ツールドラグビートップへ

【リッチモンド】

イングランド戦を終えて、ロシア戦に向けた合宿地のチェルトナムへやってきました。

と言う前に、イングランド戦の翌日は、リッチモンドクラブを訪問しました。

 

リッチモンドはイングランド代表もたくさん輩出した名門クラブで、かつては宿澤広朗さんや石塚武生さん、平尾誠二さん、近年ではサクラフィフティーン/サクラセブンズの加藤慶子選手もプレーしたクラブです。今回は、僕がこのほど、渋谷インターナショナルラグビークラブの国際委員を拝命して、リッチモンドクラブとのパートナーシップ締結セッションに出席するよう命じられたという流れでした。渋谷インターナショナルラグビークラブは、元茗渓学園監督でワールドカップ2019日本招致の立役者である徳増浩司さんが中心になって昨年設立したクラブで、こどもの活動が中心です。

ということで、リッチモンドのメンバーで、ラグビー用品メーカーRHINOの社長でもあり元神戸製鋼の選手でもあったレジ・クラークさんと一緒に、リッチモンド&渋谷インターナショナルの提携締結記念写真に収まりました!来年のワールドカップ日本大会での国際交流、渋谷とリッチモンドの交流、そして東北・釜石の交流も。いろんなつながりが盛んになっていくことに少しでもお手伝いできれば嬉しいです!

僕は本当にお手伝いの末席にお邪魔しているだけなのですが、今回の機会は本当に幸せなことでした。

リッチモンドRFCを初めて訪ねたのは1998年でした。

僕は(とSスポのY記者は)オックスフォードに留学中の箕内選手がバーシティマッチに出場するのを取材しに来て、そのときは石塚武生さんがリッチモンドにいて、連れてきていただいたのです。

そして次の年。1999年、アルゼンチン代表の取材でブエノスアイレスに行ったときに、アグスティン・ピチョットが僕のところへ歩み寄り「お前はタケを知ってるか?」と話しかけてきたのです。実は、ピチョットと石塚さんは1998年のリッチモンドでチームメイトで、ノンイングリッシュスピーカー同士ということもあって仲良しになり、そのつながりが縁で僕もピチョットと友だちになれたのです。

Hirao S の名と Pichot A の名前が見えます!

 

そのピチョットが、1999年ワールドカップでは日本を破り、アルゼンチンを初のワールドカップ8強に導き、2007年ワールドカップでは世界3位までプーマスを引き上げ、今ではワールドラグビーの副会長となったわけですが、当時はそんなこと想像できなかったなあ。その縁の始まり、リッチモンドと、再びこういう縁が出来て本当に嬉しいです。

リッチモンドでは本当にたくさんの子供たちがラグビーを楽しんでいました。日本vイングランドの熱戦の翌朝、この光景を見られたのは本当にシアワセでした!

リッチモンドにこどもを連れてきたお父さんお母さんに話を聞く機会があったのですが「ラグビーはいろいろなエクササイズの要素を含んでいるし、チームワーク、コミュニケーションスキル、ライフスキルを身につけることができると思って連れてきたんだ」と話していました。

 

そして日本代表は、今年最終戦となる24日のロシア戦に向けて、チェルトナムで練習をスタートさせています。

チェルトナムの練習グラウンド、明らかに傾いています!

 

世界ランキングでは19位と、今年の対戦相手では一番下ですが、ジョセフHCは「この遠征で一番大切な試合」と言いました。オールブラックス、イングランドと続いたビッグマッチのあと、メンタル的に難しい試合だからこそチームの強さが問われるということです。とても意味のある試合になりそうです。

イングランド戦では地元紙の採点で「10」もついたリーチ主将。試合でのプレーだけでなく試合前後の振る舞い、報道陣への接し方など、この遠征での姿は本当に神々しいほどです!この人がいてくれて本当に日本代表はシアワセだと思います!

 

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  • プロフィール

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    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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