレイブルーヴ)に42-29で勝利。

    第2試合はRKU龍ヶ崎グレースが日体大に22-17で勝ちました。

    どのチームにも、11月にサクラフィフティーンで欧州遠征に行ってきた選手がずらり。

    みんな貫禄のある、代表の自信と自覚を漂わせるプレーをみせていました。

    龍ヶ崎グレースは前半、モールからサクラフィフティーン遠征メンバーのNO8北野和子選手が先制トライ、さらに同点で迎えた終了直前にも再びモールから勝ち越しサヨナラトライ。

    欧州遠征のスコットランド戦でサヨナラトライを決めた大塚朱紗選手も1ゴールを決めました。

    グレースは、ディフェンスの我慢強さ、派手さはないけど地道に体を張るプレースタイルが着実に進化してきたな、と感じました。

    アルテミスターズでは、スコットランド戦で逆転トライの起点となるパワフル突進をみせた小西想羅選手が、鮮やかなクイックパスやギリギリまで相手をひきつけてのラストパスを見せるなど、成長ぶりを見せていました。

    いやあ、女子ラグビーのレベル、めちゃめちゃあがってます!

     

    昨季、7人制&15人制の2冠に輝いた日体大は、7人制と15人制に多くの選手を送り出し、さらにコンディショニング不良で欠場した選手も多かったようです。そんな中で、WTBで起用された柏木那月選手の大外腕1本トライ、みごとでした!

    TJペレナラのワールドラグビートライオブザイヤー並み?

    決勝トーナメントでは、ひとあじ違った戦いを見せてくれそうです!

     

    今季の関東大会は、6チーム全てが決勝トーナメントに進みます。

    各組の順位は以下の通りです。

    A組=[競崎グレース、ABIS(アルカス熊谷、国際武道大、北海道ディアナ、世田谷)、F体大

    B組=_2鷲霏¬逎▲襯謄潺好拭璽此↓Ponies(横浜TKM、自衛隊体育学校、ブレイブルーヴ)、E豕山九フェニックス

    決勝トーナメントは15日から。

     

    15日=(M7)Ponies 対 日体大(11:45)、(M8)ABIS 対 東京山九フェニックス(14:00) @熊谷B

    22日= 龍ヶ崎グレース 対 M7勝者(11:45) 横河武蔵野アルテミスターズ 対 M8勝者(14:00) @熊谷B

    1月5日= 3位決定戦(11:45)、決勝(14:00) @日体大健志台

     

    女子もめちゃめちゃレベルが上がってきています!大学選手権や高校大会と日程がかぶってるけど、ご都合のつく方、お近くの方、どうぞご観戦を! スコットランド撃破を達成した選手、2021年ワールドカップNZ大会で活躍する選手がゴロゴロしてますよ!

     

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  • 【早明戦&今週の一コマ】

    早明戦、すごい試合でした!

     

    あっという間の前半40分、そのあと、うなるしかない強さを明大が見せつけた後半の40分。

     

    最終スコアは36−7で明大が大勝しました。

    明大は完成度の高い試合をしましたね。大学生らしい思い切り、チャレンジもあり、同時に大学生離れした集中力、隙のなさ、規律の高さをみせました。明大は、これから大学選手権決勝までの1ヶ月間でどこまで進化していくのでしょう?

    そして敗れた早大は、どうやって巻き返していくのでしょう?

    実は、点差よりも案外通用していた気もします。小さな差が積み重なって大きな点差になったけれど、最初のボタンが違えば、全然違う展開にもなりうるかな、と思いました。まして、大学選手権ではこの日欠場したCTB中野選手、FL相良選手も戻る見込みです。

    早明戦、やっぱり面白かった。

    その前に、ちょっと楽しかった写真シリーズ その1

    早明戦の前日も、秩父宮は盛り上がりました。そこでの一コマ。

     

    11月30日の関東大学リーグ戦グループ、東海大v大東大@秩父宮

    トライ後のコンバージョンキックを狙う東海大の丸山選手、

    セブンズでもないのにボールを持って、ドロップキックを蹴ろうとしてる? 

    ん? ボール立ってる?

     

    それはともかく、東海大、リーグ戦グループ全勝優勝おめでとうございます!

     

     

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  • とてもひさびさのブログ更新です。

    (ワールドカップのてんやわんやから、ようやく少しリハビリできました。ずっと更新できず、何度もご訪問いただいたみなさんごめんなさい)

    大学ラグビーのお話(早明25年ぶりの全勝対決へ! 日大が6年ぶり大学選手権出場決める!)や、韓国男子が東京五輪セブンズ出場権獲得! など、いろんな話題があるのですが……今日はこれ!

     

    【サクラフィフティーン、アウェーで勝利!】

    画像に含まれている可能性があるもの:21人、、谷口 令子さん、南 早紀さん、葛西 杏奈さん、高野恭行さん、鈴木 実沙紀さんなど、、スマイル

    サクラフィフティーンやりました!

