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【トゥイッケナム】

16日はトゥイッケナムにて日本代表の試合前日練習取材でした。

 

日本代表チームは、宿舎横のグラウンドで練習してからトゥイッケナムへ。

トゥイッケナムでは練習するというよりも、グラウンドの感触を確かめる感じでした。

 

イングランドは別のところで午前中に実施したので、この日トゥイッケナムを訪れたのは日本だけでしたが、現地のメディアもたくさん。申請していたのは60人くらいいたようです。

スクラムの姿勢で芝のひっかかりを確かめる具選手、組む相手をしているのは布巻選手。プロップに転向?

こちらも芝の感触を確認するのは大事。プレースキックの練習を繰り返す松田選手と田村選手。

グラウンドの隅にひとり座り、宙をみつめるのはリーチ選手。

練習後の会見に登場したリーチ選手に、このときのことをきいてみました。

「あすのことを想像していました。ここに8万人のお客さんが入って、どんな雰囲気になるか、どんな試合になるか、いろんなことを考えていました」

会見の冒頭では、地元記者の質問に

「トゥイッケナムで日本代表として試合ができる、それもキャプテンとして、日本のラグビーを見せることができるなんて、自分は本当にラッキーだと思います」

リーチ選手、めちゃめちゃいい顔をしていました。キャプテンのこの顔、何か吉兆のような…

 

日本代表がトゥイッケナムで試合をするのは、セブンズではワールドシリーズで何度かありましたが、15人制では1986年以来32年ぶり。そのときはイングランドはノンキャップ試合としていたので、トゥイッケナムでの正式なテストマッチは日本代表にとって初めてです。

 

田中史朗選手は2014年にバーバリアンズに選ばれましたが、トゥイッケナムの試合では残念ながら出場ならず。

「そのとき悔しい思いをしたので、今回もう一回チャンスをもらえてワクワクしています。芝も素晴らしいので、明日は100%の力を出したい」

田中選手もとてもいい顔をしていました。本当の大舞台で経験を積んでいる選手はさすがだなと思いました。憧れのスタジアムに来ても浮わついているところがない。

 

練習後の会見に現れたのはもうひとり、PR具選手でした。

具選手はいつもの囲みくらいと予想していたのでしょう、いきなりイングランドの赤バラエンブレムの会見台に案内されてドギマギの様子。

「こんなに大きなスタジアムでやるのは初めてなので、緊張しています。楽しみです。芝も最高のコンディションで、全然滑らない。こんなスタジアムは他にないと思います」

 

僕も、初めてトゥイッケナムに来たのは初めてのワールドカップ取材だった1991年ですから、もう27年前ということになります。当時はギリギリ20代だったなあ。

それから何度もワールドカップで、あるいはバーシティマッチで、取材にきましたが、ここで日本代表が試合をするとは、感慨深いものがあります。世界でも一、二を争うラグビーの聖地です。選手たちもシアワセだろうなあ。

 

日本とイングランドの試合は、日本時間深夜0時のキックオフです。

日本テレビとJスポーツで生中継。日本テレビの現地からの解説は元ジャパン主将のキクちゃんこと菊谷崇さんです!

(菊谷さん、会見を終えた選手たちといろいろ話し込んでいました。アドバイスしていたのか、それとも解説のネタを仕込んでいたのか?)

 

日本のみなさん、17日深夜は夜更かしの準備をどうぞ!

 

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  • プロフィール

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    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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