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【大学選手権 ワセダ&筑波】

16日は秩父宮ラグビー場へ、久々で自転車で出動。大学選手権セカンドステージの第2戦、

早大vs流経大と、筑波大vs慶大の2試合を取材してきました。

 

第1試合は対抗戦4位の早大vsリーグ戦2位の流経大(B組)。

レギュラーシーズンの安定感は流経大が上でしたが、この日は試合開始から早大のペース。

9分、HO須藤選手、No8古賀選手の連続縦突破から右展開、WTB中彖手が捕まったポイントからFWがモールを作り、FL金選手が先制トライ。

続く13分には中彖手が大外を走りきって2トライ目。こうなると止まらない。

18分にも中彖手、今度はSOの位置でボールを受けると、得意の外→内のキレキレステップで流経大DF5人をかわし50m独走の鮮やかトライ。試合開始から僅か20分弱で2トライ&1アシスト。

対抗戦4位と低迷した早大を、先週の天理大戦に続き、勝ち点6−0の完勝に導きました!


(前半18分は5人抜き50m爆走した中彖手。ステップ一発で3人を抜いた場面では場内にどよめきが!)
 

早大は、後半は流経大の猛追を浴びたものの、45−24で流経大を退け、BPを含む勝ち点6をあげる完勝。アドバンテージポイントで自分たちを上回っていた天理大、流経大の2校から、ともにBPつきの勝利を奪ったことで、B組突破が見えてきました!

 

続いて行われた第2試合では、対抗戦1位の筑波大が5位の慶大と対戦(A組)。

試合は劣勢を予想された慶大が9分、WTB瀧口選手のトライ&コンバージョンで7点を先行。しかし筑波大は落ち着いて反撃。直後にFL粕谷選手のチャージからのトライで同点に追いつきました。

慶大の田中監督は「筑波大とは対抗戦初戦で対戦して以来ですが、彼らが勝ってきたプロセスの中で成長してきたことを感じました。私たちが先制しても、低いタックルで彼らのPR−巣を崩そうとしても、落ち着いていた」
結局、筑波大が55−28で圧勝しました。


(筑波大、LO鶴谷選手はこの試合、2トライと大暴れ!)

筑波大はこれで、A組1位でセカンドステージ通過、準決勝進出を決めました。

B組は、2戦2勝の早大が大きく前進。23日、花園の大体大戦に勝てば準決勝進出決定。引き分け、あるいは負けても、天理vs流経大の結果次第では4強入りが決まります。

 

他会場の結果です。

熊谷…明大(6)45−21(0)近大(C組)、、東海大(6)54−40(1)日大(C組)

花園…立命館大(6)25−19(1)拓大(D組)、天理大(6)47−28(1)大体大(B組)

レベスタ…法大(6)34−29(2)関西学院大(A組)、帝京大(6)116−0(0)福岡工大(D組)

 

C組は東海大vs明大、D組は帝京大vs立命館大、いずれも、23日の秩父宮で2勝同士で対戦! 準決勝進出が決まります!

 

【トップリーグ、大詰め!】

トップリーグはいよいよ大詰め、第11節。

注目の神戸製鋼vs東芝(神戸ホムスタ)は、東芝が29−27で勝利!

しかし、前半を6−14とリードされた神戸が、CTBフーリーが退場した後半に21−15と点数で上回り、しかも終盤ロスタイムに責め続けて、今村雄太選手がBP「1」をゲットするトライを決めたのはみごと!

この1ポイントで、神戸はプレーオフに進出を決めました。

これで、プレーオフ進出決定はサントリー(53)と神戸(46)。

残り2枠を、パナ(40)、東芝(40)、そしてヤマハ(35)、トヨタ(33)、近鉄(31)が争います。

8位のリコー(28)以下は、今季のプレーオフ進出が消滅しました。(カッコ内は勝ち点です)

 

それにしても、12月の週末は、毎年のことながら、本当に大変なことになっています。

改めて思うのは、本当に日程はこうあるべきなのか。

大学ラグビーは、年度末試験もあるし、年度に縛られる事情もわかるけど、トップリーグのファイナルが1月に終わる必要はあるのかなあ?

 

そんな気がしてしまうのは、自分がへろへろになってるからかもしれない……でも、そんなこと言ってられませんね、エディーさんは今日は神戸まで神戸vs東芝をチェックしに行きました。 頭が下がります…

(12/14エディーさん気仙沼クリニックの様子レポート第3弾です。気仙沼向洋、釜石商工、大船渡東高の生徒ら約80人を前にしての講演。エディーさんはどんどん子どもたちの机の間に足を進めて、質問を浴びせながら講演を進めました。「強い身体を作るにはどうすればいいですか?」という質問に、「ラーメン、ギョーザ、チャーハン、スナックをやめよう。炭水化物をたくさん採って、プロティンを飲もう」
ちょっと酷な気もしましたが、エディーさんは、日本のトップレベルの17−18歳に接するのと同じ態度で気仙沼、大船渡、釜石の子にも接してくれたわけです。改めて考えると、すごいなあ)

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  • プロフィール

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    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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