ツールドラグビートップへ

【日本代表監督決定?】

カーワンヘッドコーチが退任したあとの日本代表監督に、エディ・ジョーンズ・サントリー監督の就任が確定的になりました。

19日に行われた「新体制検討会議」での結論ですが、まあ、ワールドカップ期間中から、というかワールドカップ前からの既定路線通り。

正式な就任要請は一両日中にも行われる見込みですが、すでに矢部専務理事らが複数の候補者と面接、ヒアリングを終えているといいます。

エディさんは、過去にも何度も日本代表監督候補に名前があがりましたが、エディさん自身が他国との契約があったり、日本協会の強化幹部が違う路線を目指していたり、タイミングがあわず、実現してきませんでした。

詳細は追って発表される見込みですが、気になるのはエディさんを補佐し、あるいは協調していくスタッフ、GM的ポジションの人を配置するのかどうか。

JKの失敗を繰り返さないためにも、イエスマンで固めるのではなく、開かれた体制を望みたいところです。セブンズとの共存関係も気になりますね。

2019年ワールドカップに向け、15人制日本代表の再建は急務。

その一方で、セブンズのオリンピックは2016年。もはや目の前です。

日本協会幹部は、どんな舵取りを見せてくれるでしょうか?

(12月17日、コカ・コーラ戦後の会見でのエディさんです)


【RJ365にマッチレポート続々!】

僕も参加しているWEBマガジン「RUGBYJapan365」に、週末のマッチレポートが続々更新されています。

激戦となった大学選手権1回戦の慶大×流経大

http://rugbyjapan365.jp/column/20111218-4/

そして筑波大×東海大

http://rugbyjapan365.jp/column/20111218-3/

WTB成田選手が4トライの大暴れをみせた土曜日のサントリーvsコカコーラウエスト、

http://rugbyjapan365.jp/column/20111217-2/

オールブラックス100キャップのFBムリアイナが秩父宮デビューを果たしたNTTダービー、

http://rugbyjapan365.jp/column/20111217-3/

写真付きでガンガンレポートされています。

 

【NumberWEBも更新…】

ご紹介が遅くなりましたが、NumberWEBのコラム「SCORE CARD」もこのほど更新されています。

http://number.bunshun.jp/articles/-/179513

「大震災を乗り越えて 流経大、悲願の初優勝。〜ラグビー大学選手権へ挑む〜

大学選手権1回戦で負けてしまい、ちょっとタイミングがずれてしまった感じですが、地震の直撃でグラウンドが使用不能となり、放射能の問題もあって学校が解散、練習開始が1ヶ月遅れるなど、逆境を乗り越えて戦い抜いたシーズン。

大学選手権で慶大に敗れたあと、鹿田キャプテンは会見で言いました。

「練習を始めるときに、震災を言い訳にしないことはみんなで決めましたから」

今年の流経大の足取りは立派だったと思います。

 

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  •  

    【大学選手権開幕!】

    18日、いよいよ大学選手権が開幕。全国5会場で1回戦8試合が行われました。

    僕は、1回戦で最も注目された秩父宮ラグビー場の2試合を取材。

    第1試合は東海大vs筑波大、第2試合は流経大vs慶大。どちらも勝負の行方が読めない注目対決でした。

    結果は、第1試合は22−19で筑波大が勝利。

    筑波大は前半5分、足首のねんざで欠場した竹中選手に替わって出場した1年生WTB山下一選手へ、これまた1年生のSO松下真七郎選手が鮮やかなキックパスを通して先制トライを決めれば、東海大も1年生WTB小原政佑選手が逆サイドから豪快なライン参加でトライを返します。

    先行する筑波に、残り10分で東海大が同点に追いつくというスリリングな展開でしたが、最後に決着をつけたのは筑波大SO松下選手のPG。最初から最後まで、両軍とも、1年生が主役となった試合でした。


    (筑波大勝利の瞬間です!)

