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東日本大震災からちょうど1ヶ月がたちました。

午後246分。僕も北の空へ向かい、黙祷を捧げました。

 
(気仙沼の松岩駅付近で。家々に隠れて見えるはずのない大島が見えました)


この
1ヶ月、たくさんの、心に響く言葉に出会いました。

 

3月15日。ラグビー界でいちはやく被災地支援のアクションを起こし、防寒用のベンチコートを贈る運動を立ち上げたトップリーグ・キャプテン会議の廣瀬俊朗代表(東芝)は呼びかけました。

「苦しんでいる人たちや仲間を助けるのは、ラグビーそのものです。

1人でも多くの人が、少しでも安心できる時間が増える様に活動していきましょう。

強い男は、優しくないといけません。

皆で、助けよう」

 

 

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  • 【5月8日は東日本大学セブンズ】

    今年は震災と放射能事故・電力事情などの影響で、春のセブンズシーズンが軒並み中止になってしまいました。


    毎年、満開の桜のもとで行われていた横浜の「
    YC&ACセブンズ」、

    流経大が企画・運営して好評を博していた「龍ヶ崎セブンズ」、

    江戸川に全国の高校生が集結した「ジャパンセブンズ高校の部」、

    リーグ戦グループの実力校が激突した「リーグ戦セブンズ」……

    これらの大会から、優れたセブンズプレーヤーが育っていきました。


    典型は、昨季の東海大でエースだった豊島翔平選手でしょう。

    一昨季もリーグ戦グループのトライ王に輝きましたが、昨季はYC&ACで準優勝、龍ヶ崎セブンズと東日本大学セブンズでは東海大の2年連続2冠の原動力になり、そのまま国際舞台へ飛躍。

    昨年7月にポルトガルで行われた世界学生セブンズでは日本のエースとして8試合で12トライを挙げてチームのMVP。そのまま7人制のフル代表にも昇格し、今年はワールドセブンズシリーズのラスベガス大会と香港大会で大活躍。ラスベガスではチーム最多のトライをあげ、村田亙監督を喜ばせました。2016年オリンピックを目指すセブンズ代表のエース候補です。


    昨年の東日本大学セブンズ、準決勝と決勝で6トライを決めた豊島選手。

    今年は関東圏での大会が軒並み中止になってしまった7人制ですが、5月8日に秩父宮ラグビー場で行われる「東日本大学セブンズ」は予定通り開催されます!

    出場校は、近く正式に発表される見込み。

    豊島選手に続く、セブンズ・ヒーローの出現に期待しましょう!

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  • 【東海大・安井新主将】

    ラグビーマガジンの取材で東海大へ。安井龍太主将にインタビューしてきました。

    好選手の揃う東海大で、1年からロックのレギュラーを掴んだ大型ロック。昨季は日本代表のFLリーチ、フッカー木津、7人制日本代表のFB豊島選手など、大学屈指のメンバーが揃っていた東海大ですが、「今年の東海はFWは小さいし、タレントもいない。派手なプレーはできません」と、ひたむきラグビーを宣言。試合巧者の早大や帝京大とは対照的に、「●●マジメ」「××正直」と評される東海大ですが、色気を出さず、ひたすら泥臭く突き進んだら面白いかも。

    詳しくは6月号(4月25日発売)「解体心書」のページに書きます。お楽しみに。
    安井選手。実家は京都で酒屋さん。本人も左党!

    【被災地支援のイベント続々!】

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  • 【余震】
    被災地がやっと落ち着いてきたところに、最大の余震。被災地の皆さん、さぞ恐ろしかったのではないでしょうか。心よりお見舞い申し上げます。

     【釜石の初戦は5月15日!】

    東日本大震災で大きな被害を受けた被災地の釜石シーウェイブスの、今季初戦が決まりました。

    5月15日、場所は盛岡南競技場。IBC杯の関東学院大戦です。

    震災前から予定されていた試合ですが、被災状況を受け、IBC側は実施可能かどうかを打診したそうですが、シーウェイブス側は、準備不十分なのを覚悟の上で「予定通りやりましょう」とお願いしたそうです。

    「コンディショニングが悪くても、戦っていかなきゃいけないのは明白ですから」
    現在、シーウェイブスは各自が生活再建・職場再建に尽力しながら、個々でコンディションを調整。プロ選手はいったん解散して各自が地元でトレーニング中。5月2日に再集合してチーム練習を再開し、そこから2週間で今季初戦に臨むそうです。

     

    あの震災からわずか2ヶ月少々での試合。準備不足、厳しい条件は承知の上で、試練に臨むシーウェイブスを応援したいと思います。

     

    【がんばろう東北!日本!】

    4月17日は、秩父宮で、

    RUGBY FOR ALL ニッポンのために!」

    (東日本大震災 復興支援イベント)が行われます。

    7人制&15人制の日本代表選手有志、トップリーグ・キャプテン会議のメンバーらが参加して、トークイベントや募金活動を行います。グラウンドではなく、駐車場やコンコースを使っての開催だというから、選手と間近で交流できそうです。

    当日は12時から14時まで(予定)、入場無料です。駆けつけましょう!

