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【クルセーダーズvsサンウルブズ】

14日は、サンウルブズ初のNZでの試合、クルセーダーズ戦でした。

試合前のスタジアムを盛り上げる、クライストチャーチ名物の騎馬隊です。

こちらはチア隊

こちらはクライストチャーチの和太鼓パフォーマンス隊

サンウルブズを応援するkiwiも目立ちました!

 

しかし試合では…目立ったのはクルセーダーズの強さばかり。スクラムでもラインアウトでもサンウルブズのボールを奪い、サンウルブズのキックは冷静に処理。隙があればカウンターへ、隙がなければ落ち着いて蹴り返す。サンウルブズは、相手が予測しない状況を作るのが得意というか狙いのチームですが、クルセーダーズはホント、80分を通じて全くと言って良いほど慌てなかった。成熟したチームだなと思いました。

最終スコアは50-3、ワンサイドと言えばこれ以上ないワンサイド。今季ここまで全試合で複数のトライをとってきたサンウルブズが今季初めてのノートライ負けでした。

大敗という意味では開幕戦のハリケーンズ戦は70点を奪われる大敗でした。ハリケーンズは、目の覚めるようなロングパス、かっこいいオフロードパスをつないでスリリングなトライを量産しましたが、クルセーダーズのトライはどれも理にかなった、武骨なトライという印象を持ちました。

 

ラグビー王国の懐の深さを、改めて感じました。

 

試合の様子は、トーチュウ&RUGBYJapan365にレポートしました!

試合後のサンウルブズに激励のハカを送る子どもたち

 

【スタジアムは…】

試合の行われたamiスタジアムは、2011年の大地震で使用不能になった旧amiスタジアムの代替施設として、ラグビーリーグが使用していたスタジアムを改修したものです。旧amiスタジアムの収容50000人に対してこちらは17000人。それも半分以上は仮設席です。

ロッカールーム、メディアルームもプレハブ。スタンド下のトイレも仮設。

スコアボードの大型スクリーンは、コンテナハウスの上に据え付けられていました。

 

ちょっと寂しい気もしないではありませんが、でも、この施設でも立派に試合ができるんです。

何か、勇気をもらった気がします。

スーパーラグビー優勝最多の7回を誇るクルセーダーズですが、優勝は2008年が最後。震災のあと、2012年にこのスタジアムに移ってからは優勝がありません。

勝ってほしいな、という気持ちになりました。

 

【クライストチャーチ探訪】

この日は試合が夜7時半キックオフと遅かったので、昼間はクライストチャーチ市内を回りました。

大聖堂は瓦礫を撤去して、近くまで行けるようになっていますが、崩壊の跡が生々しいです。

旧amiスタジアムはメインゲート側のスタンドが解体されて、こちらも6年間手つかずの痛々しい姿をさらしていました。

そして郊外の住宅地。一見、普通の住宅地にあるとてもキレイな公園のようですが、実はこの緑のところはすべて、6年前のあの日までは住宅が建ちならび、ひとびとの平穏な暮らしが続いていたところです。

東北でもいろんなところで、同じような、更地になった元住宅地がたくさんあることが目の前でダブり、胸が熱くなりました。

 

きょうは遅くなったので、詳しくは改めてレポートしようと思います。あすもクライストチャーチを見て回り、東日本大震災と同じ時期に震災に遭い、同じように復興に取り組んでいるクライストチャーチの姿を目に焼き付けようと思います。

 

【15日の首都スポは桐蔭学園初の単独日本一!】

もう一つお知らせです。

15日の東京中日スポーツ首都スポは、先の全国高校選抜ラグビー(男子)で、初優勝を飾った桐蔭学園をクローズアップ!

桐蔭学園といえば、松島幸太朗選手や竹中祥選手がトライの山を築いたイメージで、BK展開が看板だと思っている方が多いかもしれませんが、今季の桐蔭はFWです!

決勝では勝負を決する2トライ、大会全体ではチーム最多の7トライをあげた脅威の決定力を誇るチーム最重量の104キロプロップ、細木康太郎選手を中心にお届けします!

どうぞお楽しみに!

 

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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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