    そして第2試合は慶大が39−24で流経大を撃破。

    こちらも、タックル&ブレイクダウンで慶大が開始から流経大を圧倒。

    流経大の鹿田キャプテンは「いつも通りにやろうと思ったけれど、慶応の勢いに受けに回ってしまった」

    と唇をかみました。

     

    残り6試合の結果は以下の通り。

    帝京大 96−6 福岡工大

    早大 51−7 大体大

    明大 38−3 関西学院大

    関東学院大 22−12 立命館大

    天理大 39−19 法大

    同志社大 49−17 大東大

     

    準決勝は25日、秩父宮で早大vs関東学院大、帝京大vs同志社大

    瑞穂で明大vs筑波大、天理大vs慶大の組み合わせで行われます。

    さあどちらへ行くべきか?

    迷います迷います。

     

    しかし、いつも思うことだけど、これで負けたチームがシーズンを終えてしまうのはどうなんだろう?

    大学選手権で優勝するチームは、大学選手権で決勝まで4試合、そのあと日本選手権でも間違いなく2試合します。対して1回戦で負けたチームは1試合で終わり。

    大学チャンピオンを決める大会という意味では、負けたら終わりなのが当然でしょう。

    だけど、日本ラグビーの未来を担う若手を育成するという命題を考えたらどうでしょう?

    いろいろな意見があることは理解しています。

    大学ラグビーの積み重ねてきた歴史の価値も、選手達の青春を燃やす思いの純粋さも、否定するつもりは毛頭ありません。ビッグゲームで最高の力を出す伝統校の文化は称えたいと思います。

    だけど、その閉じた世界の戦いに終始していては、2019年のワールドカップに向け、世界と戦える選手が育つとは思えません。

    大学のシーズンを延ばせばいい、試合数を増やせばいいという単純な話ではないけれど、選手が経験を積む場をどう用意するかは、大人が取り組まなければならない問題だと思います。

    真剣に考えなければ。
     

    【NECナドロ6トライ!トップリーグ新記録!】

    NECのWTBネマニ・ナドロ選手が18日のサニックス戦で1試合6トライをスコア。

    トップリーグの1試合最多トライ記録は、2004年度にNECの窪田幸一郎選手、2005年度にクボタのダミアン・マクイナリ選手があげた5トライ。ナドロ選手は7年ぶりに記録を更新したことになります。

    195センチ129キロの怪物ランナーはいまだ23歳。

    日本で言えば大卒2年目の年齢ですが、すでにスーパーラグビーのワラタス、イングランドのエグゼター、フランスのブルゴアンでキャリアを積んできています。

    この先、どんな記録を、そして記憶に残るスーパートライを見せてくれるでしょう?

     

    実は同じ18日、パナソニックの北川智規選手も前記録に並ぶ5トライをスコアしました。

    パナの試合とNECの試合は同じ13時キックオフ。

    北川選手が5本目を決めたのは後半12分。

    ナドロ選手の5本目は後半20分で、6本目は24分。

    試合の進行が全く同じペースだったと仮定すると、北川選手は12分間だけ「リーグタイ記録」を保持していたことになるのですね。

    ともあれ、ナドロ選手、おめでとうございます。

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  • 【NTTダービー】

    17日の東京は快晴。秩父宮ラグビー場には大勢の観客が詰めかけました。

    この日のトピックは「NTTダービー」

    NTTコムとNTTドコモの、トップリーグでの初対決です。

    この日の秩父宮の観衆は10219人と、今季最多、今季初の1万人突破。

    トップリーグ公式記録の観客数は、第1試合の「NTTダービー」が8897人、

    そして第2試合「サントリーvsコカコーラウエスト」が10219人。

    実は、トップリーグの観客数は、試合後との実数をカウントしているのではなく、その日の入場者数を発表。したがって、第2試合で発表される観客数が、その日の実数ということになるのです。


    (NTTの100キャップ男」ムリアイナも攻守にアベレージの互いプレーで活躍中です!)
     

    試合はNTTコムが34−24で快勝。

    コムが、トップリーグでの1年先輩の意地を見せたな、と思わせましたが、友井川主将は、

    「1年先に上がっていたなんて気持ちは全然なくて、相手のドコモも強いチームだ、という気持ちで臨みました。トップリーグの伝統のカードになっていけるように、ドコモと一緒に頑張っていきたい」

    NTTコム友井川キャプテンのコメント力には毎回、感心していますが、この日の試合もシビれました!

