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【帝京大、今年もやっぱり強い!】
15日は帝京大グラウンドへ。
関東大学春季大会の帝京大vs流経大を取材してきました。
 
初戦で帝京大は91-0で中大を、流経大は66-33で明大を破っています。
 
序盤は見応えがありました。流経大はコンタクトの重量感も、ブレイクダウンの激しさも、王者に負けていません。互いにターンオーバーからアタックを重ねます。
 
開始10分、帝京大は1年生WTB宮上廉選手のトライで先制しますが、15分に流経大は自陣深くで相手キックを捕ったSH釜谷壮一選手が安易にタッチに出ずにカウンターを選択。SO東郷太朗丸選手が大胆にゲインして、WTBタナカブランドン・ムセケニエジ選手がつないで再び東郷選手がサポートでパスを受けてトライ。流経大の底力を伺わせました。


しかし、これはむしろ帝京大の強さを引き出す効果があったようです。
直後の18分、相手キックから帝京大FB尾崎晟也選手がカウンターに出て、再び宮上選手がトライ。


さらに右WTB津岡翔太郎選手が連続トライ、CTB岡田優輝選手もトライを重ね、前半を33-5。
後半も帝京大はトライを取り続け、82-12で圧勝しました。
 
接点の勝負など、差は小さかったと思います。
そこから出たボールのクオリティによっては流経大が互角以上に戦う場面もたくさんありました。
しかし、ひとつひとつの場面でのガマンであったり、焦らずにガマンし続けるクールさであったり、そういう点で勝負所を絶対に逃さない。王者にはそんな迫力を感じます。

 
(HO堀越選手、MOM級の活躍でした!)

他会場では、青学大が31-29で早大を破り、大東大は58-36で法大を破りました。
青学大は、公式戦で史上初の早大撃破です!
公式記録を見ると、後半21分に31-29と逆転した後は20分間スコアが動かなかったようです。
敵地・上井草でのこの戦いぶりは立派でしょう。
早大のみなさんはショックでしょうが、まずは青学大のみなさん、おめでとうございます!
 
【太陽生命セブンズは日体大が初優勝!】
そして、秋田で行われていた太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ第2戦秋田大会。
カップ準決勝で追手門学院大が26-19で女王アルカス熊谷を撃破!
もう片方の準決勝は日体大が19-5で東京フェニックスを撃破!
そして決勝は……日体大が40-5の大差で追手門学院大を破りました!
日体大のみなさん、おめでとうございます!
太陽生命ウィメンズセブンズシリーズの優勝チームはアルカス、フェニックスに次いで3チーム目です。
MVPにはSO山本実選手が選ばれました!

 
(保土ヶ谷大会の山本選手です)

秋田大会の最終順位は以下の通りです。
1 日体大
2 追手門学院大
3 東京フェニックス
4 アルカス熊谷
5 北海道バーバリアンズ
6 ラガールセブン
7 横浜TKM
8 チャレンジチーム
9 RKU龍ヶ崎グレース
10 名古屋レディース
11 関東合同チーム
12 石見智翠館高
 
スポット参戦の北海道バーバリアンズの5位(プレート優勝)は快挙ですね!
 
ということで、僕は秋田大会は現場に行けませんでしたが、とりあえず、個人記録を集計しました。
トライ王&得点王は、11トライ&55得点の磯貝美加紗選手(追手門学院大)でした!


(保土ヶ谷大会の磯貝選手です)

得点の2位は2T19C48得点の福島わさな選手(追手門学院大)、3位はMVP山本実選手が3T16C47得点。トライの2位は6Tの清水麻有選手(日体大)、平野優芽選手&加藤あかり選手(ラガールセブン)でした。
 
太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ 第2戦までのポイントランキングは以下の通りです。
 
1 日体大 38
2 追手門学院大 34
2 アルカス熊谷 34
4 東京フェニックス 30
5 ラガールセブン 22
6 横浜TKM 16
7 RKU龍ヶ崎グレース 14
8 チャレンジチーム 12
8 北海道バーバリアンズ 12
10 名古屋レディース 5
10 石見智翠館高 5
12 APパイレーツ 3
13 ベルマーレ世田谷 1
 
昨年まではアルカスが女王の名を欲しいままにしてきたこの大会ですが、今季は混戦模様です。
6月4-5日の東京・秩父宮大会が楽しみですね!
 
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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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