    11月24日にグラスゴーで行われた女子ラグビー、スコットランド(世界ランク11位)とのアウェー戦。先週世界ランク6位(対戦時)のイタリアと17-17で引き分けたサクラフィフティーンこと女子15人制日本代表(世界ランク現在15位)は、5点を先行されたあと5分にSH津久井萌選手(横河武蔵野アルテミスターズ)の速攻からWTB谷口令子選手(アルカス熊谷)が同点トライ、7分にはCTB小林花奈子選手(日体大)のブレイクからWTB葛西杏奈選手(自衛隊体育学校)がゴール前までビッグゲインしたラックからピック下齋藤聖奈選手(三重パールズ)が連続トライで10-5と逆転します。

    そこからサイズにまさる(相当でかい!)スコットランドにモールを押し込まれるなど3トライを奪われ10-20とされますが、後半31分にゴール前ラックから交替出場の江渕まこと選手(東京山九フェニックス)がゴールポスト根本にトラ、FB平山愛選手(自衛隊体育学校)がゴールを決めて17-20と追い上げ、終了直前の78分、やはり途中出場のNO8小西想羅選手のパワフルな突進また突進また突進で攻め込み、PKからの速攻で、こちらも途中出場の大塚朱紗選手(龍ヶ崎グレース)がみごとなパスダミーで逆転のトライ!(平山選手ゴール)。24-20のスコアでみごと、女子ラグビーで初の欧州でのアウェー戦勝利を飾りました!

    サイズは男子よりも差があるように見えました(スコッチの3.4.5.10はホントにでかかった!)。モールはスコットランドが圧倒的に強かった。でも日本はスクラム、ラインアウト、そしてパス回し、さらにタックル、フィットネス、交替で入った選手の活躍が示す層の厚さでもスコットランドを上回りました。素晴らしい勝利でした!

    画像に含まれている可能性があるもの:1人、スマイル

    欧州でのアウェー戦初勝利は、男子でいえばエディージャパンの2012年ルーマニア&ジョージア撃破を思い出します。今回のイタリア戦ドロー&スコットランド戦勝利はそれに匹敵しますね!先のW杯で8強入りした男子に負けていないサクラフィフティーン。2021年のW杯(女子大会@NZ)に向けて、女子も楽しみです!

     

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  • 【W杯始まってます…】

    もりあがってますね!

    ブログ更新がすっかり滞ってしまっていますが……そんなことには構わず(当たり前です)みなさま先刻ご存知の通り、ラグビーワールドカップが開幕しております。

     

    日本代表は初戦でロシアに30−10で勝利。

    続く2日目はオールブラックスv南アフリカ、アルゼンチンvフランスという注目カードが立て続けに組まれました。連日、凄い試合、面白い試合が続いていて、本当に目が離せない毎日です。

     

    そして9月25日には、ついに、釜石鵜住居スタジアムでの初戦が行われました。

    素晴らしい1日でした。

    秋晴れそのものの深い青空。

     

    当日の様子は、RUGBYJapan365にてフォトレポートをお届けしています。

    「釜石にワールドカップがやってきた」

    フォトレポートー釜石にワールドカップがやってきた!https://bit.ly/2mQqUzE

     

    本当にたくさんの人たちが笑顔でスタジアムに駆けつけて、本当に幸せそうに過ごしていました。

    僕もたくさんの方々に会うことが出来ました。

    釜石ラグビーV7時代のみなさん、シーウェイブスのOB、現役、若手選手、

    釜石取材でいつもお世話になったみなさん、復興支援イベントに参加してくれたみなさん……この前、ラジオの収録でお会いしたばかりのサンドウィッチマンさん、キックオフ宣言の洞口留伊さん、女子日本代表の平野恵里子さん…仙台リゾスポ、東京首都大のボランティアのみなさんの元気な声、子供たちとのハイタッチ。

    そして、空の上では間違いなく、洞口さんや平尾さんが見ていてくれたと思います。

    この青空も、きっと、二人が晴れさせてくれたんだろうな。

     

    そして、試合が始まると、ゴール裏のスタンドを埋めた子供たちが、とにかくもうずっと小旗を振って「がんばれがんばれがんばれがんばれ」をし続けていて……

    ホントに胸が熱くなって、泣けてきて泣けてきてしょうがなかった。

     

    2011年3月にはまだ生まれていなかった子もたくさんいたはずです。

    そんな子たちが、ラグビーワールドカップがどんな大会かを勉強して、釜石にやってくる国の名前を覚えて、国旗を覚えて、挨拶を覚えて、国歌を覚えて……

    この日を迎えたんですね。

    釜石のワールドカップ、実現できて本当によかったな、と思いました。

     

    そしてピッチの中の試合がまた素晴らしかった。

    ウルグアイが、強豪フィジーを破る金星をあげました。

    今大会最初のアップセットです!

    僕がウルグアイの試合を生で見たのは、2003年大会のジョージア戦以来。

    ウルグアイのW杯本大会勝利はちょうどその試合以来ということですが、僕が見たウルグアイのワールドカップ試合は2連勝!