     

    この日、秩父宮のスタンドは、NTTコムの黄色、ドコモの赤という2色に染め分けられました。

    実は、第2試合もサントリーが黄色、コカコーラが赤と、両チームとも同じ色。

    せっかくだから、両方の応援団がタッグを組めばよかったのに…。

    なんて思うのも、第1試合で帰ってしまったお客さんが相当いたようだから。

    第2試合も見てくれたら、楽しかったと思うなあ。

    【サントリーvsコカコーラ】

    第2試合は「飲料ダービー」?

    サントリーとコカコーラウエストの戦いは、サントリーのWTB成田秀悦選手が後半だけで4トライを荒稼ぎしてマン・オブ・ザ・マッチを獲得するなど、サントリーの攻撃力が爆発!

    87−35でサントリーが圧勝。

    身長169センチ、体重69キロという小兵WTB成田選手は、この日、ウエールズ代表のシェーン・ウイリアムス、南アフリカ代表のジオ・アプロンのビデオを見せられて会場入りしたそうです。

    「小柄な選手でも世界の檜舞台で活躍している。自分もそこを目指したいと思ったし、自分の持ち味のスピードで思い切り勝負しようと思いました」

    成田選手は、第2節のNTTドコモ戦でも4トライを挙げながら、マン・オブ・ザ・マ


    ッチには選ばれず。

    「小野澤さんたちと、『4トライ取っても選ばれないんだったら、もうWTBのマン・オブ・ザ・マッチはないんだね』と話していたんです」と苦笑しながら、受賞を喜んでいました。

     

    一方、今季いまだ勝利ナシのコカコーラですが、7−68と大量リードされてからのラスト20分間で4トライを返し、勝ち点1を獲得しました。

    サントリーのエディ監督は言いました。

    「コーラは、劣勢になっても決して精神力が切れず、反撃してくる。こういう戦いを続けていけば、成績は変わると思うよ」

     

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  • 【宮脇書店気仙沼 24日再建開店!】

    気仙沼市仲町で、津波に流された書店「宮脇書店気仙沼」が、この24日、市内本郷にて再開することが決まりました!

    気仙沼の地元紙「三陸新報」の伊藤記者がFACEBOOKUPしてくれました。

    ↓コチラです。

    http://www.facebook.com/profile.php?id=100002293713374#!/photo.php?fbid=151778984925682&set=a.142331219203792.18680.100002807456182&type=1&theater

    津波から2ヶ月後、5月21日から仮設テントで営業を再開し、7月から「気仙沼三菱自動車販売」駐車場で青空書店をスタート。

    このほど、隣の場所に建設してきた店舗が完成し、12月24日(土)に新店舗がいよいよオープン。

    最高のクリスマスプレゼントですね!

    ということで、新店舗での営業再開に向け、現在の青空書店はこの16日(金)、17日(土)、18日(日)午前10時から午後4時までの営業で終了とのことです。

    小野寺徳行店長は、松岩小−松岩中−気仙沼高校の同級生。

    僕が本を出したときも、たくさん売っていただきました。

    店舗再開までは、言葉にできないほどの苦労があったと思いますが、

    強い気持ちでここまでたどり着いたのだと思います。

    皆さんも、どうぞ応援をお願いします。

    前途に幸いあれ!

     

    【大学選手権開幕!】

    18日(日)より、いよいよラグビー大学選手権が開幕します。

    焦点は、過去、1982―84年度の同志社大学しか達成していない3連覇に挑む帝京大の戦いぶりです。

    同志社大で3連覇を達成したときのゲームキャプテンは平尾誠二さん、バイスキャプテンは土田雅人さん、僕と同い年です(彼らが出場した日本選手権では、同世代の大学チームより、地元の近い新日鐵釜石を応援していましたが…)。

    それはともかく、明大と関東学院大が過去2回、早大にいたっては過去5回も挑みながら一度も達成していない3連覇に挑む帝京大。森田キャプテンの冷静かつポジティブなゲームリードは、27年ぶりの偉業を引き寄せるでしょうか?

    1回戦8試合の出場メンバーも、日本協会のHPで発表されています。

    注目の東海大VS筑波大は、筑波の1年生エースWTB竹中祥選手が足首のケガで欠場。しかし、代役で11番に入るのも1年生のWTB山下一選手。

    春のセブンズでは竹中選手以上に目立ってたキレキレランナーです。


    (春のセブンズでの山下選手の快走です!)

