ツールドラグビートップへ

【週末レポート】

この週末もバタバタしてレポートが遅れてしまいました。もう慢性渋滞ですね。

 

土曜日のトップリーグカップはブログに書きました。

23日(日)もトップリーグカップの取材で秩父宮へ。

NTTコムv東芝の試合でした。

昨季の順位はコムが自己最高の5位、東芝は過去最低の11位。

新戦力の補強ぶりでも、インフラ等の整備状況でも、コムはTLでも1、2を争う上げ潮チームですが、いざ試合が始まると東芝の結束力、球ぎわの厳しさが力を発揮します。東芝が31−24で勝利しました。

 

勝負も面白かったのですが、注目されたのは、前日のクボタ立川選手と同様、サンウルブズの地球一周ツアー帰りの山田章仁選手です。

入った瞬間、ファーストプレーで、相手ハイパントを競り合ってみごとなジャンピングキャッチ。そのままカウンターアタックに出てフッカー三浦選手のトライにつなげました。

「ハイボールに強い選手がほしい」と言っていたジェイミーHC、見てくれましたか?

 

試合後の山田選手

「疲れはないです。新しいチームで初めての試合なので、新鮮な気持ちでできました。(最初のプレーは)やりたいイメージのプレーはできたけど、でも勝てなかったし、満足感はないです」

そして、ワールドカップについては

「9月20日まで、まだ時間があるし、焦ってはいません。ゲームタイムがまだまだ少ないので、それをしっかり重ねていければ」

そう考えると、代表合宿に行くよりもアピールできるのかも。

山田選手が徹底的にポジティブシンキングの持ち主だということは、もう10数年の取材で知っていたつもりですが、おそらくは最後のワールドカップチャンスがどうなるか揺れ動いているときにこう考えられるとは。改めて山田選手の大きさを思い知りました!

そして、対戦した東芝では大野均選手が途中出場。

大野選手はトップリーグ最年長の41歳ですが、ワークレートの高さが素晴らしい!

ブレイクダウンに頭を突っ込み、猛然と押し込み、倒れ込んでは起き上がり、次のタックル、ブレイクダウンへと走ります。

瀬川監督「残り20分くらいのブレイクダウンでのファイトを期待して起用しましたが、こちらの狙いを体現してくれた。ワールドカップのPR活動などで忙しい中でもよく頑張ってくれている」

山田選手がピッチに入ったとき、大野選手がピッチに入ったとき、秩父宮のスタンドからは本当に、何とも言えない温かい拍手がわき上がりました。

たくさんの人が、この選手たちと一緒に人生の少なくない部分を過ごしてきたんだろうな。土曜日の立川選手もそうですが、ワールドカップのピッチという特別なステージに立つことができるかどうかは分からないけれど、諦めずに全力を尽くす彼らの姿に、胸を熱くして応援しているファンの気持ちは僕もよく分かります。というか、ほとんど同じです(笑)。

 

ワールドカップ開幕まで80日を切りましたが、山田選手が言うとおり、「まだ時間あります」から!

(そうでないとみなさん困りますよね。僕もそうです笑)

(しかし、今年の東芝、いいね。熱いね!)

 

【女子SDS合宿】

そして24日は、熊谷へ、女子SDS(セブンズ・デベロップメントスコッド)合宿の取材へ行ってきました。最近行けていなかったのですが、今回の合宿は7月5-7日にイタリアで行われるユニバに向けた最終強化合宿。何とか他の作業スケジュールを調整して、雨の中、行ってきました。

 

今回のSDS合宿メンバーです。

大黒田裕芽 アルカス熊谷

岡田はるな 東京山九フェニックス

黒木理帆 アルカス熊谷

白子未祐 日本ラ協会

新麻未 追手門学院

堤ほの花 日体大

長田いろは アルカス熊谷

永田花菜 日体大

原わか花 東京山九フェニックス

ライチェル海遥 アルカス熊谷

平野優芽 日体大

松田凜日 国学院栃木高

室越香南 追手門学院

藪内あゆみ ながとブルーエンジェルス

山下果林 アルカス熊谷

 

みんな、降りしきる雨にも負けず、水しぶきをあげながら練習に励んでいました!

この合宿参加メンバーのうち、大黒田選手と松田選手を除いた13人が、26日からイタリア・ミラノへ遠征。おそらく、そのままミラノで開催されるユニバに出場することになると思います。

この取材内容は、追ってRUGBYJAPAN365や東京中日スポーツ首都スポ等でレポートします。どうぞお楽しみに!