    試合の様子はRUGBYJapan365でお届けしております。

    「何も残らないくらい全部空っぽになるまで出し切るのが僕たちのテーマ」

    ウルグアイが格上フィジーに勝利!釜石に新たな歴史が刻まれた
    ウルグアイvフィジーマッチレポート

    「何も残らないくらい全部空っぽになるまで出し切るのが僕たちのテーマ」ウルグアイが格上フィジーに勝利!釜石に新たな歴史が刻まれた

    https://rugbyjapan365.jp/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB/%E3%80%8C%E4%BD%95%E3%82%82%E6%AE%8B%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84%E5%85%A8%E9%83%A8%E7%A9%BA%E3%81%A3%E3%81%BD%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%BE%E3%81%A7%E5%87%BA%E3%81%97%E5%88%87%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%8C%E5%83%95%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E3%83%86%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%80%8D%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%82%B0%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%81%8C%E6%A0%BC%E4%B8%8A%E3%83%95%E3%82%A3%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%81%AB%E5%8B%9D%E5%88%A9%EF%BC%81%E9%87%9C%E7%9F%B3%E3%81%AB%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E6%AD%B4%E5%8F%B2%E3%81%8C%E5%88%BB%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%9F

     

    釜石でワールドカップを開けて良かったな、という思いは、もうひとつ、周りの景色の素晴らしさです。スタジアムからの景色はもちろんですが、スタジアムにたどり着くまでの景色の美しさ。

    僕は当日、盛岡からメディアシャトルに乗って、東北道〜釜石道経由で鵜住居へ向かったのですが、好天にも恵まれて、本当に美しい景色を堪能しました。東北のアキの風景は本当に心が和みます。黄金色に輝く田んぼ、稲穂、ススキ。ワールドカップを転戦する選手やお客さんが、日本の中で、こういう景色を目にするチャンスがあるのは、釜石に会場があるおかげといっていいでしょう。

    もうひとつ印象的だったのは、釜石にやってきたお客さんが、出場する国のファンだけじゃなかったことです。

    ラグビーワールドカップでは、その試合がどことどこの対戦だろうと自分の母国のジャージーを着込んで応援・観戦に行く人が多いのですが、この日の釜石では、フィジー、ウルグアイのほか、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、イングランド、アルゼンチン……いろいろな国のサポーターが、釜石の試合を見に来なきゃとおもっていたことがよく分かりました。

    VIP席には、秋篠宮殿下ご夫妻の案内役として、ワールドラグビーのピチョット副会長の姿もありました。昨年秋の1年前イベント以来の再会でしたが、「日本のワールドカップでは釜石に行くよ」と言ってくれていたピチョットが、約束を果たしてくれました。やっぱりいい男です!

     

    ワールドカップの人気は、多くの方の予想を超えているといっていいでしょう。

    開幕からの1週間、12試合が行われ、観客動員はのべ42万人超。1試合平均は35500人を超えています。横浜で行われた2試合はともに6万3000人超の観衆を集めました。定員に対して概ね90%くらいの入りが続いているようです。

    正式な数字は出ていませんが、ビールの売上げも驚異的で、話題になっています。

     

    そして、あす28日からワールドカップはいよいよ2週目。

    日本はアイルランドに挑みます!

    リーチ主将はベンチスタート。SH田中選手も含め、ベンチに経験値の高い選手を置いて、試合の締めを充実させるのがジェイミーの狙いのようです。

    8強を目指すために、もっと上を目指すために、勝利を信じてチャレンジする日本代表を応援します!

     

    【読むラグビー】

    ワールドカップについていくのに精一杯ですが、盛り上がってきたラグビーW杯の副読本としてオススメ「読むラグビー」(大友信彦著・実業之日本社新書)1200円+税

    釜石ストーリーもしっかり収録しております!

     

    画像に含まれている可能性があるもの:Toshiaki  Hirose、スマイル

    https://www.amazon.co.jp/%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%83%A9%E3%82%B0%E3%83%93%E3%83%BC-%E5%A4%A7%E5%8F%8B-%E4%BF%A1%E5%BD%A6/dp/4408338818