    東海大のトイメンは、やはりルーキーの大型WTB小原政佑選手。

    面白いトイメン対決になりそうです!

    【大野均ちゃん100キャップ!小野澤選手はケガじゃない!】

    トップリーグは、18日、静岡・ヤマハスタジアムで行われる東芝×ヤマハ戦で、東芝の大野均選手が先発LOで出場。史上4人目のトップリーグ100キャップ達成が決まりました。

    大野選手は福島の清陵情報高校では野球部。福島県郡山市の日大工学部に進んでラグビーを始め、卒業後に身体能力とマジメな正確を見込まれて東芝へ。ラグビー歴だけでいえば、キャリア最短でのトップリーグ100キャップ到達かも?

     

    ちょっと気になったのは、秩父宮でコカコーラと対戦するサントリーのメンバーから小野澤選手が外れていること。

    どうしたの? と気にしているファンもいらっしゃるかも。

    ご安心ください。

    取材したところ、長いシーズンを睨み、エディ監督が意図的に休養させるようです。

    ローテーション制、と言ったら言い過ぎだけど、今年はワールドカップもあってシーズンが過密化しています。

    シーズン全体を睨んだマネジメントも、最後にはモノを言うのかも知れませんね。

     

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  • 【IRB執行役員、矢部専務理事のコメント】

    15日、日本ラグビー協会からのプレスリリースで、IRBの執行委員(EXCO=Executive Committee=執行委員会)に選任された、日本ラグビー協会の矢部達三専務理事のコメントが発表されました。

    ■矢部専務理事 コメント
    「世界における、ラグビーのグローバル化を推進し、
    日本はもちろんのこと、アジアラグビーの発展のためにも尽力してまいります。
    そして、2019年のラグビーワールドカップ日本大会についても、
    世界のラグビーファミリーと連携し、開催成功に向けた準備をしっかり進めてまいりたいと思います」

     

    なお、この選出は「ティア2」つまり国際ラグビーの第2グループを代表しての選出と位置づけられているようです。「特別に入れてもらえてよかった」と喜ぶのではなく、時文達が背負うものごとをキッチリ代弁していく責任を負っている、ということなんですね。

     

    【本東芝CTB石川さん+元明大名主務・松本さん ジョイント!】

    14日は代々木にある東北家庭料理の店「魚がし」へ。気仙沼出身、東芝府中のパワフルCTBとして活躍した石川敏さんと、復興支援活動の打ち合わせをしてきました。

    ここで今回合流したのが、元明大ラグビー部主務の松本秀夫さん。

    現在、日本協会のトップリーグ部門長を務める南隆雄さんが主将の時、つまり慶大と引き分けで大学選手権優勝に輝いたときの主務です。

    実は、松本さんの勤務する不動産・建築会社「星和ホームズ」は、気仙沼出身の方がたくさんおられる会社で、常務取締役の千葉章さんは、気仙沼高校野球部で石川さんの先輩にあたるのだそうです。

     

    あれ?石川さんはラグビーの人じゃないの?と思われるかも知れませんが、石川さんは高3の夏まで野球部で甲子園を目指し、そのあとで請われてラグビー部へ参加したという経歴を持ちます。



     
    (石川さん(右)と松本さん(左)、2人あわせて190キロ! 内訳は……内緒!)

    松本さんは、僕がNumberで記事を書かせてもらうようになって間もない1986年1月のラグビー特集号で「涙の主務日記」を書いてくれた方です。

    松本さんは勉強好きだったようで、翌年も大学に残っていたので、その後も明大の取材の際にはいろいろお世話していただきました。その後も、いろいろな機会に会って話してはいたのですが、気仙沼の縁があるとは! 驚きましたが、松本さんはもっと驚いていたようです。

     

    震災は、言うまでもなく辛い、忌まわしい出来事だったけれど、それをきっかけに、思わぬ縁が繋がるという例はけっこう多い気がします。

    ジョイントして、復興の役に立てる動きをまた起こしましょう! と約束しました。

     

