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 【気仙沼高校関東同窓会】

14日は、都内で開かれた気仙沼高校の同窓会に参加してきました。

毎年この時期恒例のイベントですが、昨年は震災があり、

「それぞれの復旧が最優先」という判断で中止されました。

そんな事情もあって、2年ぶりの開催となった今回は、例年以上に多くの方が集まったようです。

ざっとみた感じで200人近い人が集まっていたかな。

ラグビーの石川敏さん、極真空手の東孝さんの姿もありました。



同窓会からの義援金が贈呈されました


鏡開きは、気仙沼の地酒「両国」と「男山」でした


卒業生からは、まもなく開幕するロンドンオリンピックに、フェンシングの菅原智恵子選手、千田健太選手が出場します。
オリンピック選手を一度に二人送り出しているのは、卒業生として励みになりますね。

 

僕もご指名をいただき、スポーツライターとして僭越ながら挨拶させていただきました。

先日、気仙沼での壮行会・激励会に出た千田選手からうかがった「気仙沼に生まれて本当によかった」という言葉を紹介させていただいたのですが、今回のオリンピックでは、本当に多くの人が一緒に戦ってくれると思います。

多くの人の思いとともに、どうぞ、力を発揮してきてください!

 

気仙沼高校は1927(昭和2)年に旧制気仙沼中学校として開校。長い間、県立の男子高校でしたが、2005(平成17)年に、同じ市内にある県立女子校、鼎が浦高校と統合され、男女共学の新・気仙沼高校となりました。

(今回のオリンピック代表の菅原智恵子選手は旧鼎が浦高校の、千田健太選手は旧気仙沼高校の卒業生です)
 

僕が在校していた30数年前は、球技大会、水泳大会、マラソン大会、文化祭(香久留ヶ原祭)、そして柔道大会と、1年中何かしらの行事をやっていた記憶があります。

制服はなく、自由な校風でした。

スポーツも盛んで、僕が1年生のときは、確か6競技で県大会に優勝したような記憶があります。僕の学年はそこまでいかなかったけれど、インターハイには毎年3〜4の競技が出ていたと思います。

 

男子校というと「暗い・臭い・汚い」の3Kを連想されることが多いのですが、実際は楽しいものでした。

教室の中に「モテる、モテない」というヒエラルキーが存在しないのは、勉強もスポーツも追求するべき10代にとって、とてもいい環境だったな。共学を否定する気はまったくありませんが、男子校という文化も否定してほしくなかったな、という思いが個人的にはあります。

 

共学となった新・気仙沼高校卒業の若者とも喋りましたが「僕らも、男子校時代への憧れがありましたよ」と話してくれました。

 

会の最後には、旧鼎が浦高校、旧気仙沼高校、新気仙沼高校、それぞれの校歌を斉唱。

「旧気仙沼高校の校歌は、みなさんご存知の通り、長いので、1番だけにします。そのかわりに、みなさんの盛り上がる応援歌『時は流れて』を歌いましょう!」

と司会の方。


そうなんです、盛り上がる歌なんですよ、これが。メロディーは軍歌調。歌詞は昔の言葉が並び、よく分からないところが多い。でもそれが、かえってイメージを膨らませるというか、イメージを特定しないというか、いいんだなあ、と思います。

入学直後のころ、1年生全員が集められて、連日「応援練習」をやらされたことを思い出して、「ヒジは直角に曲げて!」と頭の中で呟くのでした……。

 

気仙沼高校同窓生のみなさん、楽しい時間をありがとうございました!

 

復興に向けて、力を合わせて、これからもがんばっていきましょう!

 

※ちなみにこの日は、サントリーが気仙沼でラグビークリニックを開催してくれました。その様子も、追ってお知らせしたいと思います。

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    プロフィール

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    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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