 

同じく男子の遠征メンバーです。

川崎清純 関東学院大(盛岡工)

桑山聖生 東芝(早大)

齋藤大朗 明大(桐蔭学園)

津岡翔太郎 コカコーラ(帝京大)

中野将宏 中国電力(九州共立大)

中川和真 キヤノン(大東大)

仁熊秀斗 筑波大(石見智翠館)

野口宣裕 専大(早稲田摂陵)

濱田将暉 東芝(京産大)

藤井健太郎 立命館大(伏見工)

松永貫汰 筑波大(大阪産大付)

松本純弥 明大(佐賀工)

南 昂伸 大東大(御所実)

 

ワールドシリーズを経験している野口選手、昨年のユース五輪銅メダルチームを主将として率いた松本選手、主力だった藤井選手はじめ、楽しみなメンバーが揃っていますね。桐蔭学園時代に花園を沸かせた齋藤選手、昨年の東日本大学セブンズで強烈なインパクトを残した松永選手も、世界を相手に爆発してほしいですね。

男子も女子も、この若手の中から来年の東京オリンピックで大暴れする選手がどんどん出てきてほしいです!

 

【サクラフィフティーンメンバー】

 そして、7月にオーストラリアに遠征、2つのテストマッチを行う女子15人制日本代表サクラフィフティーンのメンバーも発表されています。(※はバックアップメンバー)

FW

五十嵐 裕佳 名古屋レディースR.F.C.

江渕 まこと 横河武蔵野アルテミ・スターズ/青山学院大学ラグビー部

加藤 幸子 横河武蔵野アルテミ・スターズ/早稲田大学(2)

北野 和子 RKUラグビー龍ケ崎GRACE/流通経済大学(2)

小鍛冶 歩 Hanazono Hollyhocks/森ノ宮医療学園専門学校

小西 想羅 横河武蔵野アルテミ・スターズ/青山学院大学(2)

櫻井 綾乃 横河武蔵野アルテミ・スターズ/NTTファシリティーズ

鈴木 実沙紀 東京山九フェニックス/NTTファシリティーズ

高野 眞希 横河武蔵野アルテミ・スターズ/セコム

玉井 希絵 MIE WOMEN’S RUGBY FOOTBALL CLUB PEARLS/エイワテック

永井 彩乃 日本体育大学ラグビー部女子/日本体育大学(4)

永岡 萌 RKUラグビー龍ケ崎GRACE/流通経済大学(2年)

藤本 麻依子 YOKOHAMA TKM/横浜未来看護専門学校

星野 恵 自衛隊体育学校

細川 恭子 日本体育大学ラグビー部女子/日本体育大学(2)

南 早紀 横河武蔵野アルテミ・スターズ/横河レンタ・リース

塩崎 優衣 東京山九フェニックス/慶應義塾大学(4)

村上 愛梨 横河武蔵野アルテミ・スターズ/ゼビオナビゲーターズネットワーク(株)

BK

阿部 恵 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/立正大学ラグビー部/立正大学(3)

庵奥 里愛 MIE WOMEN’S RUGBY FOOTBALL CLUB PEARLS/住友電装

今釘 小町 石見智翠館高等学校ラグビー部/石見智翠館高等学校(3)

葛西 杏奈 自衛隊体育学校

鹿尾 みなみ RKUラグビー龍ケ崎GRACE/筑波大学(4)

鈴木 彩香 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/東京日野自動車

津久井 萌 横河武蔵野アルテミ・スターズ/青山学院大学(2)

名倉 ひなの 横河武蔵野アルテミ・スターズ/NTTファシリティーズ

平野 恵里子 YOKOHAMA TKM/TMG本部横浜支部

平山 愛 自衛隊体育学校

古田 真菜 ARUKAS QUEEN KUMAGAYA/立正大学ラグビー部/立正大学(4)

山本 実 MIE WOMEN’S RUGBY FOOTBALL CLUB PEARLS/住友電装

小野 ゆき ながとブルーエンジェルス/ながとスポーツ財団

小林 花奈子 日本体育大学ラグビー部女子/日本体育大学(3)

新原 響 YOKOHAMA TKM/戸塚共立第一病院

 

2年前のワールドカップ以降、活動のなかったサクラフィフティーンですが、2年ぶりの活動再開です!

楽しみな選手が揃っていますね!

太陽生命ウィメンズセブンズシリーズで実力をアピールしている選手がズラリと並んでいます。15人制タイプというイメージのあった藤本選手(TKM)や江渕選手(アルテミ)がセブンズでも素晴らしいプレーを見せているし、ニュージーランド留学で武者修行してきた高野選手、小西選手、加藤選手(アルテミ)の成長ぶりも楽しみです!

高校生でメンバー入りした今釘選手(石見智翠館高3年)も、お姉さんの中でプレーするのは太陽生命シリーズのチャレンジチームで実証済みです!

そしてBK鹿尾みなみ選手(グレース)は、お兄さんの貫太選手(東海大−ヤマハ)と兄妹キャッパーなるか?

そしてバックアップメンバーにも楽しみな名前がズラリ。

中でも気になる名前は、ながとブルーエンジェルスの小野ゆき選手。RWC2015ジャパン躍進の立役者小野晃征選手の妹、クライストチャーチ育ちの実戦タイプ、ここから頭角を現していきそうな予感がします!

 

男子15人制日本代表スコッドは宮崎で過酷な訓練を続けていますが、どのカテゴリーもそれぞれのステージで強化を進めています!

 

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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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