    【RJ365】

    先日よりご案内しておりますWEBマガジン「Rugby Japan 365」サイトで始まった

    「楕円球タイムトラベル 取って出し!ラグビーアーカイブス」が更新。

    永田洋光さんより、199212月のラグビーマガジン臨時増刊『早明戦1992』に発表した

    『ひとりぼっちのキャプテン〜安東文明』(昭和63年度明大主将)がUPされました。

    http://rugbyjapan365.jp/premier-list/

    吉田義人キャプテンのシーズンから始まる90年代のメイジ黄金時代に先立つこと2年、昭和最後のシーズンにメイジを率いた秋田産のキャプテン、安東文明選手は、廻りに妥協しない人物でした。

    随所に昭和の香織が漂う気もするけれど、スポーツって、ラグビーって、こうだよな、という気もします。

    どうぞ、お読みください。

     

    同じRJ365では、トップリーグの「NO1男前」を決めようという企画の紹介記事も出ています。

    ↓こちらからどうぞ!

    http://rugbyjapan365.jp/guidance/20111212/

     

     

    【NumberWEB】

    Sports Graphic NumberのWEB版、「言わせろ!ナンバー」にて、ただいま

    「あなたが好きな年末年始のスポーツイベントは?」というアンケートを実施しています。

    http://number.bunshun.jp/articles/-/179501/feedbacks?per_page=10

    さきほど途中集計をのぞいたところ、1位はサッカー天皇杯の24%。次いで、ラグビー大学選手権は20%、箱根駅伝と並び2位タイとなっていました。その次は高校サッカーの12%でした。高校ラグビーはトップ4に入っていません。

    こういうアンケート、結構、特集テーマ決定の参考になったりするんです。

    Numberがラグビー特集をまた組んでくれるよう、みなさんも是非投稿してください!

    投稿受付は12月26日(月)までです!

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  • IRB会長選挙ラパセ再選】

    アメリカのロサンゼルスで12日(日本時間13日)に行われたIRB(国際ラグビー評議会)会長選挙で、現職のベルナール・ラパセ会長が再選を果たしました。

    ラパセ会長はフランス人。非英語圏から選出された初めてのIRB会長で、7人制ラグビーのオリンピック種目入り、2019年ワールドカップの日本開催など、ラグビーのグローバル化を推進してきた人物です。


    (NZオークランドの「JAPAN・デー」でのラパセさん(右)日本びいきです!

    じゃあすんなり再選したのかというと、そうでもなくて、対立候補のビル・ボーモント(イングランド)との投票結果は1412という僅差でした。

    イングランドのボーモントさんは、7人制よりも15人制、グローバル化よりも伝統尊重のスタンスと言われ、英語圏をはじめ世界ラグビーの保守勢力の象徴と言われてきました。2007年ワールドカップの最中に、「2011年大会からワールドカップは16カ国に縮小」案が取りざたされたのも、イングランドの案とも言われました。

    今さら、そこには戻れない気がするけれど、会長選挙が接戦になったところを見ると、世界のラグビーはやっぱり保守的なんですね。

    実は、この会長選挙は、ワールドカップの行われていた10月、NZで行われる予定だったのですが、激戦が予想されたこともあり、(選挙戦で)ワールドカップに水を差してはいけないという声が上がり、投票が2ヶ月延期されたのでした。

    この間、日本協会選出のIRB理事は河野一郎さんから矢部達三専務理事へ、アジア協会選出のIRB理事は真下昇さんから徳増浩司理事へ、バトンタッチ。

    IRB理事会では、日本協会が「2票」を持っていたわけですが、矢部専務理事は早い段階から「2票ともラパセに入れる」と公言していました(12月1日に行われた理事会後の会見にて)。

    これが功を奏したのか?同日、発表されたIRBの執行理事7人に日本の矢部専務理事が選ばれました。

    執行理事のメンバーは、ビル・ボーモント(イングランド)、矢部達三(日本)、ジャンカルロ・ドンディ(イタリア)、ピーター・マクグラフ(オーストラリア)、ピーター・ボイル(アイルランド)、グラハム・モーリー(NZ)、ボブ・レイサム(アメリカ=北米協会選出)の7人。執行理事7人のうち、3人がIRBオリジナルメンバー国以外から選ばれていることも、ラグビー的にはすごいことです(とはいえ、この他に会長のラパセ=フランスと、副会長のオレガン・ホスキンス(南アフリカ)、事務局長のマイク・ミラーがいるので、執行部10人のうち非伝統国からは3人だけですが)。

