ツールドラグビートップへ

なかなか更新できずにおります当ブログですが、この土日も慌ただしくすごしました。

駆け足で紹介します。

 

12月7日(土)はトップチャレンジ@秩父宮。

釜石シーウェイブスと栗田工業が対戦。

この試合が一番もりあがったのは後半ロスタイムです。

釜石が11−8とリードして迎えた後半ロスタイム、場内アナウンスは「ロスタイムは1分です」

自陣でボールキープした釜石、40分を40秒過ぎたところでタッチへ。

ちょっと早すぎないかな? と思ったら、悪い予感は当たってしまい、さらにラインアウト。

そこから栗田は釜石ゴール前まで攻め込みますが…釜石はがんばってディフェンスして、栗田がノックオン。

釜石が11-8で逃げ切り、今季初勝利をあげました。

誰でも気になったのは、時間の判断の件でしょう。釜石のNO8中野共同主将は「レフェリーに確認したんですが…」と言いました。レフェリーに言われた残り時間を頭に入れて、そこから30秒ほど余裕を持ってプレーを続けた上でタッチに出したのに、もうワンプレーあると言われた…とのことです。

これは難しいですよね。トップチャレンジはタイムキーパー制を導入していないので、選手とレフェリーのやりとりでそれぞれがマネジメントするわけですが、試合中の、誰もが息が上がっている中での断片的なやりとりで、互いの意思疎通が十分にできているかどうかはやっぱり難しいんでしょうね。個人的には、トップリーグに準ずるリーグでは、トップリーグと同様のタイムキーパー制を導入して欲しいなとは思います。TMOの導入にはとてもたいへんな設備が必要だけど、タイムキーパーにはそこまでではないんじゃないかなと思いますし。

 

そして12月8日(日)はリーグ戦入替戦&女子関東大会のW取材@熊谷。

リーグ戦入替戦は、2部2位の関東学院大が31-28で1部7位の拓大を破り3季ぶりの1部昇格を決めました!

関東学大は、留学生選手を主軸に据える拓大を想定して、2週前に日帰りで大阪へ遠征、やはり留学生を中心にした摂南大とバチバチの実戦練習をしてきてこの入替戦に臨んだそうです。

岩手県(盛岡工)出身、関東学院のLO川崎龍清選手(左)とセブンズユニバ代表のWTB川崎清純選手(右)、応援に駆けつけたお父さんと。みんなホントに大きい!巨人一家ですね!

 

そして第2試合は2部1位の立正大が1部8位の中大にチャレンジしましたが、こちらは中大が意地を見せ、52-24で勝利。残留を決めました。

中大おめでとうございます!

 

同じ熊谷では、Bグラウンドで女子関東大会も行われており、両グラウンドを行ったり来たりしながらの取材でした。

女子の第1試合は、横河武蔵野アルテミスターズがPonies(横浜TKM、自衛隊体育学校、ブレイブルーヴ)に42-29で勝利。

第2試合はRKU龍ヶ崎グレースが日体大に22-17で勝ちました。

どのチームにも、11月にサクラフィフティーンで欧州遠征に行ってきた選手がずらり。

みんな貫禄のある、代表の自信と自覚を漂わせるプレーをみせていました。

龍ヶ崎グレースは前半、モールからサクラフィフティーン遠征メンバーのNO8北野和子選手が先制トライ、さらに同点で迎えた終了直前にも再びモールから勝ち越しサヨナラトライ。

欧州遠征のスコットランド戦でサヨナラトライを決めた大塚朱紗選手も1ゴールを決めました。

グレースは、ディフェンスの我慢強さ、派手さはないけど地道に体を張るプレースタイルが着実に進化してきたな、と感じました。

アルテミスターズでは、スコットランド戦で逆転トライの起点となるパワフル突進をみせた小西想羅選手が、鮮やかなクイックパスやギリギリまで相手をひきつけてのラストパスを見せるなど、成長ぶりを見せていました。

いやあ、女子ラグビーのレベル、めちゃめちゃあがってます!

 

昨季、7人制&15人制の2冠に輝いた日体大は、7人制と15人制に多くの選手を送り出し、さらにコンディショニング不良で欠場した選手も多かったようです。そんな中で、WTBで起用された柏木那月選手の大外腕1本トライ、みごとでした!

TJペレナラのワールドラグビートライオブザイヤー並み?

決勝トーナメントでは、ひとあじ違った戦いを見せてくれそうです!

 

今季の関東大会は、6チーム全てが決勝トーナメントに進みます。

各組の順位は以下の通りです。

A組=[競崎グレース、ABIS(アルカス熊谷、国際武道大、北海道ディアナ、世田谷)、F体大

B組=_2鷲霏¬逎▲襯謄潺好拭璽此↓Ponies(横浜TKM、自衛隊体育学校、ブレイブルーヴ)、E豕山九フェニックス

決勝トーナメントは15日から。

 

15日=(M7)Ponies 対 日体大(11:45)、(M8)ABIS 対 東京山九フェニックス(14:00) @熊谷B

22日= 龍ヶ崎グレース 対 M7勝者(11:45) 横河武蔵野アルテミスターズ 対 M8勝者(14:00) @熊谷B

1月5日= 3位決定戦(11:45)、決勝(14:00) @日体大健志台

 

女子もめちゃめちゃレベルが上がってきています!大学選手権や高校大会と日程がかぶってるけど、ご都合のつく方、お近くの方、どうぞご観戦を! スコットランド撃破を達成した選手、2021年ワールドカップNZ大会で活躍する選手がゴロゴロしてますよ!

 

JUGEMテーマ:ラグビー

 

 

日本ラグビーの今が読めるラグビー専門ウェブマガジン


  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

    月別アーカイブ

    書籍紹介

    バックナンバー

    サイト内検索

    links

    others