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【関東学生vsNZU】
5日は秩父宮ラグビー場でNZU来日シリーズ最終戦、NZU対関東学生代表を取材しました。
 
NZUは2日の第2戦で、関東代表に28-32で逆転負け。 
その雪辱を期してきましたが、試合のスタートは関東学生がみごとな入りを見せます。
 
右WTB八文字雅和選手(流経大4年)の突破からリターンパスを受けたマイケル・バートロケ選手(日大−釜石シーウェイブス)が大きくブレイク


外に走り込んだFB近藤英人選手(東海大4年)につなぎ、電光石火の先制トライ。
16分にはスクラムを押してペナルティトライ。
その後14−17と逆転されますが、近藤選手がシンビン処分を受け、14人対15人と不利になった時間帯の38分に、左サイドをPR五十嵐優選手(東海大4年)が豪快に突進し、FL藤田貴大主将が相手にジャージーをつかまれながらも前進を続け、引きずりながらトライ。


21−17とリードして折り返します。
 
しかし後半は、NZUがじわじわとリズムを掴みます。
関東学生は果敢に攻めるのですが、攻め込んだところでわずかなミスが出ると、NZUは、さすがオールブラックス予備軍というか、元志望者というか、兄弟というか、オールブラックス譲りのカウンターアタックを見せます。
後半30分、自陣ターンオーバーから90mを独走したCTBマット・ファデス選手のトライは見事でした!
関東学生はロスタイムに猛攻をかけ、相手ゴール前スクラムを押してPKを得るとFW田中健太選手(明大4年)がトライ。最終スコア50−35でNZUが勝ちました。
 
NZUのブレンドン・ティミンズHCは
「3日前の試合とは全然違う内容の試合ができた。実は、この試合に向けて、新しいハカを準備したんです。このハカのためにも、選手たちは責任あるパフォーマンスを見せる必要があった」
と嬉しそうでした。

 
先日の関東代表に続いて関東学生の指揮をとった永友洋司ヘッドコーチは
「混成チームがディフェンスでNZUに勝つのは難しいので、アタックで勝つしかないというコンセプトで試合に臨みました。練習は2回しかできない中で、トライを取った形は理詰めで、選手はよくやってくれたと思うけれど、基本的なところでプレッシャーがかかったときにミスが出てしまった。この前はトップリーガー中心だったけれど、今日はミスが多くなってしまった」
と悔しそうでした。
 
なお、第1試合として行われた関東大学春季大会の流経大−早大は、前半35−17とリードした早大が、後半は流経大の猛反撃を浴びたものの、35−34の1点差で逃げ切り。


早大の後藤禎和監督は「勝ったけど、トライ数は5−6で負けてるし、内容的には負けですね」と、勝利にも嬉しそうな顔は見せませんでした。
早大も流経大も、主力選手が7人制/15人制の日本代表やU20日本代表、関東学生代表などに取られているし、怪我人も多いようす。勝負はこれからですね!
 
【U20、オーストラリアに惜敗】
U20日本代表が参加している「オセアニアラグビージュニアチャンピオンシップ2015」の第2戦が行われ、U20日本代表はオーストラリアと対戦。
試合は8度もリードが入れ替わるシーソーゲーム。
日本は後半25分にFLファウルア・マキシ選手(日本航空石川高→天理大1年)のトライと金井大雪選手(深谷高→法大1年)選手のコンバージョンで31−30とリードします。
しかしラスト10分にオーストラリアは2トライ2ゴールを加え、ロスタイムにはPG。
日本は31−47で敗れましたが、0−75と大敗したNZ戦からは見違える戦いを見せたようです。
 
日本協会から発表されたコメントです
中竹竜二ヘッドコーチ
「今日は前試合の反省点を踏まえて、FW はファイトし、BK も激しくタックルにいき、試合全体を通してジャパンが試合を進めている時間が多かった。選手全員も勝てるギリギリのところまで戦ってくれたので、次の試合は本当に勝利できるようにしたい」
尾晟也ゲームキャプテン
「スコアで見ても分かるように、勝てた試合を落としてしまったというのが一番の感想。アタックに関しては『0 パターン』(順目の攻撃していくスタイル)をもう一度徹底してやろうと意識した。(こちらの)テンポが上がってくると相手のディフェンスが遅れてきて、いいアタックができたのが良かったところ。(相手陣)ゴール前に入ってもFW でどんどん勢いよく攻めて、スコアまで繋げていけたところも良かったと思う。次の試合は、今回の試合の反省点であるディフェンスのインサイドブロックについてや、後半になるにつれて緩くなってしまったところを修正して、サモアに勝ちたい」
 
U20日本代表は、中3日の9日にU20サモア代表と最終戦を行います。
 
【オーストラリアではタッチワールドカップ!】
オーストラリアでは、タッチラグビーのワールドカップが行われました。
参加していた友人のKさんが写真を送ってくださいましたので、紹介します。


大会ではたくさんのカテゴリーに分かれて試合が行われ、
男子オープンは5/6位決定戦でフィジーを破り5位、
女子も5/6位決定戦でイングランドを破り5位となったそうです。
Kさんが参加したオーバー50男子の部は、準決勝でオーストラリア、3位決定戦でアイルランドに敗れ、惜しくも4位でメダルに届かなかったとか。



しかし、参加者のみなさん、いい笑顔ですね!
大会お疲れ様でした!
 
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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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