     

    【ウィルキンソン、イングランド代表を引退】

    イングランド代表で活躍してきた「サー」ジョニー・ウィルキンソンが、12日、自身のWEBサイトで、イングランド代表から、そしてインターナショナルラグビーからの引退を発表しました。

    通算キャップ91。通算得点1179は世界最多。

    2003年ワールドカップでは決勝で劇的ドロップゴールを決めて、北半球国最初のワールドカップ優勝を決めました。

    ワールドカップのたび、ウィルコには驚かされました。練習のとき、キック練習で、受け手が」構える位置に寸分違わずキックを落とすウィルコの神業にはホント、ため息しか出ませんでした。


    (今年のワールドカップ準々決勝フランス戦、イングランド代表ジャージーを着たウィルコの最後の場面です!)
    おつかれさまでした!

     

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  •  

    【クボタ新人情報】

    12日、トップイーストのクボタ スピアーズから、2012年度新入団選手が発表されました。

    PR 株木貴幸 浦和工−立正大 183−112(身長−体重、以下同)

    LO 新関世志輝 酒田工−日体大 193−115

    LOFL 田村 玲一 天理−天理大 183−100

    SHSO 井上 大介 天理−天理大 173−75

    SOCTB 立川 理道 天理−天理大 180−90

    WTBFB 天坂 裕也 東京農大二−東海大 173−77

    新関選手と立川選手は、2009年に日本で開催されたJWC(ジュニア世界選手権)の日本代表でした。

    また、立川選手、田村選手と井上選手は、関西大学リーグで2連覇を達成、今季は大学選手権優勝を目標に掲げている天理大の中心メンバーです。特にSO立川選手は、コンタクトの強さとゲームメーク力を併せ持ち、未来の日本代表SOとして期待される逸材です。


    (天理大主将のSO立川理道選手です。将来性大!)

    天坂選手は、今季はケガで出番が少ないですが、今季の東海大のエースWTBです。

     

    クボタは昨季、トップリーグで13位と不振に終わり、自動降格。

    今季は下部リーグのトップイーストで戦いましたが、今季の新人には昨季の明大主将だったNo8杉本博昭選手、東海大の副将だったSO/CTB吉田真吾選手とFL稲橋良太選手、同志社大の副将だった四至本侑城選手ら、楽しみな新人が大量に加入しています。

     

    今季は、昨日の最終戦でキヤノンに敗れ、トップイースト2位となり、これからトップチャレンジ2を戦います。ウエスト2位の中部電力、キュウシュウ2位のマツダとの総当たり戦を勝ち抜けば、イースト1位のキヤノン、ウエスト1位の豊田自動織機、キュウシュウ1位の九州電力との4チームで自動昇格2枠を争う「トップチャレンジ1」に進みます。

     

    厳しい戦いはここから。しかし、来年入る新人たちは、気が気じゃないだろうなあ。

    (今年入った新人達も、去年は気が気じゃなかったんだろうなあ)

     

    【仕事の流儀】

    きょう12日(月)、22時からのNHK「仕事の流儀」は、気仙沼市唐桑舞根(もうね)のカキ漁師にしてエッセイスト、畠山重篤さんを紹介していました。

    気づくのが遅れて、最初から見ることはできませんでしたが、勇気をもらえる内容でした。

    15日(木)深夜2415分〜2503分(16日金曜0015分〜0103分)に再放送されます。

    http://www.nhk.or.jp/professional/schedule/

     

     

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  • 【ドコモが昇格初勝利!】

    11日は所用があって現場には行けず。ネット等で情報を収集していたのですが、

    今日のトピックはNTTドコモのトップリーグ昇格初勝利です!