     以下、目次です
    ■chapter1 ワールドカップ日本代表戦記[日本代表W杯全試合出場メンバー&スコア入り]
    1987 初めてのワールドカップ、手探りの大会〜桜庭吉彦が振り返る
    1991 悲願の1勝は圧勝〜宿澤&平尾ジャパンの到達点
    1995 届かぬ一歩〜日本代表かく敗れたり
    1999 透き通った凶器〜元木由記雄
    2003 解放〜箕内拓郎の戦い
    2007 パーティーの主役〜大西将太郎インフランス
    2011 裏目に出た賭け〜カーワンジャパンNZに散る
    2015 エディージャパンの約束 五郎丸歩 リーチマイケル
    ■chapter2ラグビー日本代表まるわかり
    ラグビー日本代表全史1930-2019
    日本代表歴代監督、日本代表歴代主将、キャップ対象試合最多出場、通算得点、通算トライランキング
    ■chapter3 ワールドカップ頂点の戦い1987-2019[全体会全試合スコア入り]
    1987 伝説のトライゲッターたちの競演
    1991 駆け抜けていった世界のトライ王・マジカル・キャンポ
    1995 素顔の南アフリカから新しい国作りに励む熱意が溢れていた
    1999 ラグビーの聖地 真紅に燃ゆ
    2003 「退屈」の大合唱と濃密な100分間
    2007 情熱の男が牽引したロス・プーマス世界3位への躍進
    2011 健闘光るティア2−だが日程問題の出口は見えず
    2011 過去の失敗に学び過酷なチーム運営に NZ2度目の優勝
    2015 NZ連覇 史上最強の領域へ
    ■chapter4 世界ラグビーを読み解く
    世界ラグビー勢力図 世界ラグビーはこうなっている
    [図表]テストマッチ世界記録各部門10傑/シックスネーションズ順位表1984-/トライネーションズ/ザ・ラグビーチャンピオンシップ年度別優勝チーム、女子15人制ワールドカップ、ワールドカップセブンズ、男女セブンズワールドシリーズ、車いすラグビー
    [読み物]ラグビーのダイバーシティ
    ■chapter5 2019へ 釜石と平尾誠二の物語
    ワールドカップでの貢献を誓う釜石の若者たち
    釜石鵜住居スタジアム訪問記 新しいスタジアム、新しい町、新しい物語が生まれる
    洞口留伊さん「わたしは、釜石が好きだ−−」
    平尾誠二のワールドカップ
    ■巻末資料:日本代表全試合一覧、歴代日本代表キャップ保持者名鑑


    本書では資料性と物語性の両立を図りました。ひそかな自信作は「世界ラグビー勢力図」先日某アナに「すごく分かりやすかったですぅ」とお褒めいただきました!
    10月になると消費税が上がりますので、せっかくでしたら9月中にお買いあげいただければと思います!
    オビ推薦をいただいた浜畑さんこと廣瀬さんありがとうございました!

     

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  • 【Game On English 同窓会!】

    2日は日本代表練習&メディアセッションのあと、品川のフォンテラジャパンへ。

    毎年、NZへ派遣されている留学プログラム「Game On English」参加メンバーの同窓会にお邪魔してきました。

    このプログラムは2014年に始まり、NZ最大の農産物会社フォンテラさんの日本法人、フォンテラジャパンさんがスポンサーとなって、毎年関東高校スーパーリーグの各チームから1人ずつ、NZへ留学生を送っています。フォンテラさんという企業名は日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、NZ産の農産物、特に乳製品を一手に扱っていて、ヨーグルトやチーズ、そしてアスリートのみなさんにはプロテインやゼリーとなって知らないうちにお口、胃袋にたくさん入っているのです。僕も明治ザバスのゼリー等で大変お世話になっております。

    今回参加したのは28人。中には、2014年にプログラム1期生として国学院栃木高から参加して、昨年の大学選手権で日本一に輝いた明大のフッカーで今季主将の武井日向選手、流経大のフランカーで1年生から活躍している現在3年生の坂本侑翼選手など学生ラグビーのトップ選手もいました(菅平の開幕戦から下山して即参加してくれた選手もたくさん!)。

    1期生!ダニーデンにて勉強&ラグビー漬けの3週間、田中フミ選手にも面会しました!

     

    また、ラグビーの一線を離れて、違うスポーツで、あるいは音楽やエンジニアの分野で、自分が輝ける場所を見つけた人もいたり、高校時代のNZ留学経験はいろいろな形で生きているんだなということを感じました。

    ただ、当時のことを振り返ってもらうと、NZでいろいろ感じて帰ってきても、夏合宿中のチームに合流すると、自分の経験を仲間にシェアしたり、チームに還元したりする機会は、皆なかなか作れなかったと言います。みんな、厳しい合宿してるときだしなあ。帰国して早々、上から目線で「こうしようよ」なんて言いにくいし……という気持ちも想像つきます。ちょっと勿体ないな、とも思ったけれど、個々の選手たちは、その経験を活かして、それぞれの青春を突っ走っているんだなと嬉しくなりました。素晴らしいプログラムをサポートし続けているフォンテラジャパン様に深く敬意を表します。

    2期生。ラグビーのトップを目指す人も、関わり方を模索している人も、違う分野にチャレンジする人も。留学経験が培った最大の効果は何にでもチャレンジしようという姿勢なのかな、それは多くの方に共通していました。

     

    留学生&OBのみなさん、それぞれのステージでますます輝いてください!

