ツールドラグビートップへ

【トップリーグ トライアウト】
27日はいろいろありすぎてブログ更新遅れました。
 
まずは、千葉県市川市のグラウンドへ。
 
トップリーグの合同トライアウトの様子を取材してきました。
 
昨年は神奈川県の秋葉台で開催されたクリニックですが、今回は市川へ。
場所探しに苦労しているようですが、この企画はトップリーグ各チームの採用担当者とトップリーグ事務局のFさんによるほとんど手作りのもの。レフリーとコーチの交通費、謝礼、参加選手の保険料などを、選手の参加費から捻出するためには、グラウンド使用料が安く済むところを探し回っているようです。
 
この日は73人が参加。
午前中は協会派遣の野沢武史さんや四宮洋平さんらリソースコーチ、によるコーチングクリニック、午後は参加者が4チームに分かれての試合を30分×4本。
3年前の第1回開催では50mスプリント、マルチステージなどの測定を行っていましたが、事務局のFさんによると「測定するよりも、練習をした方がいろいろな能力が分かるということになりました」
練習では、コーチの意図を読み取る力、周囲の選手とのコミュニケーション力も観察されているんですね。

 
午後行われた試合で印象的な活躍をみせたのは、黒チームでプレーした流経大のSO東郷太朗丸(たろま)選手です。
最初の試合はSOでトライをアシスト、次の試合はFBでみずから2トライをあげてゴールキックもほぼ完璧に成功。


しかし、東郷選手はそもそも、昨季のリーグ戦ベストフィフティーンのSOです。「トライアウトに来ていることが不思議」という声も関係者から聞かれたのですが……
東郷選手については28日の東京中日スポーツでちょっと触れましたが、かなり良いお話がたくさんありましたので、改めて掲載します!
 
その黒チームに、10トライを奪われて完敗だったのが青チームでしたが、最後の最後にビッグプレーが出ました。自陣22mライン付近のスクラムから、ブラインドサイドでボールを持ったのが右WTBの豊島直哉選手。そのまま外へのステップでタックルを外すと、グイグイスピードをあげて80mを走りきる衝撃のトライ。


豊島選手は東芝、セブンズ日本代表の豊島翔平選手の弟ですが、実は豊島選手と東郷選手は、東京都中野区の北中野中の同級生、一緒に常総学院に進み、中高の6年間を一緒に過ごした仲なんです。
豊島翔平選手と、北中野中の同級生で慶大に進んだ高島大地選手との「サギグラ」の物語を思い出しながら2人の活躍を見ていました。
 

(実はもうひとり、とてもとても面白いストーリーに出会ったのですが、それは改めて紹介します)
 
2人とも、誘われているチームがないわけではないようですが、トップリーグ全チームの採用担当者が集まるこのチャンスに、自分のプレーをアピールしたいという思いで参加したようです。
このトライアウトは毎年取材していますが、年々レベルが上がっているように感じました。プレーのレベルというよりも、トライアウトに参加するにあたっての意識がみんな高くなっている印象です。
この日、体を張った73人の選手のみなさんの未来に、どうぞ幸あれ!
 
【釜石ナイトは熊本・大分応援ナイト】
そこから都内へ戻り、高田馬場ノーサイドクラブへ。
4月最後の水曜日なので(もう最後かぁ!)恒例の釜石ナイト@高田馬場ノーサイドクラブ
今回は、熊本地震の被災地にどう連帯・応援するかを話し合う「熊本・大分応援ナイト」
熊本と大分は2019年ワールドカップの開催都市です。釜石市と仲間です。
しかし、いまだ余震の収まらない現地では、なかなかラグビーワールドカップのことについてなど、声をあげにくいことでしょう。だからこそ、九州の外からできることを考えたい。
……という趣旨で、熊本高校ラグビー部OBで、熊本県ラグビー協会広報担当・都内在住の花野剛一さんにご来場いただき、オープンでカジュアルなディスカッションを開催しました。


マスターが熊本おつまみセットをご用意。美味でした!

花野さんからは熊本の現況を聞かせていただき、今起こっていること、これから気になっていることなどをお話しいただき、私たちからは、東日本大震災の時、現地で経験したこと。聞いたこと、考えたこと、喜んでもらえたこと、嬉しかったこと、こうすれば良かったなと反省していること……話題はあっちへ飛びこっちへ飛びを繰り返しましたが、ひとつひとつのエピソードについて、花野さんは熱心にメモしてくださいました。
東京で暮らしている僕らは、なかなか直接、被災地で行動することは難しいですが、どんな支援ができるか。これからも現地のニーズにも耳を傾けながら、できることを考えて行きたいと思います。
 
今回もご来場いただいた大勢のみなさんと、熊本・大分・九州応援ボードも持って、ぱちり。

 


RHINOさまよりご提供いただき、3月の東北&クライストチャーチ復興祈念イベントで廣瀬さん&アンガスにサインをいただいたボールを家を失い、スポーツする道具を失い、体を動かす機会がなくなっている子どもたちのサポートにお役立てください、と熊本県協会に贈呈させていただきました。

この日、募金箱には31522円が集まり、熊本県ラグビー協会に寄付させていただきました。
 
これからも、応援していきましょう!

 
※この夜は、昨年町田で行われた「キヤノン対ブルズ」実現に尽力された、中大ラグビー部で小野澤選手の後輩だったという、町田市の河辺康太郎市議がご来店。
今年8月6日(土)、町田市陸上競技場で、キヤノンvs釜石シーウェイブスの招待試合開催を発表していただきました。試合にあわせたイベント等についてはただいま詰めている段階だそうです。
昨年のブルズ戦で大変な状態になった交通アクセスについては「改善します!」と約束してくれました!
 
みなさん、お楽しみに!
 
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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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