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【19日の前座で女子も日本香港戦、Japan主将は20歳の!

14日、日本ラグビー協会にて、女子日本代表メンバーの発表会見が行われました。

今回発表されたのは、19日に行われるアジア5カ国対抗の日本×香港(14時・秩父宮)に先立ち行われる、女子15人制の日本×香港(11時30分・同)のメンバーです。(★は初代表)

1★齋藤 聖奈 19 阿倍野HOLLY‘S

2 鈴木実沙紀 20 関東学院大ラグビー部

3 伊藤 真葵 27 名古屋レディース

4 佐々木時子 41 世田谷レディース

5 乾 あゆみ 34 兵庫ラグビースクールレディース

6 マティトンガ・ボギドゥラウマイナダヴェ 27 PHOENIX

7★横尾 千里 19 世田谷レディース

8 岡田 真実 32 名古屋レディース

9★山中 侑香 20 兵庫ラグビースクールレディース

10 横山里菜子 24 TKM7

11 篠宮 都萌 27 世田谷レディース

12 鈴木 彩香 22 立正大学

13★神村 英理 22 世田谷レディース

14★平塚 夢乃 19 RKUラグビー龍ヶ崎

15★鈴木 美緒 21 日体大ラグビー部女子

(以下、リザーブ予定)

16★山 あずさ 22 世田谷レディース

17 野毛 伸子 25 大阪ラグビースクールレディース

18 アンジェラ・エルティング 39 PHOENIX

19 松平 貴子 33 PHOENIX

20 後藤 萌美 26 名古屋レディース

21 加藤 慶子 24 世田谷レディース

22★中村 知春 24 PHOENIX

(以下、バックアップメンバー)

   辻本つかさ 31 SCIX

   井上 愛美 21 RKUラグビー龍ヶ崎

萩本光威ヘッドコーチは、開口一番「今回は、非常に若いメンバーを入れています」とセレクションポリシーを説明。

女子の15人制は、2014年にフランスで開かれる第7回女子15人制ワールドカップを目標にしています。アジア最終予選は来年の予定ですが(詳しい実施時期・会場は未定)、その前哨戦として行われるのが、7月に中国で行われる「アジア女子4カ国対抗戦」。ここで4位=最下位になってしまうと来年は下部に降格となり、最終予選出場権が消滅してしまいます。萩本HCは「前回のW杯は最終予選でカザフスタンに大敗して、そのあと、他競技からも人材を呼び込もうとトライアウトを毎年やって、強化を進めてきた。その選手たちが、セブンズも含めて世界を経験してきた。順調とは言えないまでも、それなりに育ってきている。来年のアジア予選でカザフスタンに勝つために、若い選手にも世界の経験を積ませて、スコッドに厚みを持たせたい」と話しました。

7月のアジア4カ国対抗には、現在NZ留学中の藤崎朱里選手、山口真理恵選手、大島千佳選手や、今回はバックアップに回った辻本つかさ選手、井上愛美選手らも「当然、候補に入ってくるでしょう」と萩本HC。ただし、鈴木陽子選手は肩のケガのため今夏は絶望、ベテランの兼松由香選手も、7月は微妙とのこと。来年のアジア最終予選に万全で備えてほしいですね。


萩本HCとともに、会見に出席したのは、
主将に指名された鈴木実沙紀選手。20歳です!
2年前の4月に熊谷で行われた女子U18日本vs香港でも主将を務め、女子U18を64−0の圧勝へと導くと、5月にはシニアの15人制女子日本代表入り。今回と同じく、男子のアジア5カ国対抗・香港戦の前座で行われた女子テストマッチに後半から出場。17−0の完勝に貢献しました。


当時は市立船橋高の3年生、2年を経て、セブンズでも国際経験を積み、関東学院大ラグビー部で唯一の女子部員として男子の中で鍛錬を重ねてきた鈴木実沙紀選手。

セブンズのオリンピック種目採用以来、女子ラグビーといえば7人制の強化が真っ先に叫ばれていますが、実沙紀選手は「15人制は人数が多くて、ポジション毎の役割もあって、その中でどれだけ身体を張って戦えるかが勝負を分ける、仲間のために身体を張って戦うのが魅力。セブンズのオリンピックだけでなく、15人制のワールドカップも目指したい」と言い切りました。

 

(2010年4月の女子U18日本−香港戦、試合後の集合写真。前列真ん中左が鈴木実沙紀選手、No8で出場していました。その右は香港のFBホー主将。セブンズ代表の鈴木陽子選手や、4月の高校選抜でMVPに輝いた石川裕美選手の顔も)

ちなみに、20歳の主将は「女子15人制では間違いなく史上最年少」と、自身も代表選手だった浅見敬子コーチ(7人制では昨年、鈴木陽子選手が18歳の高校3年生で主将を務めました)。男女あわせて15人制では最年少のキャプテンと言うことです!

 

女子日本代表は15日に集合。味の素ナショナルトレセンに宿泊して、19日の試合に向け合宿します。

1週間も準備するなんて、女子ラグビーでは快挙!

 

初めての代表選出が先発に6人、リザーブに2人というフレッシュな女子Japan。

どんな戦いを見せてくれるでしょうか。5・19は早めに秩父宮へGO!

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    プロフィール

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    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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