     

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  • 【W杯代表決まる】

    29日、ワールドカップ日本代表が発表されました。発表会見は帝国ホテルにて。ジェイミーHCが一人一人の名を読み上げました。

    PR 稲垣啓太 パナソニック 28C ★2015

    PR ヴァルアサエリ愛 パナソニック 8C

    PR 具 智元 ホンダ 7C

    PR 木津悠輔 トヨタ自動車 3C

    PR 中島イシレリ 神戸製鋼 2C

    HO 堀江翔太 パナソニック 61C ★2011、2015

    HO 坂手淳史 パナソニック 16C

    HO 北出卓也 サントリー −

    LO トンプソンルーク 近鉄 66C ★2007、2011、2015

    LO ヘルウヴェ ヤマハ発動機 13C

    LO ヴィンピー・ファンデルヴァルト NTTドコモ 12C

    LO ジェームス・ムーア 宗像サニックス 2C

    FL 【主将】リーチ マイケル 東芝 62C ★2011、2015、

    FL ツイ ヘンドリック サントリー 44C ★2015

    FL 徳永祥尭 東芝 11C 

    FL ピーター・ラブスカフニ クボタ 2C

    FL/No8 姫野和樹 トヨタ自動車 12C

    No8 アマナキ・レレイ・マフィ NTTコム 24C ★2015

    SH 田中史朗 キヤノン 70C ★2011、2015

    SH 流 大 サントリー 18C

    SH 茂野海人 トヨタ自動車 9C

    SO 田村優 キヤノン 57C ★2015

    SO/CTB 松田力也 パナソニック 19C 

    CTB 中村亮土 サントリー 18C

    CTB ラファエレ ティモシー 神戸製鋼 17C

    CTB ウィリアム・トゥポウ コカコーラ 9C

    WTB 福岡堅樹 パナソニック 33C ★2015

    WTB レメキ ロマノ ラヴァ ホンダ 11C

    WTB アタアタ・モエアキオラ 神戸製鋼 3C

    FB/WTB 松島幸太朗 サントリー 33C

    FB 山中亮平 神戸製鋼 13C

     

    名前を眺めているだけでジンときますね。4度目のワールドカップとなるトンプソン選手、3回目となる堀江選手、田中選手、リーチ選手の名前からは、過去の日本代表の苦しんだ時代から現在までのもがき苦しみが伝わってきます。山中選手は2007年、2011年ともワールドカップ直前までスコッドにいながら代表の座を逃した。その選手が31歳で初めてのワールドカップメンバー入りです。山中選手の大学1年のときの早明戦は、田村優選手との1年生司令塔対決でした。ともに世代トップの才能を高く評価されながら、試合後との出来に波があり、なかなか代表のレギュラーには定着しなかった。その二人が揃って代表に名を連ねていることには感慨深さを覚えます。

     

    サプライズは、いまだノンキャップの北出選手の選出。そして、チーフスでシーパーラグビーに出場したものの、ジェイミージャパンでは一度も試合に出ていないWTBアタアタ選手の抜擢です。

    「いまのアウトサイドバックスには福岡、松島、レメキ、トゥポウと優秀な選手が揃っているなかで、アタアタは大きくてパワフルだ。PNCでは試合でのプレータイムを与えられなかったし、スキルはまだ物足りないところがあるけれど、PNCからチームを進歩させないといけないと思い選んだ

    フッカーについては、堀越もリスペクトに値する選手だが、サントリーではPRでプレーしていて、スキルセット、特にラインアウトのスローイングの点で北出の方が優れていた」

     

    正式なバックアップメンバーは発表されませんでしたが、前日までの網走合宿に」参加していた41選手のうち、最終メンバーから漏れた10人、

    PR山下裕史(神戸製鋼)、石原慎太郎(サントリー)、山本幸輝(ヤマハ発動機)、三浦昌悟(トヨタ自動車)、HO堀越康介(サントリー)、LOアニセ サムエラ(キヤノン)、FL布巻峻介(パナソニック)、CTBティム・ベネット(宗像サニックス)、梶村祐介(サントリー)、FB野口竜司(パナソニック)、

    そして、ウルフパックで帯同していた選手として、ジェイミーHCは「立川、山田、尾崎、内田もいる」と名を挙げました。

     

    誰かがケガをすることを望んでいるわけでは決してないけれど、ここからワールドカップ開幕までの3週間、そこからのワールドカップ本番(3週間から最大6週間!)、いろいろなことが起こりうる。ワールドカップとはそういいう大会です。その意味では、今はセブンズに専念している藤田慶和選手も、もう3シーズン代表から離れている大野均選手も、トップリーグカップで必死にアピールした松橋周平選手も……みな、万が一声がかかったときに備えて準備するに違いありません(この数ヶ月、それぞれからそういう言葉を聞いています)。

     

    ジェイミーHCは、挨拶の最後に

    「日本がまだ成し遂げたことのないトップ8という目標に向かって、選手もスタッフも150%の力を出していきたい」

    と言いました。

    メンバーは決まりました。

    ワールドカップ開幕まで、あと3週間です!

