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久しぶりのブログ更新です。

2月3月はもろもろの事情が重なり、ブログの更新がほとんどできませんでした。楽しみにしておいでの方もいらっしゃるかと思いますが(いろいろなところで「ブログ楽しみにしてます!」とお声がけ頂いております……恐縮です)ごめんなさい。

この間、トーチュウ、RUGBYJAPAN365、Number、ラグマガ、そしてスクラム釜石活動などなどの作業の合間に時間がとれたときにはfacebookやTwitterではミニマムな情報発信に努めてきましたが……だけどそれが舌足らずで、かえって空回りしてしまったり。読者のみなさんにはご期待に添えず申し訳ありませんでしたが、週替わり、月替わり、年度替わりで、改めてよろしくお願いいたします!

【ご報告‥賈CHCHイベント】

というわけで、ご報告しないといけないことがいろいろあるのですが、

 

まずは、3月9日の「東北&クライストチャーチ復興祈念チャリティイベント」の続報です。イベントの収益から、20万円を「釜石市こども未来基金」に寄付させていただきました!

ご協力頂いたみなさまありがとうございました!

 

【ご報告釜石ナイト】

そして釜石ナイトのご報告。

3月27日(水)、高田馬場ノーサイドクラブにて、今年度最後の「釜石ナイト」が開かれました。震災から1年3ヵ月が過ぎた2012年6月に始めて開催して以来、毎月、釜石、ラグビー、東北を愛するみなさまと楽しい時間を過ごしてきた「釜石ナイト」もはや7年、回数は80回を超えました(今月で82回目です)。

今月は、3月サクラの季節恒例となった渡瀬あつ子&長山時盛「あつもり」ライブ! 年々味わい深さ、自由自在さを高めていく2人のライブ、サイコーでした!

画像に含まれている可能性があるもの:20人、、海老原 安雅さん、足立 陽子さん、早川 弘治さん、川島 一彦さん、渡瀬 あつ子さん、平山 三重子さんなど、、スマイル、座ってる(複数の人)

あつこさんのリコーダー、新曲、素晴らしかったけど、この夜のハイライトというか一番のサプライズは時盛さん初披露のあいみょん。まったく予想外の展開で、だけどめちゃめちゃキマってる!

ノーサイドクラブ満員のお客さんも大喜びでした。

画像に含まれている可能性があるもの:3人、渡瀬 あつ子さんを含む、オンステージ(複数の人)、室内

そして、ノーサイドクラブ竹内マスターと相談して、釜石ナイトの新しいアクションが決決定! 新年度となる次回4月の釜石ナイトから、釜石ナイトの売上げの5%を、釜石市こども未来基金に寄付して頂けることになりました!

これからは、のめばのむほど、食べれば食べるほど、釜石への寄付が増えるわけです!自分で呑めない人は、呑める人におごるもよし(笑)…もちろんのみすぎには注意ですが。

竹内マスターのご厚意に感謝です!

 

4月の釜石ナイトを楽しみにしております!

 

【サンウルブズ2勝目】

サンウルブズが、29日にシドニー郊外ニューカッスルで行われたワラタズ戦で今季2勝目をあげました。スコアは31−29。2月23日の秩父宮では1点差の惜敗だったのをみごと倍返し!

それも、接戦を勝ちきるのはチームの力がついていることの証明ですね。

画像に含まれている可能性があるもの:1人、画面

ヘイデン・パーカー選手はこの夜もみごとなキック、今シーズンは27回蹴って27回成功です! 実はヘイデン選手、昨シーズンのトップリーグではダン・カーター選手の影に隠れてキックの機会も少なかったのですが、リーグ戦、トーナメント、カップ戦あわせて18回蹴ってすべて成功しているんです!(詳しくは『ラグビーマガジン』5月号の『記録ナビ』で紹介しております…)

 

昨年2勝目をあげたのは11戦目、一昨年は最終戦となる15戦目でした。そして今季は7戦目で2勝目です。それもアウェーで2勝。しかもその相手、チーフスは優勝2回、ワラタズは1回、ともにスーパー12設立からのオリジナルメンバーです。本当に、胸を張って良い勝利です。選手のみなさん、おめでとうございます!