    それも相手はトップリーグ初代王者・神戸製鋼。

    まさしくジャイアントキリング、大金星ですが、スコアは32−29の僅差です。後半37分、決勝トライを決めたのが、オールブラックスで100キャップを獲得し、この日がトップリーグ・デビューとなったFBミルス・ムリアイナ。しかもこの日は、PR久冨雄一選手のトップリーグ100キャップ目というメモリアルゲームだったのですから、まあ、すべてのタイミングが完璧だったというしかありません。

     

    久冨選手は、NECから今春、ドコモへ移籍。

    トップリーグでは初年度の2003年に1試合欠場した後は6シーズン連続フル出場。

    トップリーグの出場記録の尖塔を走り続けてきました。

    昨年、3試合を欠場したことで、「100キャップ一番乗り」は先週の東芝・中居選手&サントリー・小野澤選手に先を越されましたが、わずか1週遅れの偉業達成です。

    それも、移籍選手として、そしてFW第1列としては一番乗り。

    すばらしい記録達成のメモリアルデイを、トップリーグ昇格初勝利で飾ったNTTドコモの皆さん、おめでとうございます!


    (NEC時代の久冨選手(右)ホントに頑丈な選手です!)

    ドコモは今季、まだ首都圏での試合がありません。
    東京初登場は17日(土)、秩父宮でのNTTコムとの「NTTダービー」です。
    楽しみ楽しみ。
     

    トップリーグ残り3試合は、

    サントリー26−24リコー

    近鉄34−14ホンダ

    ヤマハ58−25コカコーラウエスト

     

    この結果、唯一全勝のサントリーが今季初めて首位に立ちました。

    といっても、勝ち点では東芝との差は僅か1。

    得失点差では東芝が+164、サントリーが+89。1敗が全勝を上回る可能性も十分残っています。

    こうなると、リーグ戦1位をやっぱりひとつのタイトルとして認めて欲しい気がしますね。リーグ戦1位を争って欲しい気がします!

     

    【リーグ戦入れ替え戦はA勢が残留】

    熊谷ではリーグ戦グループの入れ替え戦が行われ、17位の中大が45−26で山梨学院大を、

    18位の拓大が27−21で立正大を、それぞれ破り、ともに1部勢が残留を決めました。

     

    関東大学ジュニア選手権決勝は慶大が26−22で帝京大を破り2年連続の優勝。Aは対抗戦5位に沈むなど不振だった慶大ですが、大学選手権突入を前に、勢いの出るニュースですね。Aチームもこれで飛躍するか?

     

    トップイーストの最終戦も秩父宮で行われ、キヤノンが31−15でクボタを破り全勝優勝。

    クボタは、ウエスト2位の中部電力、キュウシュウ2位のマツダと総当たり戦の「チャレンジ2」を戦い、1位チームがイースト1位のキヤノン、ウエスト1位の豊田自動織機、キュウシュウ1位の九州電力との「チャレンジ1」に進み、上位2チームが自動昇格、下位2チームがTL11、12位との入れ替え戦に臨むわけです。

     

    ここからが正念場。

    各チームの頑張りに期待しましょう!

     

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  • 【NECみごと!】

    きょうは秩父宮でトップリーグ2試合。

    第1試合、パナソニックvsNTTコムはパナが52−21。

    そして第2試合、東芝vsNECは、大激戦の末、NECが24−19の勝利。

    開幕から5連勝の東芝と、2敗のあと3連勝のNEC。

    見応えのある試合でした。

    NECのディフェンス、すごい集中力でした。

    ラスト15分は、ほとんどずっと、自陣ゴール前に釘付け。

    それでも、東芝の猛烈なアタックを耐えきりました。

    NECが東芝に勝ったのは4年ぶり。

    「ディフェンスのNEC」が戻ってきた感じですね!

    東芝も、SHの藤井選手が前半で負傷退場し、かわって入った三井選手も負傷退場。SH不在となり、さらに不動のSOヒルも途中交代。ゲームをコントロールする中枢を失いながら、猛烈な圧力で戦いきりました。

    NECのWTBナドロ選手は、196センチ129キロの巨体で豪快なランを再三披露。

    後半18分、東芝のパスをインタセプトしての50m独走トライは衝撃的でした!

     

    パナソニックは、シーズン開幕直前に追加登録された南アフリカ代表CTBフーリー選手が初先発で2トライをスコア。FB田辺選手は9度のプレースキックすべて成功させる神業キックを披露しました。


    (フーリー選手、試合後はサイン攻めに遭っていました)

    名古屋・瑞穂のサニックスvsトヨタ自動車は、サニックスが27−20で勝ち今季初勝利をあげました。

    トップリーグはスリリングな展開が続きます!