     

    始球式のこと、釜石ナイトのこと、新刊書のこと……はまた追ってm(__)m

     

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  • 【サクラセブンズ候補熊谷合宿メンバー】

    8月13日からのサクラセブンズ候補熊谷合宿の参加メンバーが発表になりました。

     

    伊藤優希 三重パールズ

    大黒田裕芽 アルカス熊谷

    大竹風美子 日体大

    押切麻李亜 北海道ディアナ

    香川メレ優愛ハヴィリ アルカス熊谷 熊谷女子高3年

    黒木理帆 立正大3年

    小笹知美 北海道ディアナ

    白子未祐 日本ラグビー協会

    鈴木彩夏 龍ヶ崎グレース 流経大4年

    鈴木陽子 アルカス熊谷

    田中笑伊 日体大2年

    堤ほの花 日体大4年

    永田花菜 日体大1年

    中村知春 日本ラグビー協会

    バティヴァカロロ ライチェル海遥 アルカス熊谷/立正大4年

    原わか花 東京山九フェニックス

    平野優芽 日体大2年

    弘津 悠 SCIX/早大1年

    マテイトンガ・ボギドゥラマイナダヴェ アルカス熊谷

    藪内あゆみ ながと ブルーエンジェルス

    横尾千里 東京山九フェニックス

     

     

    この合宿は、8月末に始まるアジアセブンズシリーズに向けた合宿です。熊谷合宿のあと、弘前合宿を経てアジアシリーズに臨むわけで、今回のメンバーはこれまでのサクラセブンズスコッドとユニバ代表に、アカデミー生を加えた布陣です。

    楽しみな選手が並んでいますね。

    注目はケガ等で代表を離れていた横尾選手、ライテ選手が入っていること。

    これまでも、合宿参加メンバーとしては発表されていなくても、実は練習生で合宿に参加してたりしたんですが…

    どんなパフォーマンスを見せてくれるか楽しみですね。

     

    そして東京オリンピックまで1年を切り、シミュレーション合宿を終えて、改めてスタートする合宿です。

    一方で、先日の成田でのトライアル合宿参加者は1人も選ばれていません。

    ↓↓↓↓↓↓RUGBYJapan365のレポートですhttps://rugbyjapan365.jp/%E3%82%B9%E3%83%9A%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E4%BA%94%E8%BC%AA%E3%81%B8%E3%80%8C%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%8D%E3%81%8B%E3%81%91%E7%81%AB%E8%8A%B1%EF%BC%81%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%BB%E3%83%96%E3%83%B3%E3%82%BA%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%AB

    東京五輪へ「ラストチャンス」かけ火花!サクラセブンズトライアル

    察するに、成田合宿自体が選手たちには事前アナウンスがなされていなかったくらいで、今回は間に合わなかったのかな……と推測します。あのトライアルマッチのパフォーマンスが、このメンバーに劣っているとはさすがに言えないでしょうね、というのが現場で目撃した感覚です。

    言い換えると、オリンピックスコッド&トレーニングスコッド&セレクターにもいい意味のプレッシャーがかかるんじゃないかな。考えてみたら、五輪1年前の時期に、ああやって太陽生命シリーズの実戦で結果を出した選手を集めてトライアルの機会を与えたこと自体素晴らしい英断だったと思います。絶対モチベーションになりますよね。でもトライアル組の良かった選手を引き上げないと、いろんな声が出てきちゃうかも。

     

    成田でのトライアルマッチのとき、稲田HCは「12月までは国体も含め、選手たちのパフォーマンスを見て、いい選手はセレクションの対象にします」と話しました。

     

    代表のセレクション、マネジメントは本当に難しいと思うけど、五輪を掲げてたくさんの人たちにたくさんの時間を割かせてきたのだから、チームをまとめるスタッフはしっかり選手と向き合って、セレクション情報も公開してほしいと思います。それでこそ五輪に向けてのワンチームでしょう!
    サクラセブンズ、日本女子ラグビーの総力をまとめあげてがんばれ!

     

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  • またブログの間隔が開いてしまいましたが…

    9日は猛暑の中、成田で行われたサクラセブンズのトライアルを取材に行ってきました。

    RUGBYJapan365用のレポート記事を、一足先にブログでも紹介します!

     

    サクラセブンズトライアル

    炎暑の成田で東京五輪へ「ラストチャンス」かけ火花!

     

    連日猛暑が続く中、8月9日(金)、成田市の中台運動公園陸上競技場で、女子セブンズSDS(セブンズ・デベロップメントスコッド)合宿のトレーニングマッチが行われた。

    これは、「東京2020オリンピックの女子7人制日本代表トレーニングスコッドへの招集のためのセレクション」として行われたもの。

    稲田仁HCによると、今年の太陽生命ウィメンズセブンズシリーズで光った選手に、サクラセブンズのオリンピックスコッドへの道を開くのが狙い。「太陽生命シリーズが日本代表(サクラセブンズ)に繋がっていないといけない」という声が日本協会理事会にもあり、この合宿につながったという。

     

    今回の合宿に招集されたのは以下の17人。

    片嶋佑果 29 三重パールズ

    鈴木彩香 29 アルカス熊谷

    小野ゆき 27 ながとブルーエンジェルス

    平野恵里子 27 横浜TKM

    寺内美樹 24 龍ヶ崎グレース 

    山下果林 24 アルカス熊谷

    山中美緒 23 アルカス熊谷

    磯貝美加紗 23 北海道ディアナ

    福島わさな 23 東京山九フェニックス

    葛西杏奈 23 自衛隊体育学校

    庵奥里愛 22 三重パールズ

    鵜川志帆 21 日体大4年

    高崎真那 21 日体大3年

    バティヴァカロロ・アテザ優海 19 アルカス熊谷/立正大2年

    室越香南 19 追手門学院大1年

    吉村乙華 18 福岡レディース/東筑高3年

    今釘小町 17 石見智翠館高3年

     

    うち、コンディション不良で吉村が不参加、福島が離脱、鈴木は前日の練習で軽度の肉離れを起こしこの日は試合に出ずサポートに回った。

     

    セレクションマッチに出場したのは14人。黒と紺の2チームに分かれ、リザーブなし、7人対7人の勝負となった。チーム分けは次の通り。

     

    【黒】 

    アテザ優海

    寺内美樹、

    片嶋佑果、

    庵奥里愛

    山中美緒、

    小野ゆき

    磯貝美加紗

     

    【紺】 

    葛西杏奈

    室越香南、

    今釘小町、

    山下果林、

    高崎真那、

    鵜川志帆、

    平野恵里子

    GAME1は朝9時40分から行われた。

    先制したのは紺だった。黒のアテザがPKの速攻でノーキックと判定されたスクラムからのアタックでWTB平野が左サイドを大きくゲインし、右に持ち出した室越から左の今釘にパスが通り、左中間に先制トライ。

    黒もすぐに反撃する。紺のキックオフがノット10mとなったFKから攻め、フェイズを重ねてフリーになったWTB磯貝が左隅を攻略。5−5の同点に。

     

    試合はさらにトライの取り合いとなり、6分には紺が、やはりフェイズを重ねたアタックから室越→平野とパスが通り、再び勝ち越しのトライ。

     

    紺が12−5とリードして折り返すと、後半も紺がリズムをつかむ。紺が持ち込んだボールに黒の小野がジャッカルをしかけたがラックを紺が粘って出すと、人数をかけたことで手薄になった防御網に紺の鵜川が仕掛けてトライ。

    紺は、プレーメーカーに並んだ大学1年の室越、高校3年の今釘という若いペアが大胆なパスで積極的にリード。速く長いパスを投げる2人が並ぶことで、外に立つ平野、山下という強いランナーが有効に機能した。

    4分には平野が右サイドを走りきって2本目のトライ。22−5とリードする。

     

    黒も自陣から再三、果敢に攻めたが、自陣でのアタックがスローフォワードになったり、相手ノックオンから攻め、アドバンテージが解消された瞬間にパスをカットされたりという不運もあり、追加点を奪えずじまい。紺が鵜川のインターセプトトライで29−5と大きくリード。タイムアップの後のラストアタックで磯貝がトライラインに迫るがあと5mで惜しくもタッチに押し出され、1トライのみに終わった。

     

    GAME2は2時間後、約100分のインターバルを入れて行う予定だったが、気温の上昇を鑑み、約20分繰り上げ。

    試合開始にあたっては、稲田HCから「最初の試合でみんなのアタックの能力は分かったから、次はハードワーク、ディフェンスを見せてほしい」というリクエストがあった。

    試合は同じチーム編成で11時20分にキックオフ。

    炎暑の中の試合だけに、インタバルには氷が大活躍

     

    巻き返したい黒チームだったが、試合開始の黒のキックオフはノット10となり、紺がFKからアタック。左を平野、右を山下が攻め、右隅にトライ。GAME1に続いて紺が先制した、

    その紺も、次のキックオフを失敗。黒はこのFKから攻め、ハーフウェイ付近で庵奥がディフェンスのギャップを突いてインサイドブレイク。そのまま約50mを走りきってポスト左にトライ。だがこのコンバージョンを山中が失敗してしまう。

    波に乗れない黒に対し、紺はこの試合でも若いプレイメーカーが積極的にリード。

    5分に鵜川−高崎と繋いだボールを受けた葛西が右隅に勝ち越しトライ。

    ロスタイムに入り、黒が果敢にアタックしたが、片嶋のパスを追走していた紺の葛西がインターセプトして反攻。平野〜山下とつないでトライを奪い紺が15−5とリードして折り返し。

     

    後半も紺が先に点を取った。自陣ゴール前からアタックした黒の磯貝が孤立したところで平野が止めたPKから葛西が速攻に出てトライ。

     

    しかし黒も粘った。4分、スクラムから庵奥が右へ大きく弧を描くランでゲイン、右隅ゴール前でディフェンスに追い詰められるが、サポートの寺内につなぎ右隅にトライ。黒が10−20と追い上げる。

    黒は次のキックオフからも相手陣に攻め込み、インゴールに迫るが、紺がターンオーバー。自陣ゴールラインから高崎がカウンターアタックに出ると、室越と今釘が相手ディフェンスを見ながら冷静にパスを交換しながらビッグゲイン。そのまま100mを切り替えして今釘がトライを決め、25−10で紺が連勝した。

    気温は日陰でも36.9度に達した

     

    稲田HCは「太陽生命シリーズのパフォーマンスを見て呼んでみたけれど、外国人と一緒にやっているときと、日本人選手だけでやるときでは感覚的に違いがあったかもしれない。急な招集だったし、暑さのせいもあったと思うけれど、全体的にミスが多くて、ボールを失う場面が多かった。急造チームなので仕方ない部分はあったけど、球際の厳しさは物足りなかった」と総括。「東京オリンピックへのチャンスということは初日のミーティングで話したけれど、その思いが強い選手と、あまり表に出せていない選手とのばらつきがあった」と振り返った。

    「チーム構成を考えると、選手層が薄いのはBKのCTB。それと、今のサクラセブンズは若い選手が多いので、ベテランと若手をつなぐ中堅の選手にもっと出てきて欲しい」と話した。

     

    ペネトレーター兼フィニッシャーとして紺チームを引っ張った鵜川は「ここでいいプレーを見せられれば東京五輪に向けて代表に呼んでもらえると思い、自分の強みを出してやろう、外をスピードで走るだけでなく、ステップで裏に出たり、周りを見てパスを回したり、場面に応じてプレーを選択できた。楽しくできました」と笑顔をみせた。

     

    プレイメーカーとして紺のアタックのリズムを作った室越は、「外側に平野さんというスピードもパワーもある強い選手がいたので、ディフェンスがいない状態で良いボールを送るように意識しました。太陽生命シリーズでは追手門は良い成績を残せなかったので、代表の合宿に呼ばれたときに学んだことをチームに持ち帰りたいと思ってやってきました。同年代の選手たちがたくさんサクラセブンズのスコッドに入っているので、私も入りたいという気持ちでプレーしました」

     

    サクラフィフティーンのオーストラリア遠征から帰国したばかりでの招集ながら2トライと決定力を見せた平野は「オリンピックスコッドに入っていなかったので、正直、東京五輪はもうないのかな、と気持ちを15人制に切り替えようとしたところで、この合宿に招集があった。15人制ではコンタクト中心にプレーしていたので、スペースを狙っていくセブンズのスタイルの感覚を戻すのはちょっと難しかった」と明かしながら「若い選手が仕掛けが上手で、良いボールをくれたので走りやすかった」と若いチームメイトを讃えた。

     

    一方、敗れた黒チームも個々の局面では良いプレーが目立った。

    フィジカルの強さをみせたアテザは「体を当てる局面では手応えがありました。もっと広いスペースにアタックしたかった」とちょっと不完全燃焼だった様子。2年前、高3でサクラセブンズ入りしながら膝を痛め、今回は2年ぶりの挑戦。姉ライチェルからは「姉妹2人でオリンピックに出るよ」と励ましを受けていたというが、その姉の活躍には「うれしいけど、追い越したい」と対抗意識も燃やしていた。

     

    今回の合宿で良かった選手は8月13日からJISSと熊谷、19日から弘前で行われるアジアセブンズシリーズに向けたオリンピックスコッド・トレーニングスコッドの合宿に追加招集されるという。また、今回コンディション不良でセレクションマッチに出られなかった選手、遠征等で合宿に参加できなかった選手もこれで除外というわけではなく、「国体も含め、年内はまだ国内の大会を見ていい選手は呼びたい」と稲田HC。アジアシリーズ、ワールドシリーズだけでなく、東京五輪に向けて日本で合宿する外国チームともトレーニングマッチを調整しているという。

    五輪本番まで1年を切ったが、サクラセブンズ入りを目指す争いはまだ続く――。

     

    何はともあれ、選手のみなさん、猛暑の過酷なコンディションの中、ケガなく終えて何よりでした。サクラセブンズスコッドのみなさんもレベルの高いトレーニングを積んでいますが、タフな太陽生命シリーズで力と技を磨いてきたみなさんのパフォーマンスはさすが実戦的な迫力がありました。オリンピックへのチャレンジロードはまだまだ続きます!

     

    【講談社文庫より『オールブラックスが強い理由』発売!】

    お知らせです。

    作業を続けて参りました新刊

    『オールブラックスが強い理由〜世界最強チーム勝利のメソッド〜』

    (講談社文庫 620円+税)

    8月9日(金)いよいよ発売となりました!
    本書は、2011年に東邦出版から刊行した『オールブラックスが強い理由』に、2011年&2015年のRWC連覇そして震災・テロを乗り越えて多様性を追い続けるNZという国の魅力、カルチャーにも迫り大幅に加筆改稿しました。

    ラグビーの技術論組織論にとどまらないオールブラックスとNZの魅力を紹介しております!

    みなさま、お読みいただければ幸いです!
    改めて、取材にご協力頂いたみなさん、オビに推薦コメントを頂いた大野選手に深く感謝しますm(__)m

     

    このワールドカップを機会に、ニュージーランドという魅力的な国のことをたくさん知っていただけたら幸せです。そして、ニュージーランドだけでなく、ワールドカップは世界のいろいろな国の素顔を知り、世界に友達を作るチャンスです。

    みなさんも、たくさんの国と出会えますように!

     

    ということで、10日はジャパンがフィジーでアメリカ戦、花園ではトップリーグカップ決勝の神戸製鋼vクボタです!

     

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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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