 

サンウルブズは、その前週21日に、2021年以降のスーパーラグビーからの除外が発表されました。

サンウルブズは2016年に設立されて以来、日本代表の強化を側面から、しかし強力にサポートしてきました。選手たちは運営面も手探りの中で身を投じ、先の見えないハードワークを重ねてきました。ファンは企業の動員ではなく自分でお金を出してチケットを買い、はるかアウェーの試合までも飛行機代を出して応援にかけつけました。

まだ日本チームがどこも訪れたことのない土地へも足を伸ばして、その国その町のひとにとっての「日本のラグビー」をアピールしてきました……。

 

これまでのサンウルブズの歩み、そこに関わってきた人たちの気持ちを思うと、平静ではいられません。書き出すと、終わらなくなってしまいそうです。

 

サンウルブズのすべてが正しかったと言うつもりはありません。日本ラグビー発展のために、スーパーラグビーという枠組みが理想の解だとも思いませんが、日本のラグビーがレギュラーで世界と接することができる枠組みは、他に替えがたい価値を持っていたし、他に選択肢はなかった。なのに、次の策のないまま、サンウルブズを守ろうとせず、「除外」という結論を招いた(避ける努力を怠った)日本協会執行部は、重大な禍根を残したと思います。いま願うのは、これが悪しき体質、膿を出すきっかけになってほしいということ。そして、どんなわずかな可能性であれ、この決定が覆ること。

 

少なくとも、選手たちは、突きつけられた現実を認識した上で、決定が覆るためにできることは試合に勝つことだけと思い定めて、試合に臨んでいる。それは、ワラタズ戦のテレビ画面からも伝わってきました。

その取り組みが、未来を少しでも良い方向に変えてくれることを。

祈ります。

 

【ウェールズのマニフェスト】

お口直しに、対照的なテイストのコンテンツを。

写真の説明はありません。

28日に、ウェールズ代表が都内で記者会見を開きました。

 

そこで上映されたウェールズ協会の作成したビデオが本当に素晴らしかった!

ぜひご覧下さい。

https://www.youtube.com/watch?v=u5mZsSHrUdM&feature=share

ナレーションの書き起こしは以下の通りです。

(違っていたらごめんなさい)

 

これはスポーツではありません、私たちの生き方です。
それは80分ではありません。これは一生をかけるものです。
これはスタジアムではありません。これは私たちのホームです。
それはピッチやプレーフィールドではありません。それは私たちの父祖の地です。
観客?いえ、私たちのファミリーです。
彼らはただの応援団ではありません。
私たちは15人じゃありません。私たちは数百万の軍団です。
これは単なるプレーではありません。彼らは家庭を大切にするチャンピオンです。

これはジャージーではありません。それは私たちの皮膚です。
笑いではなく絆なのです。
これは学ぶのではなく血として入って来ます。
これは勇敢さではありません。それは義務なのです。
勝つか負けるかではありません、私たちは偉大なもののために努力しています。
それはルールブックではありません、それはモラルガイドです。
私たちはコーチを受けているのではなく教えを受けているのです。
私たちはそれを見ているのではありません。私たちはそれを感じているのです。
心が折れることはいくらでもあります。
私たちの求めるものは報酬ではありません。求めるのは名誉です。
これはコミットを凌駕します。それは私たちの誓いです。

歴史を振り返るのではなく私たちはそれを書き換えています。
それは単なる希望ではありません。それはけっして諦めない信仰なのです
これが私たちのゲームです。これがウェールズのラグビーなのです

 

ラグビーの魅力、そして本質が詰まっている、素晴らしいメッセージだと思いました。

ウェールズの歴史を思うと、涙がでてきますね。そして、同じように苦難を経てきたチームや、苦難の底に今いるチームのことを思うと。

「心が折れることはいくらでもあります」それを自ら認めることから、次の勝利は始まる。その成果のひとつが、今年のグランドスラムだったんでしょう。続きましょう。

 

4月。新しい年度が始まります。

ワールドカップが目の前に迫ってきました。

僕にとっては、創業35年目のスタートです(今週もホットなコンテンツがたくさんありそうですね!)

引き続き、よろしくお願いいたします。

 

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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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