     

    【立教が対抗戦A復帰!】

    熊谷で行われた対抗戦グループ入れ替え戦は、B1位の立大が25−5でA8位の成蹊大を破り、1年でA復帰。A7位の日体大は、B2位の学習院大に67−7で圧勝でA残留を決めました。

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  •  

    【河野選手インタビュー】

    9日は世田谷区のリコー砧グラウンドへ行き、SO河野好光選手にインタビューしてきました。

    今月25日発売の『ラグビーマガジン』2月号『解体心書』に掲載します。

    河野選手は山梨県生まれ。日川高から日大を経てリコーに入り、8年目の今季はバイスキャプテン。

    トップリーグのチームが軒並み司令塔にNZなどの外国人選手を起用する中、貴重な日本人SOです。

    「高校や大学でラグビーをやってる選手達はトップリーグを目指してる選手が多いと思うけど、トップリーグのSOが外国人ばかりだったら、『日本人のSOがトップリーグに入るのは無理だ』と思っちゃうかも知れない。だけど僕のような、日本人でも身体の大きくない選手がSOで出ていれば、励みというか、希望を持ってもらえると思うんです」

    と話していました。

    詳しい内容は、ラグマガ2月号にて、どうぞ。


    (撮影の様子です!)

    【RJ365、コラム&タイムトラベル 更新!】

    昨日お知らせしたWEBマガジン「RugbyJapan365」の「楕円球タイムトラベル 〜取って出し!5ラグビーアーカイブス」第2弾が早速UPされました。

    今回は村上晃一さんの「曖昧さこそ ラグビーの魅力」

    1997年秋、「ラグビークリニック」の創刊号に寄せたコラムです

    http://rugbyjapan365.jp/premier-column/20111209-2/

     

    あわせて、僕のコラムも更新。

    「ゴールデンエイジが躍動する大学選手権
     
    ――竹中、布巻、小原……世界のドアをいち早く開くのは」

    帝京大の3連覇なるかが話題を集める今年の大学選手権。ですが、ワールドカップ直後のシーズンということにもきっと意味があるはず。ゴールデンエイジのルーキーたちに注目してみませんか?

    http://rugbyjapan365.jp/premier-column/20111209-4/

     

    【森重隆さん講演会】

    8日は都内某所にて、森重隆さんの講演会に行ってきました。


    これは、「国立八大学ラグビーOB会」主催の年1回の行事。

    昨年(2010年)は、アジア大会の7人制ラグビーで金メダルを獲得してきた村田亙さん、

    一昨年(2009年)は、日本で開催されたJWC(ジュニアワールドチャンピオンシップ)でU20代表の監督を務めた薫田真広さん、

    その前(2008年)は、前年のワールドカップを戦い終えたJKことジョン・カーワン。

    そうそうたる顔ぶれですが、実は以前、僕も講師を拝命したことがありまして(汗)

    その縁で毎年お邪魔させていただき、ついでに本も即売させていただいております。

    昨日も『オールブラックスが強い理由』多数のお買い上げありがとうございました!久々にたくさんサインさせていただき、こちらも幸せでした。

    (販売スタッフをお願いした「スクラム釜石」の皆さん、いつもありがとうございます)

    森さんのお話は、いつ聞いても楽しいです。

    スパークしている松尾雄治さんの楽しさとはまた違った持ち味です。

    1時間の講演の間、場内は爆笑続き。

    「なぜ4連覇で引退したのかとよく聞かれるんですが、7連覇すると分かっていたら辞めなかった」

    北島監督が福岡に来て誘ってくれた際、お父さんが

    「こいつはバカですから」と恐縮すると、北島先生が返したそうです。

    「いや、バカがいいんだ」

    もちろん場内大爆笑。相当脚色があるとは思いますが、ホントに楽しい講演でした。

    締めの挨拶では「なんか、自慢話ばかりしちゃったなあ」と恐縮していましたが、本当に自慢話ばかりする人はそんなこと言いませんよね。

    自分を飾らないところが、森重隆さんの一番の魅力、そしてラグビーらしさなのかな、と思います。

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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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