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日本ラグビーの今が読めるラグビー専門ウェブマガジン

  • 2020年東京オリンピック&パラリンピック決定!】

    7日のトップリーグ・ナイター取材&新聞記事を書いて送って写真を送って、

    深夜の東京を自転車で走って帰って、深夜食をとって(このことの是非には今は触れませんが…)

    残りの写真を取り込んで、ブログを書いてUPして、晩酌というか寝酒をいただいて、

    朦朧としながら布団に崩れ落ちて、気がついたら、2020年オリンピック&パラリンピックの開催地が東京に決まっていました!

     

    スポーツを愛するひとりとして、この決定を、本当に嬉しく思います。

    招致活動に携わったたくさんのみなさん、本当にお疲れ様でした。

     

    特に、パラリンピック陸上女子走り幅跳びの佐藤真海選手が最終プレゼンテーションでスピーチし、ロンドンオリンピックのフェンシング団体銀メダリストの千田健太選手が招致団のメンバーとしてブエノスアイレスで活動していたことは、気仙沼の人間として嬉しい限りです!

     

    招致活動は、原発事故、放射能漏れ、汚染水の件など、厳しい質問をたくさん浴びる中での戦いでした。テレビやWEB等の報道を見ていても、かなりタフなやりとりが続いていたようです。

    個々の招致演説の内容、発言については、いろいろな味方があるでしょう。

    僕も、「そんな言い方していいの?」と思った部分はいくつかありました。

     

    だけど、オリンピック&パラリンピックは2020年、東京にやってきます。

    僕が期待するのは「災害に強いオリンピック」

    2020年まで、東京に大地震がこないことが望ましいのはもちろんだけれど、地震が来ないと言うことは、次にくる地震のエネルギーがどんどんたまり続けると言うことです。

    オリンピックの最中に大きな地震に襲われる可能性だってある。

    そのときに、混乱を最小限に抑え、犠牲者を可能な限りゼロに近づける。

    それができるのは、何度も何度も大きな地震をくぐり抜けてきた日本が世界に対して示せることじゃないか、と思うのです。

     

    日本ラグビー協会が発表したコメントから、強化の現場を預かる岩渕健輔・日本代表GMのコメントを紹介します。

     

    2020年の第32回オリンピック競技大会の東京都開催決定により、これから2020年までのわずか7年の間に、日本のラグビー界は世界最高のイベントを二つも迎えることになりました。それは、2019年に日本で開かれるラグビーワールドカップ2019、そして、2016年リオデジャネイロオリンピックから正式競技になる7人制ラグビーが実施される2020年東京オリンピックです。この二つの大会は、日本国内のみならず、アジア、そして世界に向けて、ラグビーというスポーツが持つ魅力や価値を強く訴える大きな機会となります。その際は、ホストである日本の代表チームが高いパフォーマンスを発揮して大きな役割を担うことが求められます。東京オリンピックでのメダル獲得に向け、強化体制の更なる充実を図ると共に、競技力を世界レベルに高められるような強化の実現のため、強い決意を持って構造的な改革に早期に着手する覚悟です。

     

    RWC2019アンバサダーの大畑大介さんのコメントです。


     
    2020
    年オリンピック・パラリンピックの東京開催決定、おめでとうございます。

    東京での開催を信じていましたが、最後の一秒まで気を抜けないのが、スポーツの醍醐味。「TOKYO」と呼ばれた瞬間の興奮と感動にシビれました。

    トップアスリートの真剣勝負を東京で見られることに、今からワクワクしています。と同時に、自分もラグビーに携わる者として、オリンピックの舞台で活躍できるようなスター選手を育てたいと強く感じました。

    ラグビー界は、2016年のリオデジャネイロ大会から正式種目となる7人制ラグビーの強化、および2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップの成功に向けて全力で進んでいます。

    ともにスクラムを組んでいきましょう!

     

    オリンピックがくることは嬉しい一方で、2019年に15人制ワールドカップ、2020年にオリンピックの7人制を、ともに自国開催するというのは、とてつもないミッションだと思います。トップ国でも難しいことを、非・伝統国の日本が成し遂げようとするのだから簡単なことではありません。

    その点、岩渕GMの「強い決意を持って構造的な改革に早期に着手する覚悟です」という言葉は、胸に響きました。

    ラグビー界は、伝統としがらみがハバをきかせる世界です。理よりも学閥、ブランド力信仰がものを言うケースは、いまだに多い。しかし、それを放置してきた結果が、近年の長期的な観客数減少、競争力低下です。

    学閥とも企業閥とも無縁な岩渕GMが「強い決意を持って構造的な改革に早期に着手する」覚悟で臨むのなら、私たち(メディア&ファン)は支持します!と宣言したい! とりあえず、当ブログをお読みいただいているみなさんは岩渕さんのこの発言を支持してくれると思います。(せっかくなので、支持する方は今日のブログの下にある「いいね!」をクリックしてください! よろしくお願いします!)


    そして、忘れちゃいけないのが、ロンドンで4位、表彰台&メダルへ肉薄したウィルチェアーラグビー(車いすラグビー)です。

    (ロンドンパラリンピックの代表選手団集合写真です!)

    何しろ、予選でラグビー王国ニュージーランドを破ってパラリンピックに出場、世界4強に入ってメダル勝負を繰り広げたのですから、日本の「ラグビー」と名が付くチームで最も世界のトップに近いチームなんです。ウィルチェアーラグビーにも、いままで以上に光が当たるチャンスがやってきます!
    もっとも、あらゆる競技がそう思っているわけですから、ここからは、各競技にとって絶好のチャンスであると同時に、ラストチャンスなのかもしれません。ここを逃すわけにはいきません。
     

    2019&2020へ、みんなで前進していきましょう!

     

    【山口良治先生「55年の軌跡」展開幕!】

    ご紹介が遅くなりましたが、7日より、京都・西京極の京都アクアリーナにて、

    山口良治「京都スポーツの殿堂」入り記念 RUGBY WORLD ラグビーと歩んだ55年の軌跡 展

    が開催されています。

    山口先生といえば、若狭農林高から日体大に進み、日本代表FL、名キッカーとして活躍。その後、伏見工の監督として全国優勝を達成するまでのドラマは、名作テレビドラマ『スクール★ウォーズ』のモデルとなり、日本中に感動の嵐を呼び、ラグビー人気の向上にも大きく貢献しました。

     
    (伏見工が花園優勝を飾った2005年度大会の歓喜の一コマです!)

    今回は、山口先生の「京都スポーツの殿堂」入りを記念して、山口先生のラグビー人生55年の軌跡を、先生本人所蔵の写真、映像、ネクタイなど記念品の数々を展示しながら紹介しています。

    http://fushimirugby.jp/rugbyworld/

    日時は97日から23日まで(毎週火曜日は休館)

    当ブログでの告知は間に合いませんでしたが、7日は大八木淳史さん、8日は平尾誠二さんのトークショーが行われたということです(司会を務めた村上さんのブログで紹介されています)

    http://koichi-murakami.cocolog-nifty.com/loverugby/2013/09/55-a1a1.html

    来週の日曜日、15日(日)は、林敏之さん&大八木淳史さんのトークショーも行われます!

     

    近畿方面の方、貴重な機会です。ぜひお運びください!

    僕も京都方面の出張を組めないか、画策してみようか……。

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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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