     

    4月10日(日)は、前週3日に引き続き、早慶明3大学ラグビー部による合同募金活動第2弾!

    ふたたび銀座5丁目交差点(銀座通りとみゆき通りの交差点)で、13時から15時まで、雨天決行!

    集めたお金は、日本赤十字社を通じて被災地支援のために寄付します。

    ちなみに初日の3日は、1日で135万7000円が集まったそうです!

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  • 便利は不便?

     

    気仙沼の同級生Tより依頼された、宮城県警のHPから被災者リストをプリントアウトしてFAXする。

    Tの自宅は被災を免れ、電気も電話も復旧しているけれど……。

    「ウチはインターネットをケーブルテレビから繋いでいて、それが復旧しないのよ」

    デジタルよりもアナログが強いってこと、結構ある。

     

    先日のブログでも紹介した、遠野から釜石に向かう仙人峠道路。

    「狭い・怖い・時間がかかる」と酷評された旧道にかわり、4年前に開通したのが長大トンネルと天翔る橋が連続する新仙人道路。

    だけど、今回の地震で不通になったのは新道。奈落の底に落ちる道、旧仙人道路が、緊急車両専用道として、内陸と釜石を繋ぐライフラインになりました。

     

    昔、ドラマ「北の国から」で、地井武男さん演じる「ナカちゃん」が、オール電化住宅を新築したあとで停電に遭って言った「便利って不便だねえ」という言葉を急に思い出しました。

     

    【ツール・ド・東京】

    都内某出版社で打ち合わせ。

    最高気温20度の予想。自転車には好コンディションだけど、着る者のチョイスは難しい季節。長袖インナーに長袖サイクルジャージー、アームウォーマーで片道約15キロを出動。満開になった桜に寄り道しながらポタリング気分で走ったので、軽く汗ばむ程度でちょうど良かったかな。帰りはプラスウインドブレーカー。

     

    しかし、ガソリン不足と節電指向で、都内は自転車が急増中。

    それ事態は歓迎だけど、ノーヘルで車道を走り、後方確認もしないで膨らむ危ない自転車も急増してます。

    アーバンサイクリストの皆さん、事故をもらわないよう、くれぐれもご注意ください。

     

     

     

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  •  【釜石より3】
    昨夜遅く、釜石から帰京しました。
    新幹線が不通、羽田−新花巻の臨時便は本数が少ないこともあり、今回は秋田空港経由のルート。釜石には何度も、いろんな交通手段で通ったけれど、このルートはさすがに初めてでした。

     
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  • 釜石から 2

     【釜石取材2日目】

     

    釜石は市中心部の主要ホテルは被害が大きく、遠野で宿泊。釜石から遠野へ向かう夜道、車の窓からすごい星空を見ました。

     

    釜石での取材2日目。

    昨日は4年前にできた「新仙人道路」を通ったけれど、同行の編集者Nさんに、過去、初めて釜石を訪れた幾多の人を恐怖に陥れた「旧仙人道路」にご案内する。奈落の底へ落ちるような急坂。ブレーキが利かなくなったときのための緊急避難路を初めて見たNさん驚愕。

     

    釜石陸上競技場には、兵庫県から派遣された緊急用ヘリが待機していました。


    シーウェイブスのクラブハウスに着き、昨日に引き続き、仲上主務にクラブハウス避難所生活を振り返ってもらう。

    「長丁場になるのは間違いないから、まず、無理しないこと、疲れないことをみんなと約束しました。大人が疲れると、不安になって、一緒にいる子供にも伝わるから」

    うーむ。含蓄ある言葉。みごとな采配でしたね。

     

    クラブハウスには、全国から届けられた支援物資が山と積まれていました。

    それから市内へ移動。被災地の現実を目にする。対策本部には、行方不明者の安否情報を求め、連絡を求めるメモの山。正視できない。

    市街地では、気仙沼でもそうだったけれど、クルマがそこらじゅうで、まるで「いろはす」のペットボトルを「くしゃ」とねじったように潰れている。現実感のない光景がどこまでも続く。「呑兵衛横町」も瓦礫の山。以前、取材のあとで善幸さんと、桜庭さんと、アンガスと、痛飲した店はどこだったか……。

