ラグビージャパン365公式ブログ|ツール・ド・ラグビー 大友信彦
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28日、ヤマハ初優勝!の陰で、日本代表キャップ授与式&大野選手最多キャップ特別表彰式が行われていました!+女子セブンズ優勝!
2015年03月02日
【初キャップ授与式】
昨日のブログでは、ヤマハ発動機の日本選手権初優勝にしか触れられませんでした
もちろん、日本選手権初優勝は素晴らしい快挙なので、いくらでも書くことはあり、それは追々書いていこうと思うのですが、
実は、28日の秩父宮ではもうひとつ、メモリアルなイベントが試合前に行われました。
まずは、初キャップの授与式。
11月の欧州遠征、ルーマニア戦で初キャップを獲得したPR稲垣啓太選手と、アラマキ・レレイ・マフィ選手が登場しました。
(稲垣選手、眩しそうですが、もうちょっと目を開けてください!)
そして、昨年のサモア戦で最多キャップ記録を更新した大野均選手の特別表彰。
大野選手、長女の嘉桜(かお)ちゃん(7歳)
長男の正士朗(せいじろう)くん(6歳)から花束をもらってニッコリ。
「嬉しいですね。キャップ授与式に出るのも初めてで、いい雰囲気で、良い記念になりました。
授与式はなかったんですか?と質問が飛ぶと、
「初キャップの頃は、いつも日本選手権で決勝に出場していましたから。そう考えると、きょうここにいるのは複雑な気分でもありますね(笑)」
改めて、最多キャップの実感は?
「自分はまだ現役なので、自分のキャップ数は意識しませんね。今は、今年のワールドカップをターゲットにしていますから」
日本代表のロックには、元ワラビーズのヒーナン ダニエル(パナソニック)が加わる可能性が出てきました。大野選手にとっては強力なライバルの出現ですが
「代表にとって、レベルの高い選手が入ってくるのはいいことです。もちろん、同じポジションだし、負けられない。でもヒーナンは、試合でも何度も当たっているけれど、スキルだけじゃなく気持ちの面でも伝わってくるものを持っている。争えるのが楽しみです」
大野選手は福島県郡山市出身。郡山市のフロンティア大使を務めています。
そして、2019年ワールドカップの試合を被災地で! という動きにも賛同していただいています。
「震災の被害に遭った東北でワールドカップの試合をして、全世界に復興が進んでいることをアピールできる。ぜひ仙台と釜石でワールドカップをやってほしいし、僕の地元の郡山市でも、キャンプ地に立候補しようという動きがあるので、僕も手助けをしたいと思っています」
嬉しいことを言ってくれます!でも、4年後だったら、大野選手は40歳。岩手のあの人は43歳で頑張ってるし、まだ現役かな?と聞くと、大野選手、苦笑して
「であれば一番いいんですけど(笑)」
そうなりそうな気がします…
【サクラセブンズ、アジア・パシフィックを制覇!】
マレーシアのサンダカンで開催された
ARFUアジア・パシフィック・クロスリージョナルセブンズに参加した女子セブンズ日本選抜の大会第3日(最終日)成績です。
カップ準決勝 日本選抜 35-7 パプアニューギニア
カップ決勝 日本選抜 27-7 中国
この結果、女子日本選抜は優勝を飾りました!
おめでとうございます!
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プロフィール
大友信彦
(おおとものぶひこ)
1962年
宮城県気仙沼市生まれ
早稲田大学第二文学部卒業。
1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
'87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。
ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。
『再起へのタックル』(洋泉社)
『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)
など著書多数。
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