     

    だけど、気仙沼や南三陸などと比べると、意外と建物が残っている感じもした。

    「釜石は、湾口防波堤があったからまだ被害が少なかったんです」

    取材中、何人かの人からそう聞きました。深さ65メートル、ギネスブックにも掲載されたという、海の底から聳え立つ巨大防波堤は、巨大津波の威力を抑えてくれたのでしょう。

     

    1泊2日の釜石。考えさせられることの多い、濃密な取材でした。詳しくは4月25日発売のラグマガ6月号で。


    ※釜石シーウェイブスについて詳しく知りたい方は、前著「釜石ラグビーの挑戦」(右にバナーあり)をご一読下さい。
    ※ネットで読める過去の釜石関連記事
    2004年12月 夢を取り戻せるか、2005年、釜石の挑戦(Number)
    http://number.bunshun.jp/articles/-/10544
    2001年2月「鉄人」を継ぐもの―釜石の財産を活かせ(スポーツナビ)
    http://sportsnavi.yahoo.co.jp/rugby/other/column/2001/ZZZN0S65V1D.html

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  • 4月4日(月)
    【釜石】
     きょうは釜石に来ていました。4月25日発売のラグマガ6月号の取材です。

    仲上主務と記念写真。電話で無事は確認していたけれど、会えてやっぱりホッとしました。

    こちらでは、高橋GM、最後まで安否が分からなかった小原選手、副将としてチームを引っ張ってきた菅野選手、新日鐵時代から唯一のメンバーである三浦選手にインタビュー。釜石高校の選手にも話を聞くことが出来ました。詳しくはラグマガに書きますが、いろいろ考えさせられ、勇気づけられる取材でした。

    今春で引退した「釜石のスーパーブーツ」津嶋選手。クラブハウスでの取材中、ちょうど陸前高田市の実家からの差し入れも含めて支援物資を届けてくれました。写真は撮れなかったけど、この直前には、OBの椎村選手も東京から遠路支援物資を届けてくれました。釜石、熱いなあ。

    【4月17日は秩父宮へ】
    東京セブンズが行われるはずだった4月17日(日)、秩父宮ラグビー場で「RUGBY FOR ALL」と題した被災地復興支援イベントが行われることが決まりました。
    4月17日、12時から14時まで、7人制日本代表選手、15人制日本代表選手、トップリーグ・キャプテン会議メンバーなどが参加して、募金活動やチャリティートークショーを行う予定。
    参加選手などは追って発表されるとのことです。
    どうぞ、4月17日は開けておいて下さい!
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  • 【早慶明3大学募金活動】
    正午から銀座。早慶明3大学ラグビー部の合同募金活動の様子を取材へ。

    「私たちは早稲田大学、慶応大学、明治大学のラグビー部員です!」
    季節が逆戻りしたような冷気に包まれた銀座通りに、逞しい声が響きました。
    3大学は、もともと4月にオール早慶明シリーズで対戦する予定でした。
    それが、地震の影響を鑑みて4月の試合がすべて中止に。
    そこで、被災地支援に何か動きを起こしたいという思いで3大学の監督が連絡を取り合い、今回の合同募金活動が実現しました。
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  •  4月2日(土)、オーストラリアではワールドセブンズシリーズ・アデレード大会が開幕。ジャパンは最初のサモア戦に7−40で敗れた後、南アフリカと対戦。

     前半はトゥキリと坂井のトライで12−0までリードしたけれど、後半3トライを奪われ12−21で逆転負け。キャプテンの山内(トヨタ自動車)や核弾頭のテアウパ(大東大)が出場していないところを見ると、怪我人が相当出ているみたい(岩渕コーチも途中出場していたくらい)。

    最後のフランス戦は、7−40と大敗してしまいました。
    今日のボウル戦に期待しましょう!

    というわけで、GO JAPAN GO! これはセブンズ王国、フィジーのジャパン応援団

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  • プロフィール

    20110608-otomo.jpg

    大友信彦
    (おおとものぶひこ)

    1962年
    宮城県気仙沼市生まれ


    早稲田大学第二文学部卒業。
    1985年からフリーランスのスポーツライターとして『Sports Graphic Number』で活動。
    '87年からは東京中日スポーツのラグビー記事も担当し、ラグビーマガジンなどにも執筆。

    ラグビー専門ウェブマガジンRugbyJapan365スーパーバイザー。

    『再起へのタックル』(洋泉社)
    『ザ・ワールドラグビー』(新潮社)
    『奇跡のラグビーマン 村田亙』(双葉社)
    『釜石ラグビーの挑戦』(水曜社)